『ブルー リフレクション』完成発表会で岸田メル氏と声優陣が開発秘話を語る! 『FFXV』コラボ情報なども発表

2017年3月29日に行われた『BLUE REFLECTION(ブルー リフレクション) 幻に舞う少女の剣』の完成発表会をリポート。会場にて公開されたコラボレーション情報も紹介する。

●ガストブランドの新たな柱となる新規IP、いよいよ発売

 2017年3月29日、コーエーテクモゲームス 市ヶ谷事業所にて、プレイステーション Vita/プレイステーション4用ソフト『BLUE REFLECTION(ブルー リフレクション) 幻に舞う少女の剣』(2017年3月30日発売予定。以下、『ブルリフ』)の完成発表会が行われた。

 『ブルリフ』は、コーエーテクモゲームス ガストブランドが贈る完全新作で、現代学園を舞台としつつ、魔法少女が戦うというファンタジー要素も取り入れたRPG。キャラクターデザインと監修は、『ロロナのアトリエ』などで知られるイラストレーター、岸田メル氏が手掛けている。

▲会場には、ガストショップとAmazon.co.jpのみの限定販売となる『スペシャルコレクションボックス』の同梱物が展示されていた。

▲岸田メル氏の黒板アートも!

 発表会にて最初に登壇したコーエーテクモゲームス 専務取締役 小林伸太郎氏は、“『ブルリフ』は、ガストブランドの新たな柱となるべく作られたタイトルである”とアピール。個性溢れる美少女が登場する、ガストのよさが詰まった作品だと述べた。

▲コーエーテクモゲームス 専務取締役 小林伸太郎氏。

 続いて、岸田メル氏と、『ブルリフ』のプロデューサーを務める細井順三氏が、ゲームの特徴を解説。本作で描かれるのは“人と人との絆”をテーマとする青春ストーリーであること、岸田氏のイラストを持つ独特の空気感をゲームで表現するべく、チームが一丸となって取り組んだことなどを語った。

▲『ブルリフ』が初プロデュース作品となる細井氏。

▲企画の始まりから『ブルリフ』に深く携わってきた岸田氏。

▲主人公の白井日菜子が、謎多き姉妹である司城夕月・来夢と出会い、魔法少女として戦う力を得るところから物語は動き出す。

 つぎに、ディレクターを務める高橋梓氏が登壇。“空気感”を表現するために、サウンドやライティング、カメラワークなどにこだわったイベントシーンや、感情の力“エーテル”を使ってのガードや回復、タイムライン(敵味方の行動順を示すライン)干渉がカギとなるバトル、現実世界を襲う巨大な敵“原種”との戦いなどを紹介した。

▲『ブルリフ』ディレクターを務める高橋氏。

▲ローアングルから攻めるイベントシーンが多いのもこだわりのひとつ。

▲左下に表示されているのがエーテルゲージ。パーセンテージを見ながら、戦況に応じて“エーテルチャージ”でエーテルを溜めていくのが勝利への道。

▲原種には“本体”と“コア”があり、コアを倒すことで本体を弱らせることができる。コアを先に倒すことが、効率よくバトルを進めるカギだ。

 ゲーム紹介の後は、本作のキャストによるトークコーナー。主人公・白井日菜子を演じる高田憂希さん、司城夕月役の高野麻里佳さん、司城来夢役の秦佐和子さんが、岸田氏&細井氏とともに、自身が演じたキャラクターについて語った。

▲非常にテンションが高い挨拶で会場を沸かせた高田さん(中央)。日菜子とのギャップに、高野さん(左)、秦さん(右)もびっくり!

