手強い刺客が集結した熾烈なバトルを目撃! “吉Pに物申す”ステージリポート【FFXIVファンフェスティバル】

 2014年12月20日から21日にかけて東京・有明ビッグサイトで催されている『新生FFXIV』のファンフェスティバル。その2日目に、プレイヤーが一対一で吉田直樹プロデューサー兼ディレクターに思いのたけをぶつけるトークバトル“吉Pに物申す”ステージが開催された。さまざまな話題が飛び交ったこのステージのリポートをお届けする。

●吉Pもヘトヘト!? でもトークはガチンコ

“吉Pに物申す”ステージは、2014年4月のニコニコ超会議3以来の開催。これは『新生FFXIV』プレイヤーが、日ごろのプレイで感じたことを吉田直樹プロデューサー兼ディレクターに直接ぶつけて真意を問うたり、要望を通したり、というステージだ。

 今回も前回と同様に、来場者の中から参加希望の申し出があった論客をエントリーし、ステージ進行中にくじ引きで抽選し、見事当選したプレイヤーが登壇。一対一のトークバトルをくり広げるという趣向。制限時間の2分が経過すると強制的に終了となり、勝敗を会場やニコニコ生放送のアンケートによって決めるというルールだ。今回は計11名とのバトルが展開された。以下は全員の質疑応答をまとめたものだ。

▲本ステージの主役となる吉田プロデューサー兼ディレクター(以下、''吉P'')は、登場と同時に「休憩がなさすぎてHPがまったくないんですよ(笑)」とお疲れの様子。

▲参加者が勝利した場合は、特製の“I BEAT YOSHIDA”Tシャツ(激レア)が進呈された。

◆テーマ「カンパニークレジットについて」
――カンパニークレジットがインスタンスダンジョン(以下、ID)では貯まらない。それを貯まるようにならないか?
吉P IDは周回されるもので、コンテンツファインダーによってワールドを跨いでフリーカンパニーに関係なく組めるようなものになっています。だからそこで稼げないようにしています。逆に計算がものすごく難しい状態になっているのでできないんです。ただし、リクエストは理解しているので、パッチ2.5で“エーテリアルホイール”という新しいフリーカンパニーに関する機能を予定しています。それと同時にランクの開放と、フリーカンパニーの地下工房でのクラフトを公開するので、「IDでも稼げるようにしよう」と、ちょうど話を進めているところです。

◆テーマ「カイザーナックルについて」
――オープンβテストからずっとモンクをプレイ。ゾディアックウェポンも最終段階のカイザーナックルまで作成した。その形状について賛否両論があると思うが、自分はあのトゲがあって強そうな形状が気に入っている。ただもう少し、手の形に合わせた持ちかたやデザインにならないか?
吉P カイザーナックルに限らず、モンクの武器全般の話ですよね。装備の袖口のポリゴンの干渉を気にして、あのような形状が多くなっています。ただ非常に多くのリクエストがあるというのは承知しております。ある程度ポリゴンの干渉を許していただければ、手の形にフィットした形状の武器を作っていきたいと思います。

◆テーマ「スキルスピードについて」
――ほかのパラメータよりもスキルスピードの影響力が低いと感じる。もう少し上げてもいいなと思えるような調整はできないか?
吉P 我々もスキルスピードの有用性はわかっています。スキルスピードが上がるということはクールダウンまでの間隔が短くなるので、ゲーム自体のテンポが高くなってしまう可能性と、DPSが予想以上に強くなる可能性があるため、効果を抑えている状態です。ただし1年以上運営してきて手応えも感じているので、この先にスキルスピードの有用性が上がっていくと思います。ですがいまある装備で極端にスキルスピードが高くなることはなく、もう少し時間がかかるので拡張ディスク以降の話になると思います。

◆テーマ「公式DPSメーターの導入について」
――たとえば木人のHPを10万にして倒すまでの時間を計測するなど、プレイヤーがスキル回しを見直す機会ができないか。
吉P 実装は遅れていますが、“初心者の館”という自分のトレーニングする場所を作ろうと思います。そこでバトルの中で特定のシチュエーションだけを切り出した問題を作るので、プレイヤーの皆さんのスキルのトレーニング機会を設けます。おそらく初心者の館の公開はパッチ3.1になると思います。パーティメンバー全員が見える場所でDPSを計測するようなことはやりたくありません。

