プロトタイプは、プレイステーション Vita用ソフト『FLOWERS冬篇』を、2018年3月16日に発売する。
以下は、メーカーリリースを引用して掲載
いつまでも一緒にいたいと想える人はいますか──
Introduction 作品紹介
百合系ミステリィアドベンチャー「FLOWERS」シリーズの最終季「冬篇」がPS Vitaに登場!
「FLOWERS」は、数々の本格的なミステリィアドベンチャーゲームを世に送り出してきたPCゲームブランド「Innocent Grey」により、「百合」「季節と共に成長してゆく少女たち」をテーマに制作された全4作のアドベンチャーゲームです。
2014年4月にPC用ソフトとして第一作目である春の物語「FLOWERS(春篇)」が発売され大きな話題となり、同年10月にはPSP版とPS Vita版も発売となりました。そして翌年、2015年4月にはPC用ソフトとして続編「FLOWERS 夏篇」が発売され、同年10月にはPSP版、PS Vita版も発売。続いて2016年5月にPC用ソフト「FLOWERS 秋篇」が発売され、同年11月にPS Vita版が発売。森に囲まれた全寮制のミッション系女学院を舞台に、少女たちの友情、成長、そして純愛を描き上げ、大好評を博しています。
そしてこの度、2017年9月15日にPC用ソフトとして発売されたばかりのシリーズ最終季「FLOWERS 冬篇」が、早くもPS Vitaに登場します!
Feature of PS Vita PS Vita 版の特徴
◆PC版の色味に近づける「色合い調整機能」付き!
「FLOWERS 冬篇」の原作はPC 用ソフトのため、グラフィックは一般的なPC用液晶モニターにあわせて彩色されています。
一方、PS Vitaは構造そのものが液晶モニターとは大きく異なる「有機EL」を搭載した1000シリーズと、構造はPC用液晶モニターに近いものの黄色みがかった浅めの発色になる2000シリーズがあり、どちらも一般的なPC用モニターとはかなり違った色味になっていました。
そこで、代表的なPC用ディスプレイメーカー「EIZO」のLEDバックライトディスプレイ「EV2736W-FS」を初期出荷状態で使用し、そこで表示される色合いとPS Vitaの色合いを比較。より「EV2736W-FS」の印象に近くなるように、PS Vitaで表示されるグラフィックの色変換を行う機能が「色合い調整機能」です。
「色合い調整機能」には以下の3タイプがあり、「タイプA」もしくは「タイプB」に設定した際には、それぞれの色合い調整の「適用量」も調節でき、お好みにあわせての画面設定が行えます。
・「調整なし」…PS Vita TVでプレイする際や、各々のPS Vita 固有の発色で楽しみたい方用です。
・「タイプA」…PS Vita 1000シリーズの有機EL 表示のビビッドな発色をおさえてPC 版に近づけます。
・「タイプB」…PS Vita 2000シリーズの液晶表示の色味を鮮やかにし、黄色みをおさえてPC 版に近づけます。
◆タッチスクリーン対応!
従来のボタン操作に加え、メッセージ送り、選択肢の決定、早送り&巻き戻し、選択肢ジャンプなどのあらゆる機能がタッチスクリーンにも対応し、PS Vitaならではの直感的操作で快適にプレイできます。
◆PS Vita TV対応!
