遊べるステージは日替わり! 実況ブースも!
2015年4月25日、26日に、千葉県の幕張メッセで開催されている“ニコニコ超会議2015”。超ゲームエリアの超Splatoonゾーンでは、任天堂から2015年5月28日に発売されるWii U用ソフト『Splatoon(スプラトゥーン)』(以下、『スプラトゥーン』)の試遊台が出展されている。日本国内の出展としては、2015年1月末に開催された“闘会議2015”以来で、開場と同時に多くの来場者が列を作るほどの人気だった。なお、今回は試遊台のひとつが実況プレイ用になっており、実況プレイ用の列に並ぶと、人気実況者とともに実況プレイをしながら、本作を体験することになる。
<ニコニコ生放送番組ページ>
・超Splatoonゾーン@ニコニコ超会議2015[DAY1]
・超Splatoonゾーン@ニコニコ超会議2015[DAY2]
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本作をご存じない方にゲームの概要を簡単に。本作は、ヒトとイカの姿に自在に変身できるキャラクター“インクリング”が主人公のゲーム。4人ひと組のチームを組み、相手チームと4対4で競うことになる。ゲームとしては、三人称視点のアクション・シューティング、いわゆるTPSなのだが、ほかのゲームとの最大の違いが、勝利条件だ。本作のブキはインクを射出するもので、このインクを敵に当てることで相手を倒せるのだが、最終的な勝敗は自分のチームのインクをどれだけ塗れたか、その領域で決まる。そのため、TPSなどのジャンルが苦手な人も、ステージの裏路地を塗ったりして勝利に貢献できるし、逆に、TPSなどに慣れている人も、敵を倒すだけでは勝利できないのだ。
“闘会議2015”のリポート(→コチラ)でも書いたが、本作はポップなビジュアルの影響や、小気味よくインクを射出するプレイの気持ちよさもあって、とにかく“楽しい”。もちろん敵にやられて悔しい面もあるのだが、それ以上にただ壁や床を塗るのも楽しいし、イカに変身してインクの中をスイスイ泳ぐのも気持ちいい。TPSなどのシュータータイプの作品は、ユーザーを選ぶものが多い。それは殺伐とした世界観が多い影響もあるだろうし、強者揃いの戦場ですぐにやられて、楽しさを感じる前に勝負が終わってしまうという影響もあるだろう。だが、記者のようなFPS、TPSが“下手の横好き”という人はもちろん、まだTPSなどをプレイしたことがないという人でも、本作はきっと楽しめるはず。こういった体験会の機会があったら、ぜひ一度体験してみてほしい。
というわけで、今回の試遊台のリポートを。今回の試遊も“闘会議2015”と同様に、操作を練習するチュートリアルステージをプレイした後、2回戦の勝負に挑むことになる。今回の装備は、初心者向けの基本的なブキ“ワカバシューター”に、サブウェポンの“スプラッシュボム”、スペシャルウェポンの“バリア”がセット。ワカバシューターは、射程距離が長くはないが平均的な性能を持ったブキで、非常に使いやすい。このワカバシューターのショットで床や壁を塗りつつ、敵のけん制や乱戦時の対応としてスプラッシュボムを使うのが、基本戦略となる。そして、ポイントがスペシャルウェポンのバリアだろう。スペシャルウェポンは、一定量のインクを塗ると溜まるゲージが満タンのときに、Rスティックを押し込むと発動。バリアを使えば敵の攻撃が防げるほか、周囲の味方にもバリアの効果を“おすそ分け”できるという。敵と一対一で戦う場面で使うのもいいが、仲間を守るときにも使えると思われる。
会場で判明したことを報告しよう。
「ニコニコ超会議2015」で使用するブキは以前にご紹介した「わかばシューター」だ。
サブウェポンは「スプラッシュボム」、スペシャルウェポンは「バリア」。
初めての人でも扱いやすいブキセットだ。 http://t.co/gx6BlyYBD0
— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP)
2015-04-24 18:49:38
既にご存知かもしれないが、少しおさらいをしておこう。
「スプラッシュボム」は着弾後、しばらくすると爆発するサブウェポン。
攻撃はもちろん、障害物に隠れた相手や、高台に陣取った相手を威嚇するのにも有効だそうだ 。 http://t.co/6sRLg1RHra
— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP)
2015-04-24 18:50:40
「バリア」は数秒間、相手の攻撃を弾き返すスペシャルウェポン。
敵と鉢合わせた場合など、ここぞという時に使うと良いだろう。
バリアの効果は仲間に「おすそわけ」ができるので、最前線の仲間が集まっている場所で使うと効果は絶大だそうだ。 http://t.co/MA7ZP0e3kv
— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP)
2015-04-24 18:53:00
なお、今回のステージは、コンテナが積み上がった“ハコフグ倉庫”だが、翌日は、“アロワナモール”になるという。ハコフグ倉庫は高低差のある構成になっており、イカ状態でのジャンプを使えば、中央のコンテナに乗り、上からインクをまき散らすといったことが可能だ。また、裏側などの脇道も複数あり、死角から狙い狙われるシチュエーションが多かった。脇道がある影響なのか、ステージの直線距離としては狭く、するすると奥に入って行くと、目の前に敵陣(敵の復活するポイント)が。中央の開けた場所と自陣&敵陣の距離もあまり遠くないため、中央ではつねに乱戦がくり広げられており、ソフトの発売後も、熱戦が行われそうなステージに感じた。
今週末の「ニコニコ超会議2015」で体験できるステージの情報を入手した。
1日目は「ハコフグ倉庫」。
ステージ中央の開けた場所が主戦場となるだろう。
障害物や裏道を利用して、相手に気づかれないように行動するのがコツらしい。 http://t.co/T3FMLblZh5
— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP)
2015-04-22 18:34:05
ちなみに、闘会議でプレイしたユーザーがニコニコ超会議にも集まっているのか、それとも、初心者でもプレイしやすくチューニングされている成果なのか、朝からかなりの激戦がくり広げられており、試合が終わって、インクを塗られまくったマップを見ても、勝敗がひと目ではわからない接戦が多くなっていた。すでに、本日の分の整理券配布は終わってしまっているとのことだが、キャンセル待ちなどもできるので、興味がある人はぜひこの楽しさを味わってほしい。2015年5月28日の発売日までもうちょっと。早く思う存分、家でプレイしたい!
Splatoon(スプラトゥーン)
メーカー | 任天堂 |
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対応機種 | Wii UWii U |
発売日 | 2015年5月28日 |
価格 | 5700円 [税抜]/6156円 [税込(8%)] |