『ドラゴンクエストヒーローズ』から堀井雄二氏、『ファイナルファンタジーXIV』から吉田直樹氏が登壇した、スクウェア・エニックス豪華イベントリポート【JAPAN EXPO】

2015年7月2日〜5日(現地時間)、フランス・パリにて、ゲームやアニメ、マンガを中心に日本文化を紹介する”JAPAN EXPO 2015”が開催されている。2015年7月4日、TAKE(タケ)ステージで、スクウェア・エニックス プレゼンテーションが行われ、『ファイナルファンタジーXIV』、『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』、『Deus Ex: Mankind Divided』が紹介された。

●スクウェア・エニックスの看板作品にフランスのファンが集結!

 2015年7月2日〜5日(現地時間)、フランス・パリにて、ゲームやアニメ、マンガを中心に日本文化を紹介する”JAPAN EXPO 2015”が開催されている。2015年7月4日、TAKE(タケ)ステージで、スクウェア・エニックス プレゼンテーションが行われ、『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FFXIV』)、『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』(以下、『DQH』)、『Deus Ex: Mankind Divided』が紹介された。

●『FFXIV』“機工城アレキサンダー”の内部映像初公開!

 『FFXIV』プロデューサー/ディレクターの吉田直樹氏が登場。流暢なフランス語で挨拶をし、大きな歓声を浴びる。吉田氏は、まず『FFXIV』の現状を説明。2013年8月のサービスイン、そして先日の拡張ディスク『蒼天のイシュガルド』が発売され、まもなく光の戦士は500万人に到達するのだという。

▲吉田直樹氏。

 まず最初は、まだ『FFXIV』をプレイしていない人向けに、『FFXIV』の魅力を紹介。舞台となるエオルゼアの都市、リムサ・ロミンサ、グリダニア、ウルダハと合わせて、先日の拡張ディスクで加わった、第4の都市イシュガルドが紹介される。また、『蒼天のイシュガルド』から加わった空を飛ぶ動画や、さまざまなファッションで楽しめることを示す動画(Eorzea Collection 2014S)なども公開された。

 また、JAPAN EXPOに出展しているスクウェア・エニックスの『FFXIV』ブースを紹介。初心者用には、『FFXIV』をイチから楽しめるようなツアー形式のヴィレッジが用意されており、キャラクタークリエイション、マンダヴィル・ゴールドソーサー、そして最後にバトルの順に体験できる。バトルで戦うのは、シリーズでおなじみの敵・ギルガメッシュ。サポートスタッフとともに、ギルガメッシュを倒せるか!? なお、このヴィレッジを体験すると、吉田氏も着ているゴールドソーサーTシャツがもらえるそうだ。

 既存プレイヤー向けには、蛮神と戦うバトルチャレンジを用意。7月4日までは、『蒼天のイシュガルド』で加わったラーヴァナと、7月5日はシヴァと戦うとのこと。吉田氏いわく、「シヴァと戦って、この暑さを和らげてください」。それぞれの蛮神に勝つと、『FFXIV』のイベントでおなじみの“I BEAT”シリーズTシャツがもらえる。

 『FFXIV』ステージも終盤に差し掛かったころ、吉田氏から「既存プレイヤーの皆さんのために、今回特別に、初公開の映像を用意しました」と告げられる。すでに、別途記事にしてお伝えしているが(記事は→コチラ)、来週(2015年7月7日)から加わるレイドダンジョン“機工城アレキサンダー”の内部の様子がわかる動画を公開したのだ。これには、会場に集まった光の戦士たちも大喜び。固唾を呑んで映像を見守り、映像が終わると、あちこちから拍手と歓声が贈られた。そんな喜ぶ観客に吉田氏は「皆さん、勝つ自信はありますか?」と問いかけると、「Foooo!」と大きな歓声が。それを受け、吉田氏は笑みを携えながら「では、たくさん死ぬ準備をして挑んでください」とエール(?)を送った。

●『DQH』フランス人は英語より日本語ボイスがお好み?

