カプコンから2018年1月26日(金)に発売予定のハンティングアクション『モンスターハンター:ワールド』のメディア向け体験会が、2017年12月18日に開催された。ネルギガンテ討伐クエストの内容をリポートしていく。

 2017年12月18日、都内某所にて、カプコンから2018年1月26日(金)に発売予定のハンティングアクション『モンスターハンター:ワールド』のメディア向け体験会が行われた。会場では、ベータテスト版に含まれていた3つのクエスト(ドスジャグラスの狩猟、ボルボロスの狩猟、アンジャナフの狩猟)に加え、ネルギガンテの討伐が体験できた。取材に向かったファミ通ライター陣がプレイしたのは、もちろんネルギガンテ討伐。その模様をお届けしよう。“PlayStation Experience 2017”での取材陣は全員ネルギガンテに返り討ちに遭ったようだが、果たして今回の結果は……?

今回試遊したプレイヤー

ゴジラ太田(ライター)、堤教授(ライター)、ぽんきち(ライター)、ででお(週刊ファミ通編集者)

2017年12月23日13:30、プレイ動画を追加しました。

『モンスターハンター:ワールド』ネルギガンテ討伐

今回も「一狩り行こうぜ!」
試遊会場には『MH:W』グッズの数々が展示されていた。

まさに動く全身凶器……これはヤバイ!

 ネルギガンテは、飛竜種のディアブロスのような巨大な角を持ち、全身にトゲのようなものがビッシリと生えている。見た目の通り巨大な角は硬く、攻撃が弾かれまくり。そのため、側面や背後から翼や尻尾などを狙っていくとよさそうでした。しかし、ネルギガンテは強靭な前脚による振り上げ攻撃や、上体を持ち上げてからの全身による叩きつけ、尻尾振りなど、どこにいても強力な攻撃を食らう危険があります。さらに、ネルギガンテが地面にバタンと倒れこんだように見えることがあり「ダウンかな?」と思って油断していると、背中のトゲでタックルしてきたり、翼で自分の身を包み込むように丸まり、チャンスと思って近づいたところで大きく広げた翼に吹っ飛ばされるなど、フェイントのような攻撃も。ガードできない武器で挑む場合は、ネルギガンテの予備動作などをしっかり熟知していないと、あっという間に力尽きそう。

 ネルギガンテの攻撃の中でもヤバイと感じたのは、後方に少し飛んでから標的に向かって突っ込んでくる突進攻撃。まともに食らったら体力がほぼ満タンの状態から一撃で力尽きてしまいました……。あと、後方へ振り向きざまに前脚ですくい上げるような攻撃でも体力をごっそりと奪われたので、体力はつねに全快近くを維持しておきたいところですね。

 また、ネルギガンテの全身に生えているトゲは白から黒に徐々に変色していきます。白いうちは攻撃が弾かれることなくダメージを与えられましたが、黒くなったら攻撃が弾かれまくる状況に……。カッチカチやで!! お笑い芸人のザ●ングルも驚きそうなレベルです。トゲは一定ダメージを与えると破壊できるので、トゲが白いうちに集中攻撃すればいいんでしょうかね? なお、トゲは破壊してもまた再生してきます。ひたすら攻撃するしかないか?

 気になるのは部位破壊可能なところだと思いますが、尻尾の切断と、頭部の巨大なツノ2本の破壊は確認できました。ほかには、翼とかいかにも破壊できそうな感じでしたが……。破壊した部位からトゲが生えてこなくなったら討伐が少し楽になりそうなのにな……。とにもかくにも、へんな小細工はないパワー系のモンスターという印象。攻撃を食らうと恐怖ですが、ネルギガンテの動きに慣れてくれば狩猟が楽しそうなモンスターと感じました。
(Text by ゴジラ太田)

トゲが変色したときの緊迫感……!

 これまでの試遊では、導虫は緑色の光で導いてくれていましたが、ネルギガンテに向かう光の色は青色。色の違いからも、ネルギガンテが並のモンスターではないことを示しているのがわかります。導虫に従いながら、若干緊張しつつ痕跡を集めていたところ……すぐにネルギガンテを発見! 攻撃力の高さは言わずもがな、すばしっこく動き回るので、近接武器は攻撃を当てるのもたいへん。

 全身トゲだらけのネルギガンテは、再生能力がとても高いモンスター。傷ついた部位がたちどころに再生し(体力が回復しているわけではない様子)、トゲが伸びてくる性質があります。再生してトゲが伸びてくると、その部位を使った攻撃の威力がアップするうえ、攻撃時に飛び散ってくるトゲに触れてもダメージを受けてしまいます。ただ、トゲが白いうちはその部位の肉質が軟らかくなっているので、攻撃のチャンスになりそうですね。

 白いトゲは、破壊しないままでいると黒く変色。カチカチに硬くなって攻撃力だけでなく防御力も高い、というハンター泣かせの状態に。しかも、トゲが黒くなっている部位が増えると絶大な威力の突進をくり出してくるので、狩り中の緊迫感が増していきます。ちなみに、突進には黒く変色したものを含め、全身のトゲがすべて壊れる性質があるので、やり過ごせれば再びダメージを与えやすくなります。そのため、黒いトゲだらけになってろくにダメージが与えられなくなると、「早く突進きてくれー!」と思うことがしばしば。といっても、突進の攻撃範囲はとても広く、少し横に移動しただでは避けきれないので、ジャンプ回避やガードを駆使する必要がありました。

