10月31日に行われた『Destiny 2』のメディア向けプレゼンの模様をお届けしよう。

“CURSE OF OSIRIS”で、『Destiny 2』は新しいチャプチャーに突入する

 2017年11月1日~5日まで(現地時間)、フランス・パリにてゲームイベントParis Games Week 2017が開催。開催2日前の10月30日に行われたソニー・インタラクティブエンタテインメントヨーロッパ(SIEE)主催による“PlayStation Media Showcase 2017”を受けて、翌10月31日には、カンファレンスでお披露目されたタイトルを掘り下げるBCDセッションが行われた。BCDとはビハインド・クローズド・ドアの略で、まあ、メディア向けのセッションのことだ。

 まず、記者が参加したのが『Destiny 2』のプレゼン。先日トレーラーが公開されたばかりのエクスパンション第1弾“CURSE OF OSIRIS”の概要を紹介するセッションとなる。プレゼンを担当してくれたのは、バンジーのエグゼクティブプロデューサー、ナイア・シーザッド氏だ。

 さて、“CURSE OF OSIRIS”のキーパーソンとなるのは、『Destiny』にも登場したワォーロックのオサイラス。「前作で人気のキャラクターだったので、今回登場するのはうれしい」とはシーザッド氏のコメント。“CURSE OF OSIRIS”では、『Destiny 2』後のストーリーが描かれており、新しい場所であるMERCURY(水星)が舞台となる。敵であるVEXを追いかけて失踪してしまったオサイラスをMERCURYに探しにいく……というのが、“CURSE OF OSIRIS”の目的となる。ちなみに、“CURSE”というのは、“呪い”という意味。呪いを駆使するオサイラスは追放されてしまっており、対VEXで何か重要なカギを握っているのでは……と目されている。

 セッションでは、“CURSE OF OSIRIS”の登場キャラクターとして、オサイラスのゴーストである“サギーラ”のほかに、こちらも前作からの登場となる修道士バンス、そして、オサイラスをかつて師として仰いだイコラ・レイが登場するとのこと。「ダウンロードコンテンツでも、魅力的なキャラクターは健在ですよ」とシーザット氏。

 また、MERCURYには新しいソーシャルスペースとして、Lighthouseも登場する。Lighthouseは『Destiny』にも登場しており、“オシリスの試練”をプレイしたユーザーは入ることができた。それが、今回はすべての人が入れるようになっているという。

 そのほか、“CURSE OF OSIRIS”では、「新しいクエスト、ミッション、ストライク、アドベンチャー、レイドアクティビティが入っています」(シーザット氏)とのこと。詳細については追ってアナウンスされるとのことだ。

 “CURSE OF OSIRIS”では、キャラクターレベルは25まで、パワーレベルは330までだという。

 最後にシーザット氏は、「“CURSE OF OSIRIS”でストーリーやキャラクターを作るのはとても楽しい作業でした。ふたりの強いキャラクターといっしょに仕事をするのは光栄なことでした」と語り、プレゼンを締めくくった。

『Destiny 2』はリッチなコミュニティーがある

 ナイア・シーザッド氏のプレゼンのあとは、プロジェクトリード サム・ジョーンズ氏とアートディレクター デーブ・マシューズ氏へのQAが行われた。以下、そのやりとりをご紹介しよう。

プロジェクトリード サム・ジョーンズ氏(左)とアートディレクター デーブ・マシューズ氏(右)。

――“CURSE OF OSIRIS”の見どころを教えてください。

デーブ ふたつあります。まずはアクション。アクションは『Destiny』ではつねに大きな部分を占めるのですが、さらなるアクションに磨きをかけていきたいと思っています。もうひとつが強力なストーリー。“CURSE OF OSIRIS”では、オサイラスに何が起きたのかを巡って、深みのあるストーリーが展開されますよ。

サム 今回のエクスパンションは、『Destiny』ユニバースにとって、新しいチャプチャーとなります。舞台となるのはMERCURYで、これまでに出てきたロケーションを補足する形になります。“CURSE OF OSIRIS”をプレイすることで、プレイヤーはより深くMERCURYのことを知ることになります。今回は、ソーシャルエリアのLighthouseもあります。探索できる非常に多くのスペースがあるので、楽しみにしていてください。なお、Lighthouseは、前作で“オシリスの試練”というPvPを体験している方はご覧になったかと思いますが、それをさらに拡張させた形になっていて、『1』と『2』をつなぐポイントになっています。
 “CURSE OF OSIRIS”では、オサイラスというキャラクターを深く知ることになります。オサイラスは、イコラのメンターで、その志向や考えかたが原因で追放されることになります。その後オサイラスが失踪したということで、イコラはプレイヤーにMERCURYに行き、VEXの活動を探るように依頼するのです。“CURSE OF OSIRIS”では、オサイラスに何が起きたのか……を探っていく物語とも言えます。

――DLCでもキャラクターの魅力は相変わらずのようですね。

デーブ エクスパンションは、特定のキャラクターについて、よく知る機会です。今回は、それがオサイラスでした。彼は“グレートウォーロック”を呼ばれているが、それはどういう意味なのか、『Destiny』に登場したほかのキャラクターとオサイラスとの関係などが、ストーリーを通して理解できるでしょう。

――“CURSE OF OSIRIS”のプレイ時間はどれくらいになりますか?

サム 『Destiny』のDLCと同じくらいのボリュームになります。

――『Destiny 2』がリリースされてから2ヵ月近く経ちますが、ユーザーからの反響はいかがですか?

サム バンジーは、プレイヤーさんからの意見を聞くのは大歓迎です。コミュニティーとの会話のなかでは、つねに改善できるポイントを見つけています。皆さんの意見はしっかりと聞いています。コンベンションなんかで、『Destiny 2』のコスプレをしてくれるのは、とてもうれしいです。グローバルで、非常にリッチなコミュニティーが広がっていますよ。ちなみに、『Destiny 2』が世界の多くの人に届いているので、さらに言語を充実させる努力をしています。といいますのも、自国の言語でプレイすることで、ゲームをより身近に感じることができるからです。『1』に比べて『2』は、より言語が充実していますよ。

――ユーザーからのフィードバックを受けて、今後改善したいポイントなどありますか?

デーブ 『Destiny 2』は、世界中に健全なコミュニティーがあり、フィードバックはつねに受けています。『Destiny 2』はつねに進化をしており、今後も改善を重ねたいと思っています。新しいアクティビティーやリワード、チャレンジに取り組んでいきます。バンジーにはライブゲームチームがいまして、アクティビティ-を継続して、シリーズを通して設定しています。これにより、ユニバースをつねに拡張しています。

――“CURSE OF OSIRIS”を楽しみにしているファンに向けてメッセージをお願いします。

デーブ 『Destiny 2』をプレイして、リッチなワールドを体験してみてほしいです。『Destiny 2』の豊穣なワールドは、つねに拡大し続けています。日本のプレイヤーにもそんなワールドを見ていただきたいですし、『Destiny 2』ワールドに存在するキャラクターたちに、ぜひ会ってみてほしいです。