PS VideoがYouTuberとしての初仕事を依頼!
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアが提供するビデオ配信サービス“PlayStation Video”で配信される最新映画を紹介する動画が、YouTubeで公開された。紹介するのは、念願の“YouTuber”デビューを果たす博多華丸・大吉だ。
博多華丸・大吉は、2014年12月に“THE MANZAI2014”に出場した際、“YouTuber”ネタで見事優勝を獲得。YouTuberになりたい華丸が動画撮影に挑む……という漫才だったが、このたびPS Videoから依頼を受けて、本当にYouTuberデビューが決定! その初仕事として、本日2015年4月22日より博多華丸・大吉の「YouTuberになりたい!」が開設され、さっそく動画が公開。記念すべき初動画では、YouTuberに挑戦することになったいきさつが、居酒屋を舞台に語られている。
【やってみた】♯1 博多華丸、YouTuberになってみた!
めでたくYouTuberデビューを迎えた本日、東京・よしもとクリエイティブ・エージェンシー本社では記者会見が開催。博多華丸・大吉はもちろん、YouTubeでは先輩にあたる、よしもとの人気YouTuber芸人も登場。ふたりのYouTuberデビューの瞬間や、驚きの目標がお披露目された。
「ウチの子どもも見てますよ。北九州の大食いの女の子の動画ばっかり見てる」(華丸)、「YouTuberのネタを作るときに、どういう方がやってらっしゃるのか、一通り見ました」(大吉)と、YouTube経験もそれなりにあるふたり。登場前、初動画を視聴した報道陣のリアクションの薄さを不安視していた大吉だが(記者注:仕事ゆえ笑いを表に出さなかっただけで、報道陣もみんなしっかり楽しんでいました)、収録時はひさびさのコンビ仕事で、「照れくさい感じがあった」そう。漫才でもコントでもない、「探り探り」なふたりの雰囲気にも注目(?)しよう。
そしてYouTuberデビューに際して重要なのが、収録した動画を全世界に向けて発信(=公開)すること。せっかくなので、ふたりが記者会見の場でアップ作業をすることに。
手間取りながらも無事にアップ作業が終わり、ここに新たなYouTuberが誕生! ふたりが公開した第2弾動画は下記のもの。現場には多くのスタッフが同席していたそうだが、「ふたりきりの雰囲気を出すために(スタッフは)笑っちゃいけなかったんです。だから現場でもウケなかった……」(華丸)とのこと。この裏話も含めて見ると、より一層のおもしろさがあるかも!? ちなみに本動画内で紹介されているのは、2015年に公開されたミュージカル映画『ANNIE』。レンタル店などに先駆けて、PlayStation Videoで配信中だ。
【くらべてみた】♯2 明太子にどのお酒が合うか呑み比べてみた!
続いてはふたりのYouTuberデビューを応援すべく、よしもときっての人気YouTuber、ガリットチュウ&鈴木絢子&はいじぃ&エッグ矢沢が登場! 芸人としての芸歴は博多華丸・大吉に及ばないものの、YouTuberとしては先輩にあたる彼ら。それぞれ個性的な、ときに過激な(!?)動画を公開しているので、ぜひチェックしてみよう。
※ガリットチュウ 福島
※鈴川絢子/Suzukawa Ayako
※はいじぃ迷作劇場
※エッグ矢沢
数万単位のチャンネル登録数を誇る彼らは、YouTubeでもちょっとした有名人。とくにはいじぃは“YouTube御殿”を建てたといい、これには大吉も「お前、社長の息子!?(笑)」と驚くことしきりだった。“御殿”誕生にあたってはもろもろのカラクリがあるそうだが、YouTuber芸人たちは口ぐちに「YouTubeには夢がある!」と熱弁。エッグ矢沢も、YouTube効果で小学生に「エッグ矢沢だ!」と言われて後をつけられたり、Web番組“オールナイトニッポンw”のパーソナリティーに就任したりと、その影響は着実広がっている。
そんな中、YouTuberに挑戦する博多華丸・大吉がまず目指すのは、鈴川の約86000人を超える、チャンネル登録者数10万人。まずはよしもとのトップに立ち、今後は100万人、最終的には200万人を目標に、YouTuberとしての活動を行っていく。「俺らやったら100万人行くやろ!」と自信を見せるふたりだったが、YouTuber芸人からは「FacebookやTwitterよりも登録されるのが難しい!」、「お笑いのキャリアとYouTubeはまったく別です!」と厳しい指摘が。ふたりには、それぞれ目標をクリアーするごとにご褒美も用意されるそうだ。
最後にふたりは、「僕らは誕生したばかりのオールドルーキー。大吉先生の知恵を借りてがんばりたい」(華丸)、「YouTube業界に、芸人がバックアップを受けて行くのは初めてのこと。同世代のお父さんお母さんには、ぜひ我々を入口にして、YouTube、PlayStation Videoの新しい世界を楽しんでほしい」(大吉)とチャンネルやPlayStation Videoをアピール。記者会見後の囲み取材では、今後の動画の内容について大吉が「僕らのちょっと上の世代が見ても楽しめる動画を。マニアックではないものを正々堂々とやって、最終的には福岡のPRビデオに」と、“福岡愛”を主張。さらに、現実的なチャンネル登録者数の見込みは30000人とやや弱気ながら、「いろんなよしもと芸人の力を借りながら、社を挙げていったほうがいい」と、ナインティナイン、ロバートら、ふたりにゆかりのある人気芸人の登場も示唆(?)。果たして彼らのチャンネル登録者数は、夢の200万人に到達するのか? チャンネルの動向に注目しよう。
博多華丸・大吉がYouTubeで紹介する“PlayStation Video”は、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアが提供する動画配信サービス。貸出中の心配や返却の心配がなく、映画やドラマ、アニメなどを、手持ちのプレイステーション4、プレイステーション3、プレイステーション VitaやPCなどで視聴できる。作品によってはレンタル店よりも早く、安価で鑑賞できるという。
■博多華丸・大吉YouTubeチャンネル概要
◆配信日時:2015年4月22日(水)~
◆動画配信スケジュール:4月22日(水)以降、隔週程度で更新予定(次回は4月30日予定)
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※YouTubeチャンネルサイト