個性的なキャラたちと、果てることのない宴を! プチデポット新作『グノーシア』プレイリポート【A 5th of BitSummit】

2017年5月20日、21日に京都勧業館 みやこめっせにてインディーゲームの一大祭典“A 5th of BitSummit”が開催。『メゾン・ド・魔王』の開発メーカー・プチデポットは、新作の『グノーシア』をプレイヤブル出展した。その体験レポートをお届け。

●最新作は人狼をモチーフにしたゲーム

 2017年5月20日、21日に京都勧業館 みやこめっせにてインディーゲームの一大祭典“A 5th of BitSummit”が開催。プチデポットは、大ヒットタイトル『メゾン・ド・魔王』のNintendo Switch版の試遊バージョンとともに、本イベントで一般初公開となるプレイステーション Vita用ソフト『グノーシア』(2017年発売予定)をプレイヤブル出展した。そのプレイ感想を、いち早くリポートする


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▲『メゾン・ド・魔王』と同じ開発スタッフが、同作の完成後からずっと開発してきたという『グノーシア』。今回のブース出展では、リリース版とほぼ同等の内容のバージョンが披露された。

■『グノーシア』序盤2周+αのプレイリポート!

 人間と人間のふりをして紛れ込んでいる“人狼”が、それぞれの生存をかけて討論をくり広げるパーティーゲーム“人狼ゲーム”を題材に、SFテイストの世界設定などのアレンジ要素を加えて開発されたという『グノーシア』。1プレイ約15分の人狼ゲームを何度もくり返すことで、登場人物や役職(闘論の展開を左右する特殊能力を持った役割)が解除されていったり、プレイヤーのレベルアップなどの成長要素が導入されている。


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▲ゲーム開始直後のチュートリアルでは、5人のメンバーの中に潜んでいるグノーシア感染者を探し出すことに。各人物の情報が少ない中、メンバーの発言に同調したり、疑ったりといった基本的な進め方を、自然な流れで覚えられる。

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▲討論が終了すると、グノーシア感染者と思われる人物の投票に。最多得票者は、実際にグノーシア感染者かどうかは不問でコールドスリープされる。この段階ではまだ、よくわからないうちに事が進んでいるという印象。

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▲各種メニュー画面では、討論のログや投票結果を確認できる。日数が経過するごとに、これらの情報を確認することが、グノーシア感染者をあぶりだす重要なヒントになってくるのだ。

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▲日数が経過するごとに、特定の登場人物とのちょっとしたイベントシーンが挿入される。最初は何者かわからなかったキャラクターたちの人柄や背景ストーリーを垣間見ることができ、親近感が徐々に上がっていく。

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▲1日が経過した時にグノーシア感染者が生存していると、ひとりの人間が犠牲になる。決着がつくまではこれが繰り返され、どちらかの陣営が勝利を治めた時点で状況がリセットされる。

 今回はチュートリアル要素の強い序盤をプレイしたが、2周目でグノーシア感染者を見破れる役職“エンジニア”(人狼ゲームでいうところの“占い師”)が登場、3周目で新たな登場人物が加わる……など、人狼ゲームを初めてプレイする人も自然にゲームルールを飲み込める作りになっていることがうかがえた。抒情的なサウンドや、登場人物の思わせぶりな表情変化によって、物語世界への感情移入度も高められ、じっくり遊ぶほどに深みが増すゲーム性との印象を受けた。
 ひとりで何度でもできる本格的なコンピュータ人狼ゲームを、とのコンセプトで制作された『グノーシア』。会場で実際にプレイすることで発見できる驚きもあるので、興味がある人はこの機会にプレイしてみよう。


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▲「一作一作入魂で開発しているので、ぜひ楽しんでください!」と。プチデポット代表の“めづかれ”こと川勝徹氏。