 高田さんが演じた日菜子は、みんなに愛される正統派の主人公にすべくデザインされたという。そこで岸田氏が考えたのが、黒髪ショート。また、“怪我の影響でバレエが踊れなくなる”という彼女の挫折から物語が始まることもあり、少し物憂げな表情になっている。この日菜子をどう演じるか、高田さんはスタッフと長く話し合いながら役を作り上げていったとのこと。

▲日菜子の制服のデザインは、奇抜ではないものの、ボタンがダブルになっていたり、胸当てがなかったり、スカートはチェックになっていたりと、こだわりが詰め込まれている。キャスト陣からは「着てみたい!」という声が。

 高野さんが演じた夕月は、元気いっぱいのキャラクター。明るくかわいらしい高野さんのボイスが印象的で、そのボイスを聴いたチームは、「この声なら、夕月の表情を少し変えよう」と考え、イベントシーンの夕月の表情をもっと明るくしたそうだ。そんな夕月だが、ただ明るいだけではなく、チームを引っ張るためにあえて明るくしている面もある。ゲームをプレイすると、夕月の考えがわかるはず!?

 夕月が活発なら、来夢はおとなしめ……に見えるのだが、じつは違う。秦さんは、最初にイラストを見て、幼くかわいらしい子なのかと思ったら、じつはドライな性格で驚いたという。そんな来夢は、演じるうえでいちばん難しかったはずだ、と岸田氏。求めたのは“ドライなんだけど、ドライすぎない”演技で、秦さんはその要求にばっちり応えてくれたとのこと。

▲リフレクター衣装は、夕月と来夢はレオタード風だが、日菜子はドレス風。日菜子がはいているのはレオタードではなくパンツであるというのが細井プロデューサーのこだわりだそうです。じつは夕月は微妙に髪が伸びていたり、日菜子がオッドアイになっていたりと、制服姿のときとはいろいろと違うのもポイント。

 独特の空気感を表現すべく作られた『ブルリフ』だが、キャストの演技についても、これまでにはないものを目指したという。今回のトークでも、演技を作り上げるうえで綿密な打ち合わせがあったことが語られた(高野さんは現場にて、収録に携わったマウスプロモーション納谷氏と、はたから見ると険悪にしか見えないようなやり取りをしたらしい!?)。ひと足先に本作をプレイしている筆者は、キャラクターたちの声を聴いて、いわゆる“アニメ”っぽい演技ではないが、かといって実写ドラマとも違う、絶妙なバランスの演技だと感じた。キャストの皆さんの演技がなければ『ブルリフ』の空気は生まれなかったという細井氏の発言にも頷ける。

 岸田氏が、「統一された世界観を生み出すことができ、皆さんに好きになっていただける、思い出に残るゲームになったと思う」と自信を見せる『ブルリフ』は、いよいよ2017年3月30日に発売を迎える。細井氏は、新規IPである『ブルリフ』にとって、まさに3月30日は“始まり”であると述べ、「新しい体験をしてほしい」と呼びかけ、発表会を締めくくった。

●『ブルリフ』コラボ施策、続々発表!

 今回の発表会にて、下記のコラボレーション施策が発表となった。詳細は、公式サイト等で告知していくとのこと。

■謎解きコラボレーションイベント 光彩のリフレクター
(『ブルリフ』×なぞともCafe×スペースクリエイト自遊空間)

 2017年4月14日(金)~7月17日(月・祝)の期間、実施予定の謎解きコラボレーションイベント。詳細はそれぞれの公式サイトにて告知予定。
なぞともCafe 公式サイト
スペースクリエイト自遊空間 公式サイト

■ドラマチック謎解きゲーム 精神暴走フラグメント
(『ブルリフ』×よだかのレコード)

 東京都西新宿の“よだかのドラマチックルーム”にて、2017年4月16日(日)~5月7日(日)の毎週金土日および祝日に公演予定の謎解きゲーム。詳細は“よだかのレコード”公式サイトにて告知予定。
よだかのレコード 公式サイト

■『乖離性ミリオンアーサー』コラボレーション

 スクウェア・エニックスの『乖離性ミリオンアーサー』(PS Vita/PS4版)とのコラボが決定。開催期間は2017年4月14日(金)~4月28日(金)。コラボ限定ガチャのほか、岸田氏が絶賛制作中だというコラボレーションイラストも用意されるとか!

■『ファイナルファンタジーXV』コラボレーション

 『ファイナルファンタジーXV』とのコラボも決定。日菜子がアラネア・ハイウィンドの衣装を、香織がシドニーの衣装を着るらしい!?