シュールな世界の3Dパズルアクション
人面犬・サボブを操作し、夢遊病の男・ボブをベッドへと導く本作は、奇妙なテイストの3Dパズルアクションゲームだ。目的は、オブジェクトやギミックを駆使し、さまようボブをゴールとなるベッドへと移動させることだが、舞台となる夢の世界がとにかく特徴的。絵画をモチーフにしており、カメラが壁に埋め込まれたり、帽子が空を飛んでいたりと、とにかくシュールなのだ。
奇妙なモノで溢れている各ステージのフィールドは構造も複雑。先へ進むと奇妙さも増していくため、フィールドの構造を理解するだけでも相当頭を使うかもしれない。しかし、その分ボブがベッドに到達したときの達成感も、また大きい。独特でシュールな世界観は病みつきになりそうな魅力を持っている。
ようこそ奇妙な夢の世界へ
サルバドール・ダリなどが描くシュールな世界観を思わせる夢の世界が舞台となる本作。複雑に入り組んだフィールドに、口が付いたダクト、触れると飛んでいくチェスの駒など、この世のものとは思えないものが数多く散りばめられている様は、まさに奇妙奇天烈。本作はフィールドを一望するだけでもおもしろい作品だ。ときには、攻略ついでにフィールドを探索してみると、現実にはない意外なものが発見できるかも!?
【ボブ】夢遊病を患っており、夢の中で寝ながらさまよう。デザインはルネ・マグリットが描く男を参考にしているとのことだ。
【サボブ】ボブの潜在意識の中に存在する、ボブと同じ顔をした犬。彼(?)の使命はボブを起こさずにベッドへ導くこと。
ボブを落とさずベットへ誘導
本作は、ボブがベッドに到達するとクリアーとなる。ボブの動きには法則性があり、何もないところでは真っすぐ歩くが、障害物に当たると右に90度方向転換。再び真っすぐ歩き出す。フィールドにはサボブが持てるオブジェクトがあるので、うまく配置してボブがベッドに入るまでの道筋を作ろう。
さまざまなギミックを活用
フィールドには、複数のギミックが存在し、活用することで壁を歩いたり、ワープして、一見行けないような場所にも簡単に行けるようになる。フィールドが複雑になってくると、ギミックをいかにうまく使うのかが攻略の重要なカギとなる。新しいステージに挑戦するときは、ベッドの場所はもちろんのこと、ギミックの位置もしっかり把握しておくことが必要となるのだ。
ボブの眠りを妨げるモノ
ステージによっては、ボブの眠りを妨げる奇妙な生き物(?)も登場。ボブに当たると起こされてしまい、リトライとなるので、生き物を避けて、ボブを誘導する必要がある。
Back to Bed(バック トゥ ベッド)
メーカー | 日本一ソフトウェア |
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対応機種 | PSVPlayStation Vita / PS4プレイステーション4 / PS3プレイステーション3 |
発売日 | 2017年2月9日配信 |
価格 | 1000円[税抜](1080円[税込]) |
ジャンル | パズル |
備考 | Wii U版はクロスファンクションから、PC版、iOS版、Android版はBedtime Digital Gamesから配信中 開発元:LOOT Interactive、LLC.、Bedtime Digital Games |