※26日のイベントの様子は、以下の記事でチェック!
目からリヴァイアサンの鱗がポロリ! 『新生FFXIV』@ニコニコ超会議3リポート 1日目その1
吉Pに物申す人続出! 『新生FFXIV』イベントリポート 1日目その2 【ニコニコ超会議3

2日目のゲストはヒロシ? 出張プロデューサーレターLIVE Part2

 前日に引き続き、プレイヤーから寄せられた質問に吉田直樹プロデューサー兼ディレクターがリアルタイムで答える、出張プロデューサーレターLIVEの第2回目がオンエアされた。今回は、アシスタントディレクターの高井浩氏がゲストとして登場。吉田氏とともにさまざまな質問に答えたのだ。

い、色付きチョコボだと……!? 『新生FFXIV』イベントリポート 2日目その1 【ニコニコ超会議3】_01
▲中央の高井氏は、本作のさまざまなエフェクトや、プロモーションビデオ(PV)の製作担当としても知られる。

 放送内でやり取りされたプレイヤーからのおもな質問とその回答をダイジェストで以下に掲載。回答者は、コメントの冒頭に記載した。

Q.ゾディアックウェポンストーリーのアートマ集めは無事に終えた?
高井:12個すべて集まった。最終的にF.A.T.E.を450回ほどプレイした。
吉田:300回くらいF.A.T.E.に参加したが、まだ手に入れられていない。

Q.新しいメガネの実装はいつごろ?
吉田:コアメンバーのひとりがメガネの開発担当になりつつある。その人が現在、各スタッフに製作をお願いして回っている。
高井:開発内には、メガネを作りたがっている人が多くいる。いろんなメガネが随時リリースされていくのでは。

Q.今日は(高井氏登場時の恒例となった新作)動画が公開されない?
高井:残念ながら、本日は動画を公開する予定はない。動画公開の準備は進んでおり、パッチ2.3に向けて新たな映像を製作している。E3が開幕するタイミングで、何か動きがあるかも……?

Q.レベルキャップの開放はいつごろ?
吉田:まだ先になる。“新なんとか”がリリースされた後になるのでは。

Q.結婚システムのリリース時期は?
高井:開発のなかでは、結婚システムはいま旬の話題となっている。
吉田:結婚式は十二神大聖堂で行われる予定。現在、最終モデリングの作業が進められている。パッチ2.3の時点ではまだサービスは開放されないが、あまり遠くない時期に利用できるようになるはず。新婦が着用する半透明のヴェールは、細かい部分にまでこだわっている。おそらく、ヒラヒラ動くようになるのではないかと。

い、色付きチョコボだと……!? 『新生FFXIV』イベントリポート 2日目その1 【ニコニコ超会議3】_02
▲黒衣森:東部森林に建てられている十二神大聖堂。現時点ではまだ内部に入れないが、この中で結婚式が執り行われるようだ。

Q.離婚システムはある?
吉田:新郎新婦には、結婚式が行われる日までに、ゲーム内で指輪をふたつ用意していただく。このアイテムを捨てれば離婚できるはず。

Q.ハウジング向けの土地の追加は今後も行っていく?
吉田:パッチ2.3で追加を予定している。パッチ2.2で実施した屋内の処理(インスタンス共有)の最適化がうまくいっているので、技術的にも問題なく土地を増やせる見込み。

Q.個人向けの部屋は、どのようなものになる?
吉田:個人ルームは、所属するフリーカンパニーが家を持っていることが前提条件。そのうえで、特定メンバーが“部屋を作る”というようなコマンドを選ぶと、対応する仲間に部屋が個別に与えられるようになる……といった流れになる。玄関から直接自室へ向かうのか、あるいは一度メインホールを通って個人部屋に入るのか、移動する方式について現在検討を進めている。部屋のサイズは、各都市の宿屋よりも少し広いくらい。室内の家具は、部屋の住人が自由に種類を変更できる。フリーカンパニーのメンバーを全員呼べるようにするなどの入室制限も、住人が任意に決められる。

Q.個人で所有できる家の詳細を教えて!
吉田:利用するための条件は、レベル50であることと、グランドカンパニーの階級が一定まで上がっていること。まずはパッチ2.3のリリースに合わせて、個人向けの部屋を開放したい。一方で個人向けの家は、自室を利用可能にした後の公開になるが、それほど間を置かないはず。(個人向けの家の)価格は85万ギルくらいではきびしそう。フリーカンパニーが所有する家ほどは高くしないつもり。

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▲個人所有の家が開放されるというよりも、単純にひとりでも家が買えるように、ルールが変更される可能性が高い?
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▲高井氏も、『新生FFXIV』の開発スタッフであるのと同時に、本作の熱烈なファンでもあるのだ。

