2017年9月21から9月24日まで、千葉・幕張メッセにて開催された東京ゲームショウ2017(21日・22日はビジネスデイ)。『アトリエ』20周年記念ステージでは、声優やイラストレーターが登壇し、ファンにはたまらない1時間に。

 2017年9月21から9月24日まで、千葉・幕張メッセにて開催された東京ゲームショウ2017(21日・22日はビジネスデイ)。

 最終日に開催された『アトリエ』20周年記念ステージでは、『リディー&スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~』より主演声優やイラストレーターが登壇し、“不思議”シリーズ最新作の制作秘話を語りました。また『アトリエ オンライン』の新情報も発表され、ファンにはたまらない1時間に。

 ステージが始まると、ガストブランドから菊地啓介氏細井順三氏、ソフィーを演じた相坂優歌さん、計3人のMCが登壇しました。

 最初のゲストに『リディー&スールのアトリエ』まで続く3部作を担当したイラストレーターのゆーげん氏とNOCO氏が迎えられ、デザインにまつわる裏話がスタート。

 スールをデザインしたNOCO氏は「これまでの主人公が、小さな町や洞窟に育った田舎娘であるいっぽう、今回リディーとスールが住むメルヴェイユは王国の首都。アーバンでおしゃれな印象が出るように気をつけました」と語ります。

 たしかに、透け感のある黄色いリボンはケミカルな素材を連想させますし、2丁拳銃という武器も近代的。それにしても、“洞窟に育った田舎娘”って、改めて文字にするとインパクトのある設定ですね。

 いっぽうのゆーげん氏は、「3年目にして自分の役割がわかった」とのこと。「NOCOさんと互いに意識しあい、対照的な要素を取り入れることで、デザインの幅も広がりました」と、ふたり体制だったからこそ語れるエピソードを披露。檀上でも、ゆーげん氏が終始“ボケ”役に回り、NOCO氏のツッコミを誘って会場を笑わせていました。

「ぼくはNOCOさんをリスペクトしてるんですけどね」、「はいはい、私だってしてますよ」と、息の合った掛け合いで会場を笑わせるおふたり

 相坂さんを交えながら、ソフィーの成長について触れる場面も。

「『ソフィーのアトリエ』のころのほうが、きゃーきゃー騒ぐような高い声は出やすかったので(笑)、24歳の大人なソフィーに助けられました」(相坂さん)

「ソフィーには“ソフィーのまま”大人になってもらいました。(“アーランド”シリーズのロロナを例に挙げながら)初代ヒロインの変化は3部作の楽しみですが、あえて“変わらないよさ”を大切にしたかったので」(NOCO氏)

 続いて壇上に上がったのは、リディー役の長縄まりあさんとスール役の赤尾ひかるさん。

 双子の姉妹を演じた感想を聞かれ、「リアルな赤尾ちゃんを妹にしたつもりで頑張りました」(長縄さん)、「リディーは長縄さんそのものなので、自由に演じても双子として成立するんじゃないかと思いました!」(赤尾さん)と、偶然にも似たような回答が。等身大の演技で双子の姉妹になりきれる、おふたりの仲のよさ、フレッシュさが感じられます。

 と、ここで菊地氏から、今後配信予定のリディー&スール目覚ましアプリの宣伝が。20周年記念ということで、なんと価格は無料! 配信日は近日公開とのことですから、つねに情報をチェックしておきましょう。またステージでは、キャスト陣が実際に収録ボイスを生で演じてくれました。

リディー「起きて! 起きて! 遅刻しちゃうよ」
スール「朝だよ、 あーさ! 眠いけど、シャキッとおきて!」
ソフィー「ソフィーの目覚ましアプリは、有料で!配信中でございまーす」

 最後は『アトリエ オンライン』について、開発を担当するNHN PlayArtの池田康隆氏から新情報が公開。最新PVが公開されたほか、女性主人公役の声優が花守ゆみりさんであることが判明しました。花守さんが演じる主人公は“王立アカデミー”の学生。これは初代『マリーのアトリエ』のオマージュだそう。

 また、ゲーム内容についても「“オンライン”と銘打ってはいるが、ひとりで遊んでも楽しいようなストーリーや仲間キャラクターが用意されている」と紹介が。たしかに、PV中でも個性的なキャラクターといっしょに冒険する様子が確認できます。

 岸田メル氏ら豪華ゲストも登場する“アトリエ20周年フェスティバル”が2017年12月2日に開催されることも発表され、ますます盛り上がりをみせる『アトリエ』シリーズ。これからの20年が楽しみです。