とくに充実ぶりが際立つプレイステーション4向けタイトル
2016年1月28日~2月2日、台北世貿中心(台北ワールドトレードセンター)にて、台北ゲームショウ2016が開催。開催2日目にあたる1月29日から展示ブースもオープン。いよいよ台北ゲームショウ2016も本格的なスタートとなる。当日はあいにくの雨模様だったものの、朝早くからたくさんの来場者が詰めかけた。そんな彼らのお目当てのひとつであろうソニー・コンピュータエンタテインメント台湾(SCET)のプレイステーションブースでは、会場のオープン直後にオープニングセレモニーが行われた。
まず流されたのがプレイステーション4用ソフト『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』の映像。台湾でもワールドワイドと同時の2016年4月26日に発売されるということもあり、「それは、力のいれぶりも相当なものなんだろうなあ」と思っていると、まるで映像が現実になったかのように、ネイサン・ドレイクが空中を移動してくる姿が! よく見るとそれは、ネイサン・ドレイクならぬソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア デピュティプレジデント 織田博之氏。そのド派手な登場ぶりに心底驚いてしまったが、「そういえば、昨年も『The Order: 1866(オーダー1866)』のコスチュームで登場したなあ……」と思いつつ、そのサービス精神の旺盛ぶりに感心することしきり。
続くSCET総経理の江口達雄氏も、アイちゃんといっしょに『New みんなのGOLF』のコスチューム姿で登場。同作の中文版に江口氏とアイちゃんがキャラクターとして登場することから、まさにぴったりのコスチュームだが、それにしても江口氏のゴルフウェア姿が似合っている! ちなみに、ご存じでない方のために補足しておくと、アイちゃんというのは、SCETの宣伝担当という位置付けの女の子だ(⇒詳細はこちらの記事でご確認を)。
ついで登壇したのは、ソニー・コンピュータエンタテインメント ワールドワイド・スタジオ プレジデント 吉田修平氏。台北ゲームショウ2016では、アジア最大規模となる40台、16タイトルのPlayStation VRの試遊台が展開されるのは既報の通りだが、オープニングセレモニーでは改めて同デバイスの魅力をアピールした。
PlayStation VRが台北ゲームショウ2016の最大のトピックであることは間違いないが、ブースをぐるりと見渡してみると、本当にタイトルが豊富。SCEがアジアに力を入れているというのはここ数年の流れとしてあったが、その成果が実を結び始めているとの印象が。そしてそれは、取りも直さず2016年のプレイステーションフォーマットの充実ぶりを予感させるものでもある。
というわけで、とても熱くなりそうな台北ゲームショウ2016が開幕しました!