2017年5月20日、21日に京都勧業館 みやこめっせにてインディーゲームの一大祭典“A 5th of BitSummit”が開催。『メゾン・ド・魔王』の開発メーカー・プチデポットは、新作の『グノーシア』をプレイアブル出展した。その体験リポートをお届け。
→『グノーシア』発売後の評価・感想をお届けするレビューを掲載中!
最新作は人狼をモチーフにしたゲーム
2017年5月20日、21日に京都勧業館 みやこめっせにてインディーゲームの一大祭典“A 5th of BitSummit”が開催。プチデポットは、大ヒットタイトル『メゾン・ド・魔王』のNintendo Switch版の試遊バージョンとともに、本イベントで一般初公開となるプレイステーション Vita用ソフト『グノーシア』(2017年発売予定)をプレイヤブル出展した。そのプレイ感想を、いち早くリポートする
『グノーシア』序盤2周+αのプレイリポート!
人間と人間のふりをして紛れ込んでいる“人狼”が、それぞれの生存をかけて討論をくり広げるパーティーゲーム“人狼ゲーム”を題材に、SFテイストの世界設定などのアレンジ要素を加えて開発されたという『グノーシア』。1プレイ約15分の人狼ゲームを何度もくり返すことで、登場人物や役職(闘論の展開を左右する特殊能力を持った役割)が解除されていったり、プレイヤーのレベルアップなどの成長要素が導入されている。
今回はチュートリアル要素の強い序盤をプレイしたが、2周目でグノーシア感染者を見破れる役職“エンジニア”(人狼ゲームでいうところの“占い師”)が登場、3周目で新たな登場人物が加わる……など、人狼ゲームを初めてプレイする人も自然にゲームルールを飲み込める作りになっていることがうかがえた。抒情的なサウンドや、登場人物の思わせぶりな表情変化によって、物語世界への感情移入度も高められ、じっくり遊ぶほどに深みが増すゲーム性との印象を受けた。
ひとりで何度でもできる本格的なコンピュータ人狼ゲームを、とのコンセプトで制作された『グノーシア』。会場で実際にプレイすることで発見できる驚きもあるので、興味がある人はこの機会にプレイしてみよう。