TGS2017のコーエーテクモゲームスブースで試遊できる、『アトリエ』シリーズ最新作『リディー&スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~』のプレイリポートをお届け。

 2017年9月21日(木)から9月24日(日)まで、千葉・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ2017(21日・22日はビジネスデイ)。コーエーテクモゲームスブースのガストブランドコーナーでは、『アトリエ』シリーズ最新作『リディー&スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~』(今冬発売予定)を試遊できる。さっそくプレイしてきたので、見どころをリポートしていこう。

 今回の試遊版では、美しい花畑が広がる絵画の世界(本作の初報にも登場した)で、採取とバトルを楽しめた。採取に関しては前作『フィリスのアトリエ』と同様の形式で、木やキノコといったオブジェクトの前でボタンを押すと、材料が手に入る。採取できるオブジェクトがどこにあるのか、若干わかりにくい(風景に溶け込んでいる)と感じたが、これについては調整中とのこと。

 バトルについては、前衛・後衛がチームを組むシステムが導入されたことで、驚くくらい前作と印象が違った。基本的に行動するのは前衛のみで、後衛は、条件が満たされたときのみ“フォロースキル”を発動させる。たとえばスールは、前衛がスキルを使用したときに、援護射撃をするフォロースキルを持つ。リディーは、前衛がスキルを使用したときに、前衛のMPを小回復するフォロースキルを持っている。

 ほかにも“前衛が相手の弱点を突くアイテムを使う”、“前衛が爆弾系アイテムを使う”などの条件があるので、フォロースキルが発動しやすい組み合わせを考える必要がある。たとえばソフィーは、前衛の攻撃アイテム使用を条件とするフォロースキルが多いので、騎士であるマティアスとの組み合わせは、あまり適していないと言えるだろう(レベルが上がれば、ほかのフォロースキルも覚えるのかもしれないが……)。試遊版は、マティアスとスール、リディーとソフィーがチームを組んでいる状態でスタートするが、この組み合わせだと、フォロースキルを発動させやすいと感じた。「どうすればフォロースキルを活かせるのか」と、残りMPや装備アイテムとにらめっこしつつ試行錯誤するおもしろさは、これまでの『アトリエ』にはなかったもの。前衛と後衛はバトル中に自由に切り換えられ、それもまた戦略の幅を広げている。

 これは予想だが、『アトリエ』のバトルと言うと、やはり最終的には威力の高い攻撃アイテムをいかに作るかがポイントになってくるものだが、本作では、フォロースキルとの兼ね合いも考慮したアイテム作りが重要になるのではないだろうか。やり込み派の腕が鳴りそうだ。

 そして、フォロースキルの中でも、リディーまたはスールが使用できる“バトルミックス”がおもしろい。これは、材料となるアイテムと、特殊なアイテム(“アルケウス・アニマ”という名称だったと思うのだが、間違っていたらすみません……)を消費して、その場でアイテムを調合・使用するというもの。スールが後衛時、スイングをしてバトルに突入すると、バトル開始時にバトルミックスが発動するので、非常に便利だった。

 また、バトルミックスは、通常の調合と、超強力な“エクストラミックス”の2種類がある。試しにエクストラミックスで攻撃アイテムを作ってみたところ、雑魚敵を一瞬で葬り去るダメージを与えたものだから、思わず声を出して驚いてしまった。それだけの威力を誇る分、消費するアニマの数も多い(通常の調合での消費数が3個程度なら、エクストラミックスだと30個)ので、乱発はできない。強敵との戦いでは、バトルミックスをどのタイミングで使うかが勝敗を左右しそうだ。

 ……と、15分の試遊時間ながら、本作のバトルの新しさ、おもしろさを堪能できた。9月23日から始まるパブリックデイで試遊予定の人は、楽しみにしていてほしい。そうそう、花畑の奥にはボスがいるのだが、ボス撃破まで見届けたい人は、残り時間を意識しつつプレイすることをおススメする。採取にうつつを抜かしていると、ボスにたどり着く前に終わってしまうかもしれないから!

『アトリエ』シリーズ記念展示も見どころ。ガラスケースの中には、桜瀬琥姫氏や山形伊佐衛門氏の原画が! これ、『アトリエ』ファンは必見ですよ、ホントに。
歴代ポスター展示も見応えたっぷり。