“闘会議2017”開催2日目となる2月12日、ゲーム音楽ステージにて、『ペルソナ5』のエレクトーンステージが行われた。

●『ペルソナ5』の楽曲をエレクトーンアレンジで披露

 2017年2月11日~12日、千葉・幕張メッセにて開催されている、ゲームファンとゲーム大会の祭典“闘会議2017”。開催2日目となる2月12日、ゲーム音楽ステージにて、『ペルソナ5』(以下、『P5』)のエレクトーンステージが行われた。

 ここでは、演奏者のあだっちゃんさんとくすもんさんによる『P5』のエレクトーン演奏が披露され、先のDJ WAKAさんに引けを取らない魅力的なステージを展開した。さらに、アトラスサウンドチームより『ペルソナ』シリーズコンポーザーの目黒将司氏が登場して、自身の音楽観などを語った。

▲あだっちゃんさん

 ステージは、あだっちゃんさんとくすもんさんのデュオで幕を開ける。エレクトーンで奏でられる『P5』のオープニング曲「Wake Up, Get Up, Get Out There」は、DJ WAKAさんのステージとはまた違った趣きだ。雰囲気を感じ取ったのか、来場者のノリもどこかゆるやか。熱狂というよりは、静かに耳を傾けているようにも見えた。

▲先のDJ WAKAさんのステージを引き継ぐような形で登場した、あだっちゃんさんとくすもんさん。

 曲が終わると、ゲストの目黒氏が登場。本ステージにちなんだエレクトーンの話題では、幼稚園の頃からエレクトーンを習っていたことを明かす。高校生でギターを手に取り、大学生になるとバンドも組んでいたそうだ。なお『P5』では、『ペルソナ3』や『ペルソナ4』よりもキャラクターの等身が高くなっているため、デザインにマッチした、“デフォルメされたものではない音楽”を考えていたという。そこで浮かんだ案が、アシッドジャズをベースにすること。ちなみにアシッドジャズは、目黒氏も大学生のころによく聴いていたそうだ。

▲『P5』の楽曲について語る目黒氏(写真中央)。

 トークがひとしきり落ち着くと、再びあだっちゃんさんとくすもんさんのステージへ。まずは『P5』の中から“日常の曲”に絞ったメドレーを披露した。続く「全ての人の魂の詩」では、ステージ上でベルベットルームを再現したかのように、青一色の照明に彩られる。闘会議の広い会場の中で、まるで、そこだけ時間が止まったような感覚だった。あだっちゃんさんとくすもんが、一瞬、ジュスティーヌとカロリーヌに見えたのは筆者だけではない……と思う。

▲ベルベットルームのように荘厳な雰囲気で演奏された「全ての人の魂の詩」。

 静寂を打ち破ったのは「Last Surprise」だ。通常バトルとしておなじみの曲だが、エレクトーンによる演奏は、ダンサブルさが増した印象。来場者のテンションも一気に上昇していった。途中、あだっちゃんさんの演奏解説をはさみ、その後は、ボス戦の曲「Blooming Villain」で最高潮へ。最後は「Life Will Change」で華々しくフィナーレ。目黒氏も、『P5』の楽曲のすばらしさがたくさんの人に届いたのではと、満足そうな笑顔を見せていた。