※前日17日の様子は<こちら>
※18日の基調講演の模様は<こちら>
※19日の出張プロデューサーレターLIVE in LAS VEGASの模様は<こちら>
会場を総覧!
舞台はアメリカ・ラスベガスのホテル“Rio”。ラスベガスの名物のひとつに各ホテル自慢のバイキング(現地ではバフェと呼ぶ)があるのだが、界隈の中でももっとも美味しいと評されるバフェを抱えているホテルだ。ホテルやカジノから大きな通路を数分ほど進んでたどり着くコンベンションセンターが、フェスティバルの会場。
東京ゲームショウのホール2~3個分はあろうかというこの会場に集った参加者は約4000人。ステージ前に並べられた椅子だけでも2500はあろうかという巨大さだ。
フェスティバルへ参加登録をすると、いろいろなリアルのアイテムがもらえたが(詳しくはこちらを参照)、会場全体の間取りを記したページがあったので、ここに掲載する。
これらのうち、ゲームのプレイを伴うものは4つ。オーディンバトルチャレンジ、フロントライン、極蛮神チャレンジ、スピードランチャレンジだ。
◆オーディンバトルチャレンジ
世界初お披露目。黒衣森でなく、専用のアリーナで8人パーティで挑む。勝てば“I BEAT ODIN”Tシャツが手に入るとあり、もっとも人が早いタイミングから挑んでいた。肝心のバトルはステージ取材に追われ挑めなかったが、動画サイトなどで映像が上げられている模様。東京での予習に見ておくといいだろう。勝率は5割前後。2時間程度の待機で戦えていたようだ。
◆フロントライン
通常のフロントライン。勝利チームは、フロントラインイラストのポスターがもらえていた。
◆極蛮神チャレンジ
8人で挑む極蛮神バトルなのだが、戦う相手とその条件をルーレットによって決める仕組み。
◆スピードランチャレンジ
4人パーティ3組で、ダンジョン踏破のスピードを競うチャレンジ。
極蛮神チャレンジともども勝者にはポスターがプレゼントされた。
これらのほか、『シアトリズム ファイナルファンタジー カーテンコール』の試遊台が出展されており、激しいチャレンジの息抜きがてらに挑んで、かえってエキサイトしている参加者も多かった。
◆フォトブース
右の写真にある背景からひとつを選んでクロマキー用の幕前でポーズを撮ると、合成した写真がもらえるというもの。って、侵攻編4のネタバレとかが……。
◆アートギャラリー
大きく立体、イラスト、マンガに分かれ、見て回った来場者の投票によって入賞者がきまる仕組み。とくにイラストは、エオルゼアでの生活、私の冒険、好きなキャラクターにカテゴリーがさらに分かれ、2日目の来場者投票の結果発表では、それぞれの部門から最優秀作品が選ばれていた。
アクティビティーの中でも耳目を惹いたのは、グリダニアン アーチェリーとガレリアン アーティレリー(大砲術)のふたつだ。
◆グリダニアン アーチェリー
前者はイクサルの絵が描かれた5~6メートル先の的めがけ、実際の弓を使って射抜く催し。開始前にインストラクターが弓の扱いを説明するなど、かなり本格的だ。「実際の弓を射るなんて、さすがアメリカ」なんて見ていたら、彼らも初心者ばかり。そりゃそうだろう。
●FFXIV ファンフェステイバル グリダニアン・アーチェリー
◆ガレリアン アーティリティー
一方のガレリアン大砲術は、ファニーなアクティビティーだ。「私の軍勢が倒せるかな?」なんて大きく語るガイウスさんの看板の向こうには、掃除機を逆に稼動させたような“吐き出し機”が据えられ、大きなピンポン球のようなものを、的めがけて放つのだ。
●FFXIV ファンフェステイバル ガレリアン・アーティリティー
ほかにはライヴストリームが行われるブースとライヴクエストと呼ばれる会場内オリエンテーリングの賞品引換所、物販コーナー、そして待ち合わせなど多目的に使われるサイン可能な壁などがあった。
ライヴクエストは、4人から11人でパーティを組み、9つの課題を達成して絆を強くするというもの。お互いの嗜好を尋ねるものから、クイズのようなものまで、すべてをコンプリートして引換所に赴くと、証のスタンプと賞品がもらえたようだ。
物販コーナーは会場の片隅だったが、じつはいちばん行列が長く、会期の初日、吉田直樹プロデューサー兼ディレクターによる基調講演が終わるや否や、数百人規模の行列ができていた。最初に物販に人が集まるのは日本国内のF.A.T.E.と同じ現象で、好きなゲームのグッズが欲しいという思いは海を越えても同じなんだと実感できた。
●FFXIV ファンフェスティバル 物販の行列
お手軽とはいえ圧巻だったのが“Meet-Up Wall”と呼ばれるサイン可能な壁。前日の設営時になんとはなく通り過ぎていたこの壁が、2日目の午後にはご覧のとおり。
やっぱりファンとの交流
会場にはときおり開発スタッフをはじめとする日本人スタッフが姿を見せそのつど捕まっては、時間の許す限り写真撮影やサインなどの対応をしていた。世界のどこでもファンに丁寧に対応する光景は変わらず、きっとこの大陸のプレイヤーたちにもその姿勢が伝わることだろう。