爆笑トークとともに注目タイトルが続々紹介!
2014年9月18日から9月21日まで、千葉・幕張メッセで開催されていた東京ゲームショウ 2014のコーエーテクモブースにて、スペシャルステージが開催された。
本イベントは、人気声優の小野坂昌也さんと竹本英史さんが進行を担当。コーエーテクモゲームスのイベントではおなじみの天野唯さんも、『討鬼伝 極』の天狐の耳と尻尾をつけて登場した。
このイベントは、コーエーテクモゲームスの注目タイトルを紹介するのが目的だが、小野坂さんと竹本さんのパワーにかかれば、ただの発表会では済まされない。
登場早々竹本さんが台本を忘れるという事態に始まり、天狐のコスプレをする天野さんをいじり倒し、さらに自分らが天狐のモノマネを披露して……と、スタート直後からかっ飛ばすおふたり。
直前まで行われていたコスプレコンテストの話題になると、竹本さんは「最初はコスプレイヤーの女性の皆さんをエロい目で見ようと思っていたんです!」と暴露。しかし、「でも、男性コスプレイヤーの皆さんもものすごいクオリティーで勝負してきていまして、それを見たら、自分が直前まで邪な気持ちでいたことが恥ずかしくなってしまいました」と続けた。
小野坂さんも「今年は本当にコスプレイヤーさんたちのレベルが高かったんですよ。男性もほんと男前!」と絶賛。
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その後、一本目のタイトル『ゼルダ無双』の紹介がスタート。しかし、ふたりはひたすら映像にアテレコするのみで、タイトル詳細は語られない。そのハイテンションなアテレコは、会場を爆笑の渦にたたき落とした。タイトル説明は一切なかったにも関わらず、おもしろいゲームであることはしっかり伝わってくるのがすごいところ。
「はい、以上が『ゼルダ無双』でした~」とやりきった感満載の小野坂さんに対して、竹本さんは「ん~……これでいいんだっけ?(笑)」と苦笑い。
続いては、『討鬼伝 極』の紹介だ。
今回は、小野坂さんと竹本さんが実際に、本作の“タイムアタック”にチャレンジ。本作で過去にたたき出された最速タイムは、なんと1分23秒! 「嘘でしょ!?」と驚く小野坂さんに対し竹本さんは、「超えてみせようぜ」と強気の態度を見せた。なお、竹本さんは薙刀を、小野坂さんは銃を得意とするという。
さぁ戦闘開始。
竹本さん「薙刀は“鬼千切”のゲージがたまりやすいんです。だからヤングさん(小野坂さんの愛称)は、銃で敵の動きを止めてください」
小野坂さん「OK! いま動きを止める弾を装填する! ……って、動きを止めるやつがない!」
竹本さん「なんだとー貴様ァー! 忘れてたのか!」
ということで、計画が大いにくるってしまった様子。
1分23秒をきることを目標にしていたふたりだが、それが不可能であることは誰の目から見ても明らかであった。しかしふたりは諦めない。4分過ぎたあたりで「いま40秒くらいですかね?」とあくまで諦めない。7分過ぎたあたりで「いま1分くらいですかね?」とやはり諦めない。
結果は9分48秒。「いや、1分23秒っていったい何者なんですか!」と小野坂さん。竹本さんも「僕たちがいかにゲーマーとして不甲斐ないかがバレてしまいましたね……」と肩を落とした。しかし、その熱い戦いっぷりに、会場からは大きな拍手が上がった。
おつぎは、『真・三國無双7 Empires』。
小野坂さんは本作で、諸葛亮と趙雲の声を演じている。
「本作は、かなり戦略性が増しています。戦局に影響を与える“秘計”を使うことができるんです。『信長の野望』みたいに、頭を使うプレイが楽しめますよ」と小野坂さんは紹介してくれた。また、PS4版の映像を見ながら改めて、グラフィックのキレイさに驚く一幕も。新キャラ“荀彧”にも注目してほしいそうだ。
続いて紹介された『戦国無双 Chronicle(クロニクル) 3』には、石田三成と柴田勝家役で竹本さんが出演している。「本作は、IFの世界を楽しめるんですよ。もし本能寺の変がなかったら、とかね。そしてなんと、登場武将全員と仲よくなれるんですよ! つまり、あんな声優やこんな声優とも仲よくなれてしまうわけです。たとえば、あの神谷浩史が、プレイヤーのために甘いセリフを言ってくれたりもしちゃうんですよ!」と竹本さんは語る。それを聞いた小野坂さんは、「俺、お前のためにがんばるから」と神谷さんのモノマネを披露(似ていました)。竹本さんは「うちの事務所の人気声優神谷浩史がなんか汚された気がする……」とぼそり。会場の笑いを誘った。
さらにふたりは、映像を見ながら本作の華やかさについても語り、初回特典DLC“サンタコスチューム”がモニターに映し出された際は、「エロ~い!」と大絶賛した。
『ブレイドストーム 百年戦争&ナイトメア』の紹介のときには、幕張メッセ全体に切なげな音楽が鳴り響く。それはゲームショウ終了間際を知らせる音楽! 17時が迫っているのだ! 「嘘でしょ! まだ紹介しなきゃならないタイトルあるぞ!」と慌てる小野坂さん。「なんでこんなに遅くなったんでしょう? あ、『討鬼伝 極』か!」と思い当たる竹本さん。9分48秒のプレイタイムは痛かった!
よって、ここからは超駆け足での進行。
竹本さんは『ブレイドストーム 百年戦争&ナイトメア』について、「この作品は、ジャンヌ・ダルクの時代の世界観です。ジャンヌ無双みたいな感じですよ!」とコメント。「それはいい! 俺好きかも!」と小野坂さんも興味を示した。
最後のタイトルは、『デッド オア アライブ 5 ラストラウンド』。「ラストラウンドということは、シリーズ終わっちゃうの?」と心配そうな小野坂さんに、「きっとつぎはファイナルラウンドがありますよ!」と、リシーズ継続の希望を語る竹本さんであった。
最後は、ゲームショウ期間中、コーエーテクモゲームスブースを素敵に彩ってくれたコンパニオンさんの記念撮影タイムが設けられ、ステージイベントは幕を閉じた。
小野坂さんと竹本さんの、息の合ったハイテンションなステージは、つねに笑いが絶えなかった。来年のゲームショウでも、ぜひ会場を笑いの渦に叩きこんでほしい!