膨大なコンテンツを自分のペースでじわじわと消化できるのが醍醐味

 ドーモ! ブンブンです。
ついに発売しました『ザ クルー』! 発売から約10日間ほどプレイしまして、とりあえずストーリー部分まではクリアーさせてもらいました! ここまでに感じたことなどを今回は語らせてもらおうかと思います。

 初期のクルマはFORD MUSTANG GT 2011をチョイス。オープンベータのときに乗っていた2013 NISSAN 370Z(Z34)に比べると幅もでかそうだし運転しにくいかなと思ったんですが、なかなかどうして運転しやすい。

『ザ クルー』プレイインプレッション【第3回:製品版編】_01
『ザ クルー』プレイインプレッション【第3回:製品版編】_02
『ザ クルー』プレイインプレッション【第3回:製品版編】_03
▲FORD MUSTANG GT 2011で海岸や山道をドライブ。この開放感がいいですなあ。
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▲ハリウッド観光をしてみたり。こういった名所巡りも楽しいね!

 しばらくFORD MUSTANG GT 2011を乗り潰してから、つぎに何を買おうかと新車を物色しに各地のカーディーラーへ。ここで全部のクルマでストリートやダートなどの全カスタムができるわけじゃなかったという事実に気がつきました! なんてこった。

 初期で乗れる4台は非常に汎用性があるんだけれども、大抵の車がなにかのカスタムはできない、といった感じ。できるだけスペックがよくて値段も安くて見た目にも好みなクルマがいいんだけど、条件に合うというクルマはそこまで多くもなく。そうなるとミッションでの使用頻度の高い“ストリート”、“ダート”、“パフォーマンス”あたりのカスタムはできるクルマがいいなと。

 たぶんカーディーラー回り続けて1時間くらい悩んだ気がするな(笑)。価格とも相談し、NISSAN SKYLINE GT-R(R34)を購入。そう、GTRですわ! 日本の車文化の象徴でもあり、コミックやらアニメでもお馴染みのこのクルマ。なんていうか、問答無用の魅力があるんだよなあ。バックから見えるGTRのエンブレムにウットリしない日本人がいるんでしょうか? 乗ってみると4WDの駆動のせいか、コーナリングがスムーズな気が。以降は今日までこのクルマといっしょでした。

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▲この後ろ姿がたまりません。というか、レースゲームってクルマの後ろ姿を見ることが多いので、実はここって重要なポイントじゃないかと思ったりします。
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▲なんとなく駐車してみたり。意味なんかないんだけど、こういうことがしたくなっちゃうんだよなあ。

 前回までのインプレッション(こちら)でもお伝えしたとおり、主人公は“5-10(ファイブテン)”での地位を上げ、兄の仇であるシヴや汚職FBI捜査官のコバーンを捕まえるというのが目的。そのためにアメリカ全土で“5-10(ファイブテン)”のために尽力していくんだけど、どのミッションも歯ごたえがありなんともゲーマー魂をくすぐられるわけです。

 なんとかクリアーしてやろうと思ってがんばり、クリアーするとまた話が展開し……と、気がついたら一気にラストまで遊んでしまった感じでした。これらのプレイの模様は自分の個人で行っているニコ生でも配信したんですが、まあおもしろくてですね……ホント楽しませてもらいました、という感じです。

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▲つかの間のコーヒーブレイクで一息つくアレックスさん。このあと驚きの人物が!
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『ザ クルー』プレイインプレッション【第3回:製品版編】_14
▲相変わらず仲間やら“5-10(ファイブテン)”のメンバーからいろんなミッションが。

 個人的には走っていてなんとなく湧き上がってくる衝動のおもむくままに行動するのが大好き。ストレートを爆走している状態から急ブレーキで反対車線に縦列駐車してみたり。なんとなくほかのプレイヤーの背後についてパッシングしまくってみたり。ミッションとかストーリーとか関係なく、適当に走っていた道がおもしろくて、気がついたらその道を2、3回往復していたりとか。

 ひたすらダートの路面を走って気持ちのいいドリフトをくり返す、なんての好きだし。どこまで警察の追っ手が厳しくなるのか破壊行為をくり返してみたりと、とにかくいろんなプレイをした気が。こういった自由度の高さはこのゲームの大きな魅力なんだな、と。そんな気持ちにさせてくれるレースゲームってそうはないなという印象。

『ザ クルー』プレイインプレッション【第3回:製品版編】_15
▲ドリフトでケツを滑らせまくる! ダートや雪道なら滑りやすいのでいくらでもドリフトが楽しめます。

 ここまでかなりの時間プレイしたんだけど、まだ隠しカーは全部見つけてないし、マップも2割ほど行ってないエリアが。

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▲改めて見ると、広さを実感! プレイしてないスキルやPvPもあるし、そもそも各エリアでのファンクション上げなんかはこれからもずっとできるわけで。
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▲こちらは隠しカーのひとつ、バギー。レイドカーなので、レイドはコイツメインに。塗装などでこんな仕上がり。 ファンキー!!

 こういった膨大なコンテンツを気が向いたときに自分のペースでじわじわと消化していくのがこのゲームの楽しみかたなんじゃないのかなと。

 その過程で、おもしろいクルーを見つけることができれば、それはそれは楽しいカーライフが過ごせるんじゃないかなと感じてます。ほかのプレイヤーがたくさんいるからって無理にクルーを組む必要はなくて、ほかのプレイヤーが同じサーバー内で走っている、というこの雰囲気をなんとなく感じるだけでも十分楽しいと思う。なので、ひととコミュニケーション取るのが面倒とか、ひとりで遊びたいとか、そういう人でも問題なく遊べるゲームだということはぜひ言っておきたい。

 総じておもしろいゲームだし、レースゲームが大好き!というわけでもない俺でもかなり楽しめているので、少しでも興味が沸いたらぜひ遊んでみて欲しいかなあ。

『ザ クルー』プレイインプレッション【第3回:製品版編】_04
『ザ クルー』プレイインプレッション【第3回:製品版編】_05
▲レベル50以降はプラチナーパーツという、通常よりも性能の高いパーツを各スキルやミッションで入手可能。これを集めるのが楽しくて気がついたら全部のクルマをプラチナパーツにしてしまう始末。俺やりすぎ。
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▲レベル40以降でサーキットチューンが可能に。Uポイントを使用して2010 DODGE VIPER SRT-10 Coupeをゲット! こいつがアホほど速いんですわ……。

■バックナンバー
・第1回:UBIDAY2014編
・第2回:オープンベータ編