話題の“ブロックメイクRPG”『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』の実機プレイが公開!【TGS2015】

2015年9月17日(木)から9月20日(日)まで、千葉・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ2015(17日・18日はビジネスデー)。初日の17日にソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンブースで開催された、『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』ステージの模様をリポート。

●内容を端的に表現する“ブロックメイクRPG”という言葉

 2015年9月17日(木)から9月20日(日)まで、千葉・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ2015(17 日・18日はビジネスデー)。同イベントの初日となる17日に、PS4/PS3/PS Vita向けのタイトルとして2016年1月28日に発売予定の『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』のイベントが、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンブースのステージにて開催。ゼネラルディレクターの堀井雄二氏とプロデューサーの藤本則義氏が登壇し、世界初公開となるデモプレイと新たな映像を発表した。

▲写真左から藤本氏、堀井氏

 堀井氏はおおきづち、藤本氏は石斧(のレプリカ)を手に登場。本作が制作に至った経緯を語った。本作のアイデアが生まれたのは2014年初頭で、当時はそこまで普及していなかったサンドボックスゲームと『ドラゴンクエスト』(以下、『DQ』)の世界を組み合わせることをひらめいたそうだ。
 そもそも、『DQI』のマップは、堀井氏が方眼紙にひとつひとつのパーツを書いて築き上げたもの。湖や木、山のパーツを3Dのブロックにしようというアイデアがベースとなったそうだ。その中で生まれたのが、“ブロックメイクRPG”という言葉。『DQビルダーズ』のジャンルを表現するのに最適なこの言葉は、堀井氏の頭の中にするっと降りてきたという。「この言葉にすべてが集約されています」(藤本氏)と言うように、目に映るすべてのものを素材として多彩なブロックを作り、築き上げていくサンドボックス的な要素と、『DQ』らしい壮大な物語を描くRPGの要素を兼ね備えた本作のゲーム性を端的に表していると言えるだろう。
 また、本作の舞台であるアレフガルドは、記念すべき第1作『DQI』の世界だが、あの有名なりゅうおうの「わしのみかたになれば せかいのはんぶんをやろう」という問いに「はい」と答えてしまった結果、闇に包まれたアレフガルドとなっている。主人公はりゅうおうを倒し、この世界に光を取り戻すことが目的となる。ちなみに、りゅうおうを倒してもゲームを続けることはできるそうだ。

●あらゆるモノが素材となり、世界を築き上げていく!

 さて、ここからはステージで公開されたデモの内容を紹介しよう。
 まず最初に登場したのは、荒れ果てた村のような場所。そこで主人公は、未完成の部屋にブロックを積んで部屋としての体裁を整えることに。土のブロックを壁の欠けている場所に積んでいく。壁を上下2段きれいに積み上げて、部屋の中にたいまつを備え、ドアを取り付ける。これで、最低限の家が完成するようだ。
 さらに、アイテムの“設計図”を地面に広げると、建物を建てるために必要な素材を並べる場所が地面に表示される。立体的な図面も確認できるので、設計図通りにブロックを積み、アイテムを設置することで簡単に“原始生活の工房”が完成した! 堀井氏が「モノを作ると言っても、自由すぎるととまどう人もいる。そんな人でも、モノを作る楽しさを体験できるように用意した」と言うように、設計図があれば気軽に建物を建てられるのだ。もちろん、自分流にアレンジしてさらに発展させることもできる。設計図はさまざまな種類があり、いろいろな場所で入手することになる。
 村には“作業台”があり、HPを回復するきずぐすりや、部屋の灯りだけでなく暗闇でも活用できるたいまつを作ることができる。この作業台がさまざまなアイテムを作るベースとなるのだろう。そのうち、村の施設を充実させていくと村人が増え、作業台を活用しだすとの話もあった。

 村を離れると、フィールドにはモンスターがうようよ徘徊している。スライムやドラキーといった、おなじみのモンスターが生き生きと動いている。そのまま、手にした武器で攻撃して倒すと、モンスターから素材が入手できる。その素材を使って新たなアイテムを作成し、さらに新たなアイテムを生み出していく。武器はそのままスコップにようにブロックを崩すことが可能で、道なき場所にルートを作ることでさらなる発見があるようだ。
 道なき場所と言えば、本作にはおもしろい要素がある。接地面があれば好きなところにブロックが置けるのだ。デモプレイでも、どんどんとブロックを積み重ねていき、空中に家を作っていく様子を見せてくれた。高台から世界を見渡すと、遠くの鉱山に洞窟らしきものがあることがわかったり、見知らぬ集落が見えたりする。目的地に向けて、橋を作ることも可能らしい。
 と、ここで主人公が高台から落ちてしまうハプニングが! HPがゼロになり、装備品の一部を残して拠点としていた村に復活する。ここで失った装備品は、倒れた場所に落ちたままになっているので、回収すれば問題ない。少し前まではすべての装備品を落とす仕様になっていたそうだが、そこは堀井氏が止めたそうだ。やはり「『DQ』は誰でも遊べるゲームである」という堀井氏の信念は揺るぎない。
 ちなみに、ゲーム内で表示されたマップを見ただけでもかなりの広さが確認できたが、藤本氏は「これでもまだ、メルキドの4分の1くらいです」と言うのだから、相当な広さが期待できそうだ。

 発売に向けて堀井氏いわく、「全員が死ぬ気で作っています」とのことなので、期待を込めて発売日を待ちたい。そして、本邦初公開として紹介されたオープニング映像が、公式サイトでも公開されている。アレフガルドに光をもたらす主人公の姿に心躍る内容となっているので、ぜひご覧いただきたい!