武将たちのビジュアル変化についても要注目

 コーエーテクモゲームスより、2015年12月10日に発売が予定されているプレイステーション4、プレイステーション3、PC用ソフト『三國志13』。同作について、“都市や集落”、“相関図の活用法”などに関する最新情報が公開された。

 以下、リリースより。


■都市と集落
【1.都市施設】
 都市施設には、「市場」「農地」「学舎」「兵舎」の4種類があり、それぞれ最大4つまで上位施設を建設することができます。
 上位施設を設置するためには、「市場」「農地」「学舎」であれば、商業・農業・文化の内政値を上げる、
 兵舎であれば、兵科の熟練を向上させる必要があります。
 上位施設は通常の施設と比べ、より多くの効果や経験が得られるだけではなく、任務に協力した武将との親近感や作業期間に影響する施設も存在します。
 身分が高まることで初めて利用できる施設も存在するため、都市の発展だけではなく、武将の成長でも内政の幅はどんどん広がっていきます。
 このように都市の施設を増やしていくことで、都市全体のビジュアルが変化するだけではなく、「任務を通して、武将との親近感をより高めたい」、「早く都市を発展させ、他の勢力より優位に立ちたい」というプレイヤーの目的に応じた内政が可能になります。

『三國志13』“都市や集落”の解説、相関図の活用法などの最新情報を公開_13
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▲市場
▲農地
▲学舎
▲兵舎

【2.都市技術】
 都市の文化を一定まで上昇させると、都市技術を獲得することが可能です。
 都市技術には、内政値の上限拡張、内政施設の効果上昇、人口増加、兵器の修得・強化などがあります。
 都市技術は、都市ごとに最大6個獲得可能で、選択できる技術も都市ごとに異なります。
 主人公(プレイヤー武将)が太守以上の場合、獲得する都市技術を選択することができ、都市育成の方向性を、自らの手で決めることができます。

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【3.集落】
 都市と都市の間には「集落」と呼ばれる、農民や賊の小規模な共同体があり、集落を都市に従属させることで、内政や戦闘で様々なメリットを得ることができます。
 集落には、所属先を示す「従属率」と呼ばれるステータスがあり、使者を送り数日間「説得」を行う、出陣して部隊で制圧することで、従属率を100%まで上昇させることで都市に従属させることができます。
 集落には、商業や農業の内政値を上昇させるものや、青州兵などの兵科の修得や戦闘時の士気を向上させるものまで、様々な種類が存在するため、自らの勢力に従属する集落を増やすだけではなく、敵対勢力に従属している集落を引き抜くことで、敵対勢力の都市を弱体化させ有利に戦略を進めることができます。

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■相関図の活用法
 登用、外交、師事など、様々な場面において「相関図」を活用すると、どの武将に対してアプローチすれば良いのかは一目瞭然です。

【1.登用】
 武将プレイの本作では、登用を行うには直接、対象武将を訪問する必要があります。
 武将を訪問するためには、相手武将との「面識」が必要であり、面識がなければ、訪問しても会うことができません。
 面識がない場合、共通の知り合いである武将から「紹介」してもらうことで訪問することができるようになります。
 どの武将から目標となる武将を紹介してもらえるかは、相関図から確認することが可能です。

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【2.外交】
 本作の外交の特徴は「恩義を介した勢力間の駆け引き」です。
 「恩義」は金や兵糧などの貢物を送ったり、相手の要求に応えることで獲得することができ、消費することで交渉率を上昇できる、外交上の強力なカードとなります。
 「恩義と引き換えに苦しい要求を呑むか否か」、「溜めた恩義をどこで使うか」という駆け引きを楽しむことができ、窮地に陥った場合に、通常より多い恩義を消費して即座に停戦する、といった戦略が可能です。
 恩義を駆使することで強固な同盟関係を築き上げ、要所要所で援軍の要請、物資の要求を行って戦略を有利に進めていくことができます。