◆テーマ「馬のドロップ率について」
――極蛮神討滅戦で馬のマウントのドロップ率が上がったという話があったが、変わっていないような気がする。
吉P ドロップ率が倍にはなりましたが、元の確率が低いので、さらに調整をかけたいと思います。ただし、あまり馬を持つ人が多くなってもありがたみが薄れると思いますので、ほどよく、いまのアートマぐらいはいいのかなと。そしていよいよパッチ2.5ですべての極蛮神の馬を持っていると……というものを実装しますので、ぜひ集めていただきたいと思います。

◆テーマ「ゾディアックウェポンについて」
――ゾディアックウェポンクエストは、既存コンテンツのくり返しで辛い。実装当時のハイドラやドルムキマイラなどの難度でいいので、区切りとしての専用のボスを用意してもらえないか。
吉P ゾディアックウェポンのコンセプトは、大迷宮バハムートの最強装備に近づけるが、時間がかかって忍耐力が必要になるというものです。区切りがほしいという気持ちはわかりますが、一瞬で通り過ぎてしまうようなボスでは、ほかに(開発が)やることがあるだろうという話になるので……(笑)。ただし、前向きに検討させていただきます。

◆テーマ「ドーガとウネ」
――歴代の『FF』シリーズ作品が好きなゆえに、どうしてもクリスタルタワーでの出来事で許せないことがある。ドーガとウネが紹介される順がウネとドーガになっている。祖賢さんがCDを出すときには、ドーガとウネという順にはなると思うが、その違和感が許せない!
吉P 前廣、ちょっと後で裏来れるかな? ……すいません、参りました! 後で密かに修正させていただきます(笑)。

◆テーマ「今回のシーズナルイベント“星芒祭”」
――いま開催中の星芒祭ですが、拡張区に専用のNPCがいないのはなぜ?
吉P 本当に申し訳ありません……。急ぎ修正させていただきます。河本、前廣といっしょに反省会な?

◆テーマ「白魔道士のベネディクション」
――HPがギリギリのタイミングでタンクにベネディクションを使うとき、タンクが戦闘不能状態だと、自分にベネディクションかかってしまい、リキャストが発生する。これをどうにかできないか。
吉P 誰もターゲットしていない状態でベネディクションを使うと、自動的に自分にかかるようになっています。それで意識していないかもしれませんが、瞬間的に助けられている場面もあると思います。たとえば、アレキサンドライトの宝の地図をプレイしているときなど、強引にホーリーを使って敵を攻撃して、いざというときはベネディクションを使えばいいやという感じじゃないですか。あのような場面だとわざわざ自分をターゲットしなくても自分にかかるようになっていますよね。だから意識しないときにこの仕様が皆様を助けているときもあるので、そこだけ一概に戦闘不能状態の人に発動しないようにしても、操作性が落ちたと言われると思うので難しいですね。強力な攻撃が来る前やタンクがバフを使えないときに入れたりと、どんなタイミングで使うかもヒーラーの腕だと思います。

◆テーマ「エターナルバンド」
――エターナルバンドがしたい! 「すればいいじゃん」、「パーティ募集で相手を探せばいいじゃん」と言われるんですが、出会って、いっしょに冒険して絆を育んで、エターナルバンドをしたい。だから公式でイベントをやってもらえないか?
吉P ゲーム内でエオ婚活的な感じですよね。きっとコミュニティチームが企画を考えてくれると思うので、いいお相手に巡り合うことをお祈りさせていただきます(笑)。

◆テーマ「課金ミニオンについて」
――パッチ2.4で課金ミニオンが追加されて、現在4種類のミニオンがいる。自分は持ちキャラが7人いて、全員に買い与えると9ヵ月分のプレイ料金になる。ぜひ3個セットで安くなるとか、アカウント単位で買えるなど、上位プランを用意してもらえないか。
吉P アカウント単位はありだと思うので、検討させていただきます。高額なマウント“スレイプニル”はアカウント単位になっているので、そんなに難しくないと思います。

 すべてのトークバトルを終えた後に、吉田プロデューサー兼ディレクターが「バラエティに富んでいた内容で楽しかった。前回の様子を見て皆さん慣れたのか、前回よりも堂々としている人が多かった。これは次回やるときはヤバいのでは……(笑)」とコメント。
 さらに熾烈なトークバトルが展開するであろう次回の“吉Pに物申す”の開催に期待したい。