プロトタイプは、2017年12月21日に発売予定のプレイステーション Vita用ソフト『グリザイア ファントムトリガー 01&02』について、オープニングムービーと最新スクリーンショットを公開した。
以下は、メーカーリリースを引用して掲載
PS Vita版の特徴
壁紙集を追加!
「壁紙集には、PS Vitaのホーム画面およびスタート画面用にデザインされた壁紙を収録。最初から使える壁紙もあれば、特定のストーリーを読むと使えるようになる壁紙もあります。
ボイスコレクション機能を搭載!
ゲーム中のお気に入りのボイスを登録して、何度でも繰り返し聴くことのできるボイスコレクション機能を搭載。PS Vita版では、ボイスコレクション機能で登録したボイスをお好みの順番で再生(ゲーム中のBGMも設定可能)できるプレイリスト機能が追加され、自分だけのボイスドラマを作ってお楽しみいただくことも可能です。
タッチスクリーン対応!
従来のボタン操作に加え、メッセージ送り、早送り&巻き戻し、チャプタージャンプなどのあらゆる機能がタッチスクリーンにも対応し、PS Vitaならではの直感的操作で快適にプレイできます。
◆PS Vita TV対応!
PS Vita TVにも完全対応し、テレビにつなげば大画面でのプレイも可能です。
PC版の色味に近づける「色合い調整機能」付き!
『グリザイア ファントムトリガー 01&02』の原作はPC用ソフトのため、グラフィックは一般的なPC用液晶モニターに合わせて彩色されています。一方、PS Vitaは構造そのものが液晶モニターとは大きく異なる「有機EL」を搭載した1000シリーズと、構造はPC用液晶モニターに近いものの黄色みがかった浅めの発色になる2000シリーズがあり、どちらも一般的なPC用モニターとはかなり違った色味になっていました。
そこで、代表的なPC用ディスプレイメーカー「EIZO」のLEDバックライトディスプレイ「EV2736W-FS」を初期出荷状態で使用し、そこで表示される色合いとPS Vitaの色合いを比較。より「EV2736W-FS」の印象に近くなるように、PS Vitaで表示されるグラフィックの色変換を行う機能が「色合い調整機能」です。
「色合い調整機能」には以下の3タイプがあり、「タイプA」もしくは「タイプB」に設定した場合には、それぞれの色合い調整の「適用量」も調節でき、お好みにあわせての画面設定が行えます。
・調整なし…PS Vita TVでプレイする際や、各々のPS Vita固有の発色で楽しみたい方用です。
・タイプA…PS Vita1000シリーズの有機EL表示のビビッドな発色をおさえてPC版に近づけます。
・タイプB…PS Vita2000シリーズの液晶表示の色味を鮮やかにし、黄色みをおさえてPC版に近づけます。
※株式会社プロトタイプ公式ウェブサイト内「色合い調整機能」紹介ページ
System ゲームシステム
PS Vita用ソフト『グリザイア ファントムトリガー 01&02』は、アニメや映画を観るように、小説のページをめくるように物語を読み進めていくビジュアルノベルです。“操作していることを感じさせない操作性”を目指し、より感情移入しやすい環境を作った上、特殊かつ多様なエフェクトと映像、美しい音楽、そして秀逸なストーリーがプレイヤーを魅了します。
また、定評のある早送り&巻き戻し機能はもちろんのこと、より快適にお楽しみいただけるよう、多彩な機能を搭載しています。
・見たことのあるチャプターへのジャンプ機能
・バックログで選択したメッセージからの再開機能
・ロード地点からの巻き戻しも可能
・クイックセーブ&クイックロード機能
Story 物語
■Volume1
日米合同対テロ組織「防衛省中央調査部諜報2課分室」[Central Intelligence and Research Second]通称CIRS。海上油田爆発事故が引き金となりその存在は公のものとなった。秘匿組織としてのCIRSは刷新されて以降、極秘活動を引き継ぐ形で新組織SORDが発足された。将来的に国防を担う人材の育成を目的として設立されたSORDは、全国各地の学園組織に間借りする形で展開していった。
廃校後、施設の解体費用もままならぬまま放置されていた「美浜学園」は個人に買い取られ、新たに「特殊技能訓練校」としての役目を得た。そんな学園で、様々な理由で行き場を失くした少女達に与えられたのは銃と実弾。国防の名目のもとに、彼女達は命すらも顧みられることのない危険な超法規的活動を繰り返す。
「──私達は、この世界に生かしてもらっているんですよ…。でも、生かしてもらっているだけではダメなんです、それじゃあ生きている意味がない。だから、生かされるだけではなく、自分の力で生きるんです、戦い抜いて、生き残るんです。そして生き残った子だけが、生きることを許されるんです──」
どうせ磨り潰される命なら、銃を手にして戦うことを選んだ少女達の未来は…?
■Volume2
午前5時30分、K県U港──。入国予定だった海外からの要人が突如として姿を消した。美浜学園・SORDのメンバーは失踪事件の捜索支援を開始するが、消えた“荷物”を捉えようとする度に、それは手の中から逃げていく。
美浜学園の姉妹校「京船桜が丘」SORDのメンバーである、双子姉妹との協力および確執。そして──夜の街を疾走する謎の女ライダー「ソウル・スピード」の噂──。
追跡はやがて壮絶な死闘となり、心身ともに引き裂かれてゆく。しかしそれは、レナとハルトの出逢いにまで遡る過去への旅でもあった。
「──キミは何が得意ですか?」
「ただの泣き虫で弱虫です…人を殺すことしか出来ません…」
「…私を買うつもりですか…?」
「値段次第かな…」
彼女は救われたのだろうか? その行き先が、たとえ地獄だったとしても。