『軌跡』シリーズの集大成作品! 世界はさらに広がる!
USERJOY Technology開発・USERJOY JAPAN運営によるオンラインストーリーRPG『暁の軌跡』。人気RPGタイトル『軌跡』シリーズの10周年記念作品として、2016年8月にサービスが開始。それ以来コンテンツの進化と拡充を重ねており、1周年も近づいてきたタイトルだ。
当初はPCブラウザゲームとしてリリースされたが、2016年12月にはプレイステーション Vita版、2017年2月にはプレイステーション4版、さらに2017年4月にはプレイステーション3版がリリースされ、PS現行機種すべてでプレイ可能となった。
ブラウザゲームはいわゆる“ポチポチゲー”のイメージが強いが、本作はなぜPSでがっつり遊べるのか? と疑問を持たれるゲーマーも多いかとは思う。しかし元々『暁の軌跡』は、『軌跡』シリーズの名に恥じない本格的なRPG作品。基本プレイ無料のブラウザゲームでありながら、その枠を超えてコンシューマーRPGと比べても遜色ない、ボリューム満点のタイトルなのだ。
※以降、本記事の画面写真はすべてPC版のものとなります
また、PS3、PS4、PS Vitaでは、PS Plusに加入することでアカウントを共有できるため、家ではPS4でプレイ、外ではPS Vitaでプレイ、といったことも可能。さらにPS Plus加入者限定特典として、2017年6月はゲーム内通貨の“BC 360”と、“イベント支援チケット2枚”がもらえる。
そして戦闘や育成のシステムに、『軌跡』シリーズでおなじみの要素がしっかりと盛り込まれているのが本作の何よりの魅力。ブラウザゲームの戦闘とは思えない、クォータービューの本格的な戦略バトルが楽しめる。
戦闘で勝つためのキャラクターのカスタマイズや育成も奥が深く、プレイヤーそれぞれで同じキャラクターを使っても、まったく異なる戦いをくり広げることができる。また、他プレイヤーとつながるオンライン要素として、そんなカスタマイズしたキャラクターを助っ人としてフレンド間で貸し借りできたりするのもおもしろいところ。
このように戦闘や育成といったシステム面でも、『軌跡』シリーズのおもしろさを十分に楽しめる本作だが、さらにもうひとつの大きな魅力が、世界観と登場キャラクターたち。
先に説明した通り、同じ世界を舞台としている『軌跡』シリーズならではの、過去作品の登場キャラクターが次々と登場するメインストーリーは、シリーズファン必見の内容。第1章では『英雄伝説 零の軌跡』と『英雄伝説 碧の軌跡』の舞台であるクロスベル自治州、第2章では『英雄伝説 空の軌跡』の舞台となったリベール王国でのオリジナルストーリーが展開する。
こうしたシリーズ作品の人気キャラクターは、ストーリーに登場するのみならず、プレイアブルキャラクターとしても登場する。どのキャラクターも過去作品で使っていた大技“Sクラフト”を持っているので、過去作品の思い出がよみがえることだろう。
本作では、そうしたファンにとって思い入れがあるであろうキャラクターを集めつつ、同じ世界を舞台とし、今までなかなか実現できなかった、作品の枠を超えたドリームパーティーを組むことができるわけだ。
キャラクターの多彩さの例として、2017年以降に本作にプレイアブルキャラクターとして登場したキャラクターを一部紹介していこう。
・社交界・ワジ
<登場作品:『零の軌跡』、『碧の軌跡』>
プールバー「トリニティ」を根城とする不良少年たちの 集団、《テスタメンツ》のリーダー。神秘的なカリスマ性を持ち、 どこか宗教がかったスタイルをしている一方、空き時間にホストの真似事をしてご婦人をエスコートしている。とある人物から推薦状を手に入れ、特務支援課のメンバーに加わった。
・教官・ミレイユ
<登場作品:『碧の軌跡』>
無能なクロスベル警備隊前司令の下で苦労を重ねていた、ベルガード門の女性警備隊員。そんなミレイユの教官としての姿がこちらのキャラクターで、本人は支援射撃に徹しつつ、部下に指示を出して戦う。
・《道化師》カンパネルラ
<登場作品:『空の軌跡』>
結社《身喰らう蛇》の執行者No.0。強敵だった各作品とは異なり、力強い味方となってくれる。過去作品でプレイヤーたちを苦しめた“塩の杭のレプリカ”も、Sクラフトとして健在だ。
ほぼ毎月のペースで新キャラクターが実装され、パーティー編成の幅が無限に広がり続けているのもまた、本作の魅力。いくつかのキャラクターを極めたら終了、というコンシューマーのオフラインRPGとは異なり、オンラインならではのキャラクターの随時追加により、どこまでも育成と編成を楽しんでいけるのだ。
・クローゼ・リンツ
<登場作品:『空の軌跡』>
『空の軌跡』に登場したリベール王国の次期女王クローディア・フォン・アウスレーゼの制服姿。友人のシロハヤブサ“ジーク”とともに、自分を高める日々を送る。
新章追加で、さらに『軌跡』世界が広がる!