 日本では、2015年2月26日に発売された『DQH』。欧州では、10月15日に発売ということで、『ドラゴンクエスト』(以下、『DQ』)シリーズの生みの親・堀井雄二氏、『DQH』プロデューサーの青海亮太氏(スクウェア・エニックス)、同じくプロデューサーの小笠原賢一氏(コーエーテクモゲームス)が登壇し、フランスのファンへ本作の魅力を紹介した。

 最初に堀井氏が、“どらごんくえすと”と書かれた浴衣を着て登壇。集まった観客も配られたスライムうちわを振って堀井氏を歓迎する。堀井氏は、司会者の質問に答える形で、『DQ』シリーズを生んだ経緯を語った。「29年前に、『ドラゴンクエスト』というゲームを作りました。当時は、まだマイナーだったRPGをファミコン向けに作りました。いろいろ工夫したんですが、いちばん工夫したのは、RPGは何をすればいいのかわからなくなるので、物語のレールを作ったことですね。目的をわかりやすくしつつ、自分が主人公のような気持ちになって冒険できる。それが『ドラゴンクエスト』です」(堀井氏)。

▲堀井雄二氏。

▲スライムうちわで大歓迎。

 続いて、青海プロデューサーと、小笠原プロデューサーが登壇。小笠原プロデューサーは、『DQH』のキャラクター、ホイミスライムのホミロン(欧州版では、Medicixという名前)のぬいぐるみといっしょに登場し、司会にその点を触れられると、青海氏から「彼は、スーツケース……ではなく、ルーラに乗って来ました!」と紹介されていた。

 本作の魅力について、小笠原氏は、「『DQ』のアクションゲームを作るというのは、たくさんのユーザーさんに期待してもらっているものなので、『無双』シリーズのおもしろさはもちろん、これまでにオメガフォースが作り上げてきたもの、新しいものを入れ込んだ、まったく新しいゲームになっています」と語った。

▲青海亮太氏。

▲小笠原賢一。

 なお、日本版の『DQH』は豪華声優陣でも話題になったが、欧州版のボイスは英語で吹き替えをしたと、堀井氏から発表。続けざまに、さらに堀井氏が「じつはフランスの方の熱い要望に応えて、日本語ボイスも収録しています!」と発表すると、観客から大きな大きな歓声が。英語への吹き替えよりも(もちろん母国語ではないということもあるが)、日本語ボイスにこれだけの歓声が挙がるというのは、日本のゲーム、アニメ、マンガが大好きな観客ならではの反応だろう。その後、青海氏の実機プレイで、実際に日本語ボイスでフランス語の字幕が流れるシーンなどが公開され、イベントはエンディングに。

 最後に、それぞれ感想を述べる中、堀井氏は「ひとつ発表をしたいと思います。『DQVII』、『DQVIII』のニンテンドー3DS版をフランスで出したいと思います!」と、サプライズ発表! これには観客からも大きな喜びの声が挙がる! 一方、青海氏は「いやいや、正式発表はまだですから!」と慌てていたが? 正式発表が待ち遠しい!

●『Deus Ex: Mankind Divided』美麗な実機プレイに釘付け!

 本イベントの最後は、先日のE3で詳細が公開された『Deus Ex: Mankind Divided』のステージ。ステージには、開発元のEidos MontrealからJean-Philippe Chicoine氏が登壇。『Deus Ex: Mankind Divided』の世界観を紹介するとともに、E3で公開された実機プレイの映像を流し、本作の魅力を伝えていた。

▲Jean-Philippe Chicoine氏。

●堀井雄二氏、吉田直樹氏のサイン会も!

 また、堀井雄二氏と吉田直樹氏は、その後のサイン会にも出席。数多くのファンが集まる中、ひとりひとりに丁寧にサインをし、ときに会話を交わし、笑顔でファンを出迎えていた。