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 また、自分が外交の使者になった時は、「折衝」を行って相手勢力の重臣を次々と舌戦で打ち破ったり、親近感の高い武将に「口添」を頼むなど、プレイヤーの行動次第で困難な交渉も成就させることができ、赤壁の戦いでの孔明のような活躍が可能です。
 外交任務を受けた武将は目標勢力へ使者として赴き、目標となる君主との「交渉」、その配下武将との「折衝」と「口添」、君主との「最終交渉」という3段階を行い、「交渉率」と呼ばれるステータスを100%にすることで成功させることができます。
 どの武将から、外交の際に口添えしてもらえるかは、相関図の絞込み機能で確認することができます。

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【3.師事】
 「師事」コマンドでは、経験を得て武将の能力をアップさせたり、「特技」や「戦法」の修得(または特技LVアップ)を狙うことができます。
 師事は、主人公に対して、感謝・好感など何れかの感情状態にした時に“一回だけ”実行する権利が得られます。
 再び師事を行いたい場合は、任務の手助けなどで相手武将を再び感情状態にする必要があります。
 さらに、師事が実行できる状態にある武将の有無、獲得できる特技は相関図から確認することができます。
 師事で獲得できる経験は、相手武将の能力との差が大きいほど多くなるほか、 低確率で発生する一騎討ちや舌戦に勝利すると相手武将の持つ特技や戦法を修得する事ができます。
 また、師事する武将との親近感がより高く、感情があるほど特技の成長確率が上昇します。

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■その他
【1.籠絡】
 籠絡は、君主に対する反感を煽り武将の忠誠を下げるコマンドです。あらかじめ籠絡を行うことで、登用や作敵の成功率が上がり、また反乱や旗揚に呼応してくれる確率も高くなります。
 作敵とは、隣接する敵対勢力の武将に対して寝返り工作をするコマンドです。
 成功した場合、次に対象武将を含む軍勢と戦闘になった時、その武将と部隊を寝返らせることができます。
 攻略したい都市の武将に対し予め作敵を行っておき、
 いざ攻城戦になった時に寝返りを実行、堅牢な城門を内側から開かせる、といったプレイが可能です。

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【2.反乱】
 反乱は、勢力に所属している武将が叛旗を翻し新勢力を立ち上げるコマンドです。
 事前に勢力内の武将との親近感を高めたり、絆を結んでおくことで、反乱の際に呼応してくれやすくなり、反乱の成功率が高まります。

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【3.旗揚】
 旗揚は、勢力に所属していない武将が、空白都市で新勢力を立ち上げるコマンドです。
 旗揚げした際は基本的に誰も呼応してくれませんが、親近感の高い武将や絆を結んだ武将がいると、現在の立場を投げ打って新勢力に参加してくれることがあります。

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■ビジュアル変化
 『三國志13』では、年齢や地位によって、内政・戦闘時のビジュアルが変化する武将がいます。
  例えば劉備は、基本のビジュアル以外にも、桃園の誓いを結んだ青年期、50歳以降の老齢期で姿が変化します。
 さらに蜀時代に皇帝へと即位した劉備の場合、ゲーム中で皇帝に即位すると、豪華絢爛な専用ビジュアルに変化します。

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▲劉備(青年期)
▲劉備(通常)
▲劉備(老齢期)
▲劉備(地位変化)

 その他にも、董卓が丞相に就任した際や周瑜が都督になった場合など、三国志演義で描かれていた特定の官爵や身分に就任すると武将のビジュアルが変化することがあります。

■武将画像
 知力系の武将のCGです。
 賈くのCGは、献策のため知略を巡らせているところです。
 宛城での夜襲など、再三にわたって曹操を苦しめた稀代の策士の姿を描いています。

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▲賈ク
▲魯粛
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▲呂蒙(戦闘)
▲呂蒙(内政)
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▲姜維(戦闘)
▲姜維(内政)
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▲鄧艾(戦闘)
▲鄧艾(内政)
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▲李典(戦闘)

▲李典(内政)