このように『軌跡』シリーズの世界観をつなげ、壮大なストーリーとしている『暁の軌跡』。そこへさらに2017年5月末から、ストーリーの第5章が追加され、さらに世界を広げていくことになる。
第5章の舞台となるのは、リベール王国のロレント市。激動の第3章、第4章での事件を無事乗り越え、一時の平穏を過ごしていた主人公・ナハトたちに、新たなミッション“リベール訓練研修”が言い渡されるところから物語は始まる。
リベール王国を舞台とした新章では、これまでのストーリーでもおなじみのキャラクターに加え、新キャラクターも多数登場。オリジナルキャラクターのみならず、おもに『空の軌跡』シリーズから懐かしのキャラクターが多数登場し、ストーリーに密接に絡んでくる。
以降、第5章に登場することが公開されている各キャラクターについて、プロフィールを掲載しつつ解説していこう。
・オルソン社長
レミフェリアの投資企業《ライアットVC》(Riot VC)を一代で大企業に発展させた創業社長。人とのつながりを第一に考える。
・エスペン副社長
レミフェリアの投資企業《ライアットVC》(Riot VC)の副社長。自信に満ちた野心家。
また、メインストーリーだけでなく、サブコンテンツの面でも新要素“無限の塔”が追加された。こちらのコンテンツは、100階まである塔の各フロアで強敵に挑み、倒すことでアイテムを獲得できるチャレンジ型コンテンツ。もちろんより上の階層になるにつれて、もらえる報酬もより豪華になっていく。
さらに最上階である100階をクリアすることで、特別なアイテムと交換できるチケットが入手可能。毎月期間限定で開催されるイベントとなっているので、ぜひ開催期間を見逃さずチャレンジしてみてほしい。
また、キャラクターの追加についても、『英雄伝説 閃の軌跡II』キャラクターの実装を開始するというアナウンスがされた。その第1弾として、2017年5月24日に“リィン・シュバルツァー”が実装済み。今後、他シリーズ作品と同じく、個性と魅力にあふれる『閃の軌跡II』のキャラクターが続々と実装されることに期待が高まる!
今後のアップデートも少し公開! 今後も乞うご期待!
6月以降のアップデートに関しても、最新情報の一部を公開しよう。
まず新キャラクターとして、結社《身喰らう蛇》の第七柱・《鋼の聖女》アリアンロード直属の戦闘部隊《鉄機隊》の筆頭隊士であるデュバリィが、メイド姿で登場する。
さらに今後のアップデート予定としては、レイドバトルのリニューアルなど、サイドコンテンツの拡充が引き続き行なわれていくとのこと。メインクエストの第5章を早くもクリアしたという猛者プレイヤーには、無限の塔をはじめとするこれらのコンテンツでさらに楽しんでいただきたい。
2017年9月28日にはシリーズ最新作『英雄伝説 閃の軌跡III』の発売も控えており、さらに広がりと盛り上がりを見せていく『軌跡』シリーズ。その世界観を一手に楽しめるのが、『暁の軌跡』のなによりの魅力。プレイヤーの皆さんには今後も追加キャラクターや新コンテンツをぜひ楽しみにしつつ、自分だけのパーティーを育て上げてもらいたい。
また、『軌跡』シリーズ未プレイの人にも、本作で見られるさまざまなシリーズ作品のキャラクターたちとのイベントなどをきっかけにして、シリーズ作品に興味を持っていただけると幸いだ。