10周年記念大型アップデートが7月5日実施!
カプコンがサービス中のオンライン専用タイトル『モンスターハンター フロンティアZ』にて、2017月7月5日に10周年記念大型アップデートが実装される。それに先駆けて、“ 新コンテンツ“狩煉道”メディア体験会”が開催。このイベントでは、アップデートの追加要素が紹介されるとともに、新コンテンツ“狩煉道(しゅれんどう)”をいち早く体験できた。ここでは、狩煉道の詳細をお届けするとともに、新たに公開された新情報を紹介していこう。
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『MHF-Z』新モンスター“灼零龍エルゼリオン”や新コンテンツ“狩煉道”などの追加が判明!
新属性“灼零”の気になる属性値が判明!
エルゼリオンの素材で生産・強化できる武器には、 新たに登場する複属性の“灼零(しゃくれい)”が付与されている。この灼零の属性割合は、火125%、氷125%となっており、通常の火・氷属性の割合よりも高く設定されていることが判明。幅広いモンスターに活用できる武器になっているだろう。
狩煉道の報酬装備や、“天廊の番人”が出現するクエスト情報も公開!
先日放送された“開発運営レポート ~10周年準備号~”で紹介された、狩煉道の報酬防具のゲーム内画像が公開されたほか、狩煉道で手に入る交換回数制限アイテム、超特殊アイテムの概要も判明。また、天廊遠征録で人気だったモンスター“天廊の番人”の出現条件も公開された。 天廊の番人は、狩煉道の累計進度が一定以上になる度に受注権利が発生するとのこと。
超特殊アイテムでゲットできる武具と、さらなる新属性
超特殊アイテムの交換でゲットできる武具のデザインと、その武器に付与されている新属性も判明。新属性の“皇鳴(こうめい)”は、雷と龍の複属性とのこと。属性割合は不明だが、かなり強力なようだ。
手に汗握る狩りの連続! 現役ハンターが見た狩煉道の実態とは!?
まずは、狩煉道の概要についておさらいしておこう。
■新コンテンツ“狩煉道”
・天廊に代わる新コンテンツ
・常時開催型のコンテンツ(2017年7月5日より開始)
・GR1から参加可能(1~4人でプレイ)
・専用のフィールド“砦跡”が登場
・専用の新モンスターが登場!?
・特定アイテムやブーストの効果はナシ
“ガチの狩り”がコンセプトになっており、アイテムの持ち込みやNPCの同行は禁止で、各種ブースト効果や魂の再燃、元気のみなもとなどの効果はナシ。
狩煉道では、ランダムで登場する2種のモンスターからひとつを選んで狩猟することをくり返しながら、専用フィールド“砦跡”を進んでいく。モンスターを狩猟するたびにGm(ジェム)を獲得でき(剥ぎ取りは不可)、先に進めば進むほど報酬がアップする。報酬として“狩煉道ポイント”が得られ、ポイントはさまざまな素材や装飾品、アイテムと交換可能。
ここからは、実際に狩煉道をプレイしての体験リポートをお届けする。体験した内容は開発中のものであるため、実際の数値や内容に変更が加わる可能性がある点にはご留意いただきたい。
さて、まずは狩煉道クエストを受注して、“砦跡”に移動するとベースキャンプにNPCの姿が。話しかけると狩猟モンスターの選択画面が表示された。狩煉道ではこのようにモンスターを2択から選択し、どんどんステージを進めていく。モンスターには狩P(狩煉道ポイント)とGm(ジェム)が設定されていて、この数値が高いほどモンスターが手ごわくなる。Gmはアイテムの購入に必要な通貨で、アイテム持ち込み不可の狩煉道では非常に重要となる。
なお、狩煉道クエストは、狩人祭や極限征伐戦と異なり、常時開催されているコンテンツなので、自分の好きなタイミングで挑戦できる。ただし、回数制限アイテムの交換回数や、超特殊アイテムの条件である“超特殊モンスターの討伐回数”は、一定の期間ごとにリセットされる。
狩煉道で出現するモンスターは、特異個体を含むG級モンスターのみ。モンスターは、ランダムで選定されるものの、先に進むほどG級遷悠種、辿異種、さらには超特殊モンスターといった、強力なモンスターが出現する。まれに、チャチャブーだらけのボーナスステージ的な選択肢が出現することもあるようだ。
苦難の連続! アイテムが枯渇し、ジリ貧になることも
モンスターの動きは、既存のG級モンスターと変わらないので、通常のクエストと立ち回りに変化はないが、アイテム持ち込み不可のために、体力の維持が非常に難しい! モンスター討伐時に得られるGmも決して多くはないため、無闇にアイテムを使用すると、中盤以降の回復が困難になる。ランスのガードストック消費や、狩猟笛の回復旋律など、仲間を回復できる武器種がいると、攻略がかなり楽になる印象を受けた。回復アイテムの消費を抑えるスキル“薬仙人”や、狩人珠スキルの“へそくり回復術【大】”なども重宝する。
さらに、斬れ味ゲージの消費が激しい武器種は、斬れ味の回復に四苦八苦する印象。軽量砥石は50Gm(ちなみに密封回復薬Gは100Gm)と、ほかのアイテムよりも安いものの、回復アイテムを優先した場合、数を多くは確保できない。そのため“巧流”スキルで砥石を節約するといった工夫も必要そうだ。
さまざまな属性のモンスターが出現するため、武器のチョイスも重要になる。後半に出現する遷悠種や辿異種を意識した武器にするのか、はたまた超特殊モンスターを想定した武器にするのか、そこはパーティーメンバーと相談して決めよう。汎用性を重視するなら複属性武器が有利か。
狩Pで交換できるアイテムと狩煉道スキルをチェック!
狩Pで交換できるアイテムを覗いてみると、“勇ましい宝玉”や“清雅の古文書”といった、天廊武具の生産・強化素材を発見。さらに、各ランク帯のモンスターのハードコア素材や稀少素材も交換リストに入っていた。交換回数制限アイテムのリストには、新しい防具の素材とおぼしきアイテムの名前が……。防具の性能が気になるところだ。
狩煉道の攻略には、“狩煉道スキル”が必要不可欠! ということで、どんなスキルがあるのか覗いてみた。“天廊スキル”に効果が似ているものもあったが、“ボーナス遭遇増加”や“狩煉道P増加”など、狩煉道に特化した新たなものも多数追加されているようだ。また、天廊の番人に対して有効なスキルは、そのまま残されていた。
個人的に狩煉道は、パーティーメンバーとの連携やアイテムの管理が重要だと感じた。とくに、後半になるほどアイテム不足に悩まされるので、ランスや狩猟笛の回復は本当にありがたかった。従来のクエストよりもメンバーの武器種構成や、回復役、攻撃役といった役割が重要視されるコンテンツとなっている。また、進度が増すごとにに強くなるモンスターや、3回力尽きると強制離脱など、自身の限界に挑戦できる要素も魅力的。まさに10周年に相応しい“ガチな狩り”を味わえるコンテンツと言える。