PS Vita TVにも完全対応。テレビにつなげば大画面でのプレイも可能です。
Story 物語
《真実の女神に辿り着く為の鍵を教えよう》
八代譲葉の試練を乗り越えニカイアの会の会長と為った白羽蘇芳。
蘇芳は約束通り“始まりであり終わりの七不思議”の名を得た。
それが春に消えたアミティエ、匂坂マユリに繋がると。
冬月を迎えた聖アングレカム学院に起こる更なる苦難。
蘇芳は友人たちの力を借り幾多の困難に立ち向かっていくが──
「──私のことは忘れてほしい」
願い求めていた彼女の言葉によって打ちのめされてしまう。
再び現れる義母の陰、すれ違う想い、思わぬ再会は彼女に何をもたらすのか。
終わりの季節がすべてを融かす──
《真実の女神に辿り着く為の鍵を教えよう》
八代譲葉の試練を乗り越えニカイアの会の会長と為った白羽蘇芳。
蘇芳は約束通り“始まりであり終わりの七不思議”の名を得た。
それが春に消えたアミティエ、匂坂マユリに繋がると。
冬月を迎えた聖アングレカム学院に起こる更なる苦難。
蘇芳は友人たちの力を借り幾多の困難に立ち向かっていくが──
「──私のことは忘れてほしい」
願い求めていた彼女の言葉によって打ちのめされてしまう。
再び現れる義母の陰、すれ違う想い、思わぬ再会は彼女に何をもたらすのか。
終わりの季節がすべてを融かす──
Stage 舞台
◆聖アングレカム学院
三年制のミッション系女学院。
一クラスに一人、クラス委員長(級長)が設けられクラスを取りまとめる。
また、生徒会に準ずるものとして“ニカイアの会”という生徒会組織があり、優秀な生徒が選ばれる。ニカイアの会の生徒は学院で行われる年間行事を取りまとめるのが主な活動。
代表的なものは“聖母祭”だが、他にも“新入生オリエンテーション”“健康診断”“フィールドワーク(遠足)”“宗教講演会”“合唱会”“礼拝”などを教師と共に執り行う。
◆アミティエ制度
未来を担う女性の育成を目指し、実践的なコミュニケーション能力取得の為に作られた教育システム。入学時に面接、筆記試験が行われ強制的にその者にもっとも適したアミティエ(疑似友人)をあてがわれるというもの。
これは全寮制という性格上、学院側から親しい者を作らせ生活に馴染ませるという理由と、卒業時に広くコミュニケーションが取れる人物を育てるという二つの理由からである。
Character 登場人物
白羽 蘇芳 (しらはね すおう)
CV:名塚 佳織
無口で心配性で小心者――。
ニカイアの会の会長となった蘇芳は、八代譲葉から受け継いだ文言を鍵とし本格的にマユリの消息と学院の謎に迫りつつあった。
しかし思うように調査が進まないままに会の仕事が増え焦燥感ばかりが募っていく……。
映画や小説を友にしていたため、会話の中で映画や小説の引用が出ることもしばしば。
趣味は文学・音楽・映画鑑賞。部活動は料理部。
1年生。アミティエは花菱立花。
匂坂 マユリ (こうさか まゆり)
CV:岡本 理絵
何事にも前向きで明るく周囲から慕われるクラスの中心人物だったマユリは、とある事情により学院を去ることになった。
旧友たちに別れを告げる間もなく姿を消してしまう。
家庭の事情で実家に帰ったと思われていたが……。
趣味はお菓子作りと映画鑑賞。部活動は美術部。
1年生。白羽蘇芳と花菱立花のアミティエだった。
花菱 立花 (はなびし りっか)
CV:明島 ゆうり
生真面目で面倒見の良い穏やかな性格。
元々クラス委員長として周りから信頼され慕われているが、匂坂マユリが学院から去った後、二つに分かれていた信頼は一極化され大きな影響力を持つようになった。
ニカイアの会の副会長となり、蘇芳と会を支えるために奮闘する。
何かに焦燥を募らせている蘇芳を心配しつつも、自分を頼ってくれないことに寂しさを感じている。
趣味は紅茶の茶葉集め。部活動は合唱部。
1年生。アミティエは白羽蘇芳。
八重垣 えりか (やえがき えりか)
CV:佐倉 綾音
人嫌いの変わり者。
男性的なしゃべり方をするが、これも他者との間に壁を持ちたいが故。一人を好むものの、からかう為には話しかけにもいく。
白羽蘇芳とは書痴仲間であり、互いに好きな作家を紹介し合うなど唯一胸襟を開く間柄である。
マユリを探すことに懸命な蘇芳を、持ち前の好奇心と頭脳を使ってサポートする。アミティエである千鳥との仲は良好。
