まさに小野義徳氏のショウタイム!
2014年7月24日(木)~27日(日)、アメリカ・サンディエゴのコンベンションセンターにて、エンターテインメントの祭典“Comic-Con International 2014”(略称:コミコン)が開催中。開催2日目にはカプコンによるプログラム“Street Fighter!”が実施された。直球そのものずばりの講演名となるこのセッションは、想像通り、発売を直近に控えたシリーズ最新作『ウルトラストリートファイターIV』を中心に、『ストリートファイター』シリーズの最新動向を明らかにするというもの。パッケージ版の発売後海外で配信される最新DLCや、グッズ情報などが紹介された。
もっとも多くの時間が割かれたのが、海外で人気の『Street Fighter: Assassin's Fist』。こちら、Webで展開されている『ストリートファイター』の実写映像シリーズ。会場には、監督・脚本・豪鬼役のジョーイ・アンサー氏、リュウ役のマイク・モー氏、ヤング豪鬼役のガク・スペース氏の3人が登壇。セッションでは、『Street Fighter: Assassin's Fist』のBlu-ray&DVDが北米で10月28日に発売予定であることや、新シリーズの『Street Fighter: World Warrior』が制作中であることなどが明らかにされた。Blu-ray&DVDの『Street Fighter: Assassin's Fist』(日本名『ストリートファイター 暗殺拳』)は、日本でも10月2日に発売される予定とのことなので、日本でも『Street Fighter: Assassin's Fist』旋風が吹き荒れるかも!? そんなブレイクの予感がぷんぷんとする、『Street Fighter: Assassin's Fist』はこちら!
そして、セッションの最後には、『ストリートファイター』シリーズといえば、この人をおいて語れない(!)の小野義徳氏が満を持して登場した。いつもコミコンでは何かしらファンを喜ばせてくれる小野氏だが、今回はヒューゴーのコスプレをして入場(しかもポイズンといっしょ)。しかも、「今回は新しい発表は用意していません。ごめんなさい! その代わり、来年は新しい情報を持ってきたいと思います」(小野氏)とのことで、サービス精神は例年にも増してMAX状態。ゲーム対決で勝利したヒューゴー使いのプレイヤーに抱きついたり、ノリノリのポーズで記念撮影に応じたりと、テンションも高かった(というか、例年といっしょ?)。まさに、千両役者ということで、来場者の心を鷲掴みにした小野氏なのでした。
(取材・文 編集部/F)