 制限時間が短い体験会の仕様ということもあってか、何回かチャレンジした感じ、ネルギガンテの体力はそれほど高いわけではなさそう。といっても、いつやられてもおかしくない緊張感があり、濃密な狩猟体験が楽しめるモンスターといった印象。いつ部位破壊するか、が狩りの焦点になるので、乗りや麻痺などの攻撃チャンスの時間をどこに持ってくるかが狩りのポイントになりそうですね。
(Text by 堤教授)

デカくて速くて強い! これぞメインモンスターの貫禄よ……

 今回取材した、『モンスターハンター:ワールド』プレス体験会。「1回目のベータテストが終わったばかりのタイミングで体験会……?」という疑問は、“メインモンスターであるネルギガンテ討伐クエストを体験できる”ことを聞いて、「あ、なるほど」に変わった。ついにというか、ようやくというか、本作の顔とも言うべきネルギガンテに挑戦できるとあっては、胸が高鳴らないわけがないでしょう!(大興奮)

 さて、今回体験できたのは、大蟻塚の荒地を舞台にしたネルギガンテ討伐クエスト。ベータテストやら何やらで荒地は歩きまくっているし、もはや庭みたいなもんだぜ! と意気揚々とくり出したはいいが、ネルギガンテの圧倒的なまでの迫力(気……ですかね……)に気圧されてしまい、先ほどの威勢はどこへやら。メインを張るモンスターなのだから当たり前ではあるのだが、くり出す攻撃がどれも強烈過ぎて恐怖を感じるほど。デカいくせに速い、そして当たると痛いというメインにふさわしい攻撃に、悲鳴を上げて逃げ惑う自分。あまり周囲の様子を見ている余裕はなかったが、同行したメンバーも攻めあぐねているようだった。油断すると本当の意味で“持っていかれる”ので、それもいたしかたない。

 特徴的なのは、全身を覆う“トゲ”だ。白いうちはいいが、時間経過で黒に変色し(トゲ自体も若干増えているのか、だんだんモコモコしてくるが可愛くはない)、肉質が硬質化。トゲは破壊できるものの、攻撃を弾かれるとその隙に手痛い一撃を受けてしまうため、どうしても手を出しにくくなってしまう。さらに、黒いトゲが多くなると、空中からの突進攻撃、少し飛び上がってからの強烈な叩きつけ攻撃をくり出すようになり、いずれも致命的なダメージを受けるすさまじい破壊力。とくに後者は攻撃時にトゲが飛び散るために避け切るのが難しいうえ、うまく避けられたとしても震動が発生し、その後に来る攻撃が。この辺はしっかりとした対策を練る必要があるだろう。マジきついので……。

 しかしこのネルギガンテ、かなり“漢らしい”モンスターだと感じた。今回の試遊では、毒や麻痺といった状態異常攻撃などは使ってくる様子はなく、まさに力こそパワー、小細工など必要なしと言わんばかりの物理攻撃オンリー。見た目から受ける“強そう”という印象そのままのシンプルな強さなので、相手にしていて気分がよく、とても楽しい。

 15分という制限時間の短さもあり、2回は共に脚を引きずらせるにいたるも、時間切れで失敗。そして3回目の挑戦で……ついに討伐成功! 最後の総力戦はやや捨て身感もあってか、画面がエフェクトの嵐でとんでもないことになっていた(笑)。なんともいえない高揚感、そしてひと仕事終えた感。手のひらを見れば、当然のごとく汗でべっとりだった。製品版が出たときは、武器や防具を作るべく、何度も討伐へ向かうであろうことは、いまからでも容易に予想がつく。全身ネルギガンテの装備で固めたら、俺、オンラインデビューするんだ……(フラグ)。
(Text by ぽんきち)

※プレイ時の動画は、準備ができ次第アップ予定です。

 最後に、『モンスターハンター:ワールド』のディレクターを務める徳田優也氏に、ネルギガンテの見どころをうかがった。

『モンスターハンター:ワールド』のディレクターを務める徳田優也氏。

徳田優也氏(とくだゆうや)

『モンスターハンター:ワールド』ディレクター

――これまでにも何度か、メディアがネルギガンテ討伐を体験する場が設けられましたね。討伐成功率はどのくらいでしょうか?

徳田 (試遊会で)1日あたりひと組、討伐成功者が出るかどうかを目安に難度を調整しています。“PlayStation Experience 2017”では2日間でふた組、ジャンプフェスタ2018でも1日1組ずつクリアしていまして、ある意味狙った通りの結果になったと思っています。

――つまり、残り6秒でクエストクリアできた我々はハンターとして優秀なことが証明されたと……?

徳田 討伐おめでとうございます。でも3回挑んで3回目の成功ですよね?

――……。結果は置いといて、試遊版では15分という制限時間がありましたが、製品版では通常の時間で狩れるのですか?

徳田 そうですね。装備をしっかり整えてから挑むこともできるので、難しいかどうかはプレイヤーの進行具合によります。

――製品版でのネルギガンテ、楽しみにしています! 最後に、ネルギガンテの見どころをお聞かせください。

徳田 今回触っていただいた皆さんはわかったと思いますが、アクション性が高いモンスターになっています。立ち回りの成功、失敗がわかりやすくなっていますので、ぜひご期待ください。

『モンスターハンター:ワールド』ネルギガンテ討伐

2017年12月19日18時……表記を一部修整しました。
2017年12月23日13:30……プレイ動画を追加しました。