『鋼の錬金術師』を原作にした実写映画版について、本予告が解禁された。

以下は、メーカーリリースを引用して掲載

エドとアル/兄弟二人の絆が今試される。
本編完成に荒川弘先生絶賛のコメント!
MISIA主題歌入り、本予告遂に解禁!

 
 壮大なスケ―ルと世界観、想像を超越した物語で、海を越えて世界中を魅了し驚異の“ハガレン”現象を巻き起こす今世紀最大級の傑作コミックが実写化! 全世界待望のファンタジー・エンターテイメント超大作『鋼の錬金術師』が12月1日に公開となります!
原作はシリーズ全世界累計7,000万部超の大ベストセラー、月刊「少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載された荒川弘による国民的人気コミック。幼き日に最愛の母親を亡くした兄・エドと弟・アルの波乱に満ちた旅と成長のストーリーは、今もなお世界中のファンを魅了し続けています。

 10月25日(土)より開催されるアジア最大級の映画の祭典「第30回東京国際映画祭」オープニング上映作品として、世界で初めての公式上映が決定。同映画祭のオープニング作品で邦画が上映されるのは10年ぶり、日本のコミックが原作の映画がオープニングとして上映されるのは史上初! 主題歌にMISIA書き下ろしの新曲「君のそばにいるよ」、そしてIMAX&4DX上映も決定し、邦画最大級規模のスクリーン数で公開。更なる注目が高まっています!

映画『鋼の錬金術師』本予告が解禁 兄弟ふたりの絆がいま試される_01

この度、本作の本予告が解禁!原作者・荒川弘先生の大絶賛コメントが到着!
 全世界待望の感動の冒険ストーリー、映画『鋼の錬金術師』がついに完成! そして本編に対して、原作者・荒川弘先生、そしてアニメ版ハガレン声優の朴璐美さん、釘宮理恵さんから絶賛コメントが到着! 荒川弘先生は「『エドがいる!』って驚いて、冒頭からアクション全開で一気に世界観に引き込まれました。エンドロールできっと、涙が溢れてくると思います。純粋に楽しかった。自分でマンガを描いておいて何ですが(笑)」と大絶賛! アニメ版のエドの声を担当した朴璐美さんは「ここに新たな『鋼の錬金術師』が誕生した・・・と胸が震えるほどに、実写版としての魅力に溢れていました。とにかく観てほしい!」と、心が揺さぶられたことを明かし、アルの声を担当した釘宮理恵さんは「とてもとても感動しました。色々な気持ちが溢れてきて、いつも応援して下さっている皆様と分かち合いたいな、と思いました。」と本作に感動し、共感したことを明かしています。

 さらに解禁された本予告では、MISIAさんによる書き下ろしの主題歌「君のそばにいるよ」と共に、エドとアル兄弟の失った身体を取り戻すために絶対に必要な<賢者の石>を探す壮大な旅が描かれていきます。オートメイル<機械鎧>技師として、エドとアルの兄弟を心身両面から支える幼馴染のウィンリィ役の本田翼さん、「焔の錬金術師」と畏怖されているマスタング大佐役のディーン・フジオカさん、ホークアイ中尉役の蓮佛美沙子さん、エドたちを優しい眼差しで見守る友情と家族愛に満ちたヒューズ中佐役の佐藤隆太さん、キメラ(合成獣)研究の権威として知られる「綴命(ていめい)の錬金術師」と呼ばれるタッカー役の大泉洋さん、エドたち兄弟の手助けをするハクロ大佐役の小日向文世ら、オールスターキャストが登場!

そして、<賢者の石>の存在を知ったアルを、「色欲」の名を持つ美しい女性の姿をしたホムンクルス(人造人間)のラスト役松雪泰子さん、エンヴィー役の本郷奏多さん、グラトニー役の内山信二さんらが襲い掛かり、さらには兄弟であるアルが「この空っぽの身体で何を信じればいいんだよ!」と肉体を持たない自身の存在についての悲痛な思いをアルにぶつけ、ウィンリィがそんな兄弟の姿を見て涙するシーンも収められています。<賢者の石>の秘密、渦巻く恐大な陰謀とは? 果たしてエドとアルに待ち受ける運命とは!?

 本作のメガホンをとるのはジェームズ・キャメロン監督の下『タイタニック』(1997)のCGを手掛け、『ピンポン』(2002)で日本映画の新たな扉を開いた映像のスペシャリスト曽利文彦監督。曽利監督は「この映画には描くべきテーマがありました。伝えたい絆がありました。笑ったり、泣いたり、驚いたりの連続ではありますが、ご覧いただいた後に皆様に何か少しでも心に残る者があればこの上ない喜びです」と、本作で伝えたかった想いを明かしています。壮大な旅の中で描かれる怒涛のアクション、そして二人の兄弟の絆が試されるエモーショナルなストーリーにぜひご期待ください!

 撮影はイタリアからクランクイン、トスカーナ地方に残る本物の石畳や建物、現存する1世紀前の貴重な蒸気機関車など古きものと新しい技術を融合させ、原作コミックスの世界観を再現。製作期間、総カット数共に日本映画史上最大規模となる、1年間にもおよぶVFX作業を経て完成。『ハリー・ポッター』シリーズで全世界に魔法をかけたワーナー・ブラザース映画が、今回は邦画で、ファンタジー溢れる「ハガレン」ワールドに総力をあげて挑む。邦画の未来を切り開く映画『鋼の錬金術師』の公開が今から待ちきれません!

【STORY】 
「返せよ、足だろうが、両腕だろうが、心臓だろうが、くれてやる。だから返せよ!たった1人の弟なんだよ!」
大好きだった亡き母を生き返らせようと、幼い兄弟は最大の禁忌(ルビ:タブー)を侵した──。
「これだ!この理論なら完璧だよ! 母さんを生き返らせることができる!」
幼くして錬金術の天才的な才能を見せるエドは、弟アルと、ついに"人体錬成"の理論にたどり着く。
母さんにもう一度会いたくて、その笑顔が見たくて…、迷わず前に進んだ幼い兄弟の運命はしかし非情なものだった。二人の錬成は失敗し、エドは左脚を、アルは身体全部を代価として"持っていかれて"しまう。
瀕死のエドはとっさに無謀な再錬成に挑み、右腕と引き替えにアルの魂だけをなんとか錬成し、近くにあった鎧に定着させる。あまりに多くを失ったエドだが、決して諦めはしなかった。すべてを取り戻すため、鋼鉄の義肢をつけた身で国家錬金術師となり、鎧の姿の弟アルと旅を続けるエドをやがて人はこう呼ぶのだった。“鋼の錬金術師”、と──。

※錬金術とは
物質の構成や形状を変化させ、新たなものに作りかえることができる、一見魔法のようだが、「等価交換」を原則とする厳正科学。この術において、最も禁止されていることが、“人間”自体を作ること。この兄弟は、幼いがゆえに死んだ愛する母親にどうしても会いたいと、蘇らす人体錬成を行ったが、失敗。その代償として身体の一部を失ってしまった。

原作:「鋼の錬金術師」荒川 弘(「ガンガンコミックス」スクウェア・エニックス刊)
監督:曽利文彦 脚本:曽利文彦 宮本武史  音楽:北里玲二
主題歌:MISIA「君のそばにいるよ」(アリオラジャパン)
製作:映画「鋼の錬金術師」製作委員会 制作プロダクション:OXYBOT 配給:ワーナー・ブラザース映画