趣味は読書と人の弱み探し。
1年生。アミティエは考崎千鳥。
考崎 千鳥 (たかさき ちどり)
CV:洲崎 綾
芸術家肌の変わり者。感情を表情に出さないため取っつきにくいと思われており、気になったことは素直に口に出し尋ねるためいらぬ騒動を起こすこともしばしば。
転入する前まで劇を中心とした芸能活動を行っており、下地であるバレエ、歌唱においては学院でも指折りである。
えりかとともに蘇芳のサポートをする。その過程で蘇芳と触れ合ううちに、えりかが蘇芳を好きな理由を理解し蘇芳と本について図書談義をするほどに。変わらずえりかのことが大好き。
趣味はクラシックバレエとボイスレッスン。
1年生。アミティエは八重垣えりか。
沙沙貴 苺 (ささき いちご)
CV:長妻 樹里
好奇心旺盛なトラブルメーカー。春を経て過度なイタズラ行為は控
えるようになったが、驚く顔が見たい、イタズラがしたい、というよりもふざけ合いはコミュニケーションの一つとして行っているのでこれからもなくなることはないだろう。
秋での様々な騒動を経て少しだけ大人に近づいた苺。
妹のことは勿論、周りが気づかない小さな変化も敏感に察する。
誤解されやすい性格は相変わらずだが、場の空気を読む感性は目を見張るものがある。
趣味は流行り物とカエルの置物集め。部活動は料理部。
1年生。双子の妹の林檎とアミティエ。
沙沙貴 林檎 (ささき りんご)
CV:長妻 樹里
怠け者気質のおっとり娘。
自分から能動的に行動することはないが、こと怪談系、不思議な逸話などには食いつき平素とは違う顔を見せる。
人気者の姉とは違い本来一人を好むも、そこつ者の姉のフォローをするため一緒に行動することが多い。
姉の苺同様にほろ苦い経験を経て大きく成長し、姉のことを今まで以上に大切に思うようになった。
鋭い観察眼と独特の感性で蘇芳を助ける。
趣味は読書と怪談話。部活動は料理部。
1年生。双子の姉の苺とアミティエ。
ダリア=バスキア
CV:高城 みつ
聖アングレカム学院教師兼シスター。
穏やかで包容力のある教諭だが、母というよりもおっとりとした姉といった風。
クラシックバレエに精通し、学院のバレエの授業は彼女が教えている。
冬になり、時折厳しい表情を見せるようになったダリア。
何か心配事があるようだが……。
趣味はガーデニング。
八代 譲葉 (やつしろ ゆずりは)
CV:瑞沢 渓
エキセントリックで行動的。
言動や行動が芝居がかっており、ともすれば変人だと思われそうな性格だが、憎めない人柄と、周りに目を配り気遣う好人物として生徒からの人望は厚い。
冬の初めに想い続けてきたネリネと結ばれるも二人は駆け落ちし、共に聖アングレカム学院から姿を消した。
学院では2年生で、ニカイアの会の会長を務めていた。
小御門 ネリネ (こみかど ねりね)
CV:西口 有香
敬虔なカトリック教徒であり善良で温和な好人物。
話し好きで常に誰かと触れあっていたい寂しがりやだが、現実離れした美しい容姿から壁を作られてしまうことが悩み。
譲葉と駆け落ちをしたネリネは譲葉とともに海の見える街で平穏な日々を送っている。
学院では2年生で、ニカイアの会の副会長を務めていた。
Special 特典情報
PS Vita用ソフト「FLOWERS冬篇」のパッケージ版の初回生産分特典として、ドラマCD「Candytuft」をご用意しています。
※PC初回限定版に同梱されていたドラマCDと同内容です。
※当ドラマCDのご鑑賞は、ゲーム本編クリア後をお勧めいたします。
※当特典はパッケージ外付けの特典として添付されます。
※在庫状況につきましては、各ショップ様にお問い合わせください。
PS Vita用ソフト「FLOWERS 冬篇」
◆タイトル FLOWERS冬篇
◆ジャンル 百合系ミステリィアドベンチャー
◆発売日 2018年3月16日(金)
◆価格 パッケージ版 希望小売価格…4,800 円(税抜) 5,184 円(税込)
ダウンロード版 販売価格…3,981 円(税抜) 4,300 円(税込)
◆対応機種 PS Vita(PS Vita TV対応)
◆ゲームデータセーブ先 メモリーカード(必須)
◆CERO レーティング 審査予定
◆原画 スギナミキ
◆シナリオ 志水はつみ
◆特典情報 パッケージ版 初回生産分特典:ドラマCD「Candytuft」