Q.PvPの将来を聞かせて!
吉田:パッチ2.28でPvPのシステムを改修する予定。現状では、専用のアクションが何もない状態で新規にPvPを始めることになっているが、もっとカジュアルに遊んでもらえるように、これらのアクションを最初から所持した状態でスタートできるようにシステムを変える。またランクが上がると獲得できるポイントの割り振りを、いつでも行えるようにする。パッチ2.3で公開される(3チームに分かれて戦う)フロントラインは、本格的なPvPに参加する前のお試しプレイに適していると思う。ちなみにフロントラインへの参加人数は、24人で固定されていない。もっと多い場合もある。

Q.パッチ2.28のリリース時期はいつごろ?
吉田:5月になる予定。

Q.DirectX11への対応作業は進んでいる?
吉田:このニコニコ超会議3が終わった後に、オーストラリアでメディアツアーを開催。そこから帰国した後くらいに、DirectX11版のクオリティチェックを行う予定になっている。作業はけっこう進んでいる。まだ確定ではないが、年末くらいにはリリースできるかも。
高井:いっしょに大迷宮バハムート:侵攻編をプレイしているプログラム担当のメンバーが、だいぶ忙しくなってきている。

Q.今後のクリスタルタワーのアップデート予定は?
吉田:パッチ2.3で続編が追加される。現時点で、マップチェックとボスチェックまで完了している。
高井:オールドゲーマーが「おおぉ」と言うような要素が盛り込まれている。

Q.コンテンツルーレットの今後の改良予定は?
吉田:まずは極リヴァイアサン討滅戦をコンテンツファインダーに対応させる。一方で、パッチ2.2で公開された3つの極蛮神討滅戦については、クリアをもう少しだけ容易にしたい。そのうえで、これらを含むカテゴリーのコンテンツルーレットを開放……という流れが理想。

Q.ハウジングに設置できる調度品の数は将来的に増える?
吉田:(とある問題が原因で)実現が難しい状況。バディチョコボを呼び出した状態でコンテンツファインダーへの申請ができない理由も、この問題が解決できないため。

Q.ザナラーンの荒野に敷設されている線路の上を、列車が走る日は訪れる?
吉田:列車が走る予定はまだない。

Q.高井氏は最近、どのような作業に携わっている?
高井:開発作業と『新生FFXIV』のプレイを同時に進める日々を送っている。自宅に帰ってすぐにコンテンツルーレットに参加。つぎに蛮族デイリークエストを進めた後で、古ぼけた地図:G4に挑戦……それくらいで限界を迎える。

Q.蛮族デイリークエストにゴブリン族のシナリオを追加して!
吉田:ゴブリン族のシナリオの公開はまだ先。かなり大きい扱いになっており、いずれ大々的に発表する予定。

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▲ゴブリン族の蛮族デイリークエストは、コボルド族やサハギン族よりもシナリオの規模が大きいものになるのかもしれない。

Q.カバンのサイズが拡張される計画はある?
吉田:セーブデータの容量が関係してくるので現状ではきびしい。現在はコンテンツのアップデートを優先させているが、問題解決のメドが立った段階でカバンの拡張を検討したい。

Q.赤チョコボなど、色付きのチョコボが実装される予定は?
吉田:チョコボの色に関する新要素として、ハウジング向けの飼育小屋をパッチ2.3かパッチ2.35でリリースする予定。この施設を介して、チョコボに餌をあげると限界が突破できたり、好みのタイプの餌を作って与えると毛を生え変わらせたりできるようになる……といった方向で検討している。もしかしたら、飼育小屋でチョコボをトレーニングすれば、彼らの育成を促せるようになるかもしれない。なお、ふたり乗りのマウントの実装は、現在検証作業を進めている。
高井:チョコボランクが最大でなくても、これらの要素が楽しめる予定。

Q.そのほかに公開が予定されている新要素は?
吉田:パッチ2.28で冒険者の待機ポーズの種類を増やす予定。そのうえで、各ポーズのランダム選択を可能にする。

Q.2~3人で遊べるコンテンツを入れて!
吉田:ひとりから3人くらいで遊べる要素がパッチ2.3でリリースされる。

Q.(ウルダハの女王である)ナナモ様のミニオンは公開される?
高井:ミニオン同盟と呼ばれている専属開発チームが、ナナモ様のミニオンを作っているところを見た記憶がある。

Q.冒険者の髪型は今後も増えていく?
吉田:つぎのパッチでも増える。

Q.アラガントームストーン:神話の取得量を増やす予定はある?
吉田:アラガントームストーン:神話は、かつての哲学と同様に“いまがすべてではない”という扱い。パッチ2.28やパッチ2.3で取得数が変更され、段階的に取得しやすくなっていく。

Q.コラボイベント実施の予定は?
吉田:『FFXI』とのコラボを進めてほしいという話が来ているので、松井(聡彦氏。『FFXI』プロデューサー)と相談して何らかの計画を立てるつもり。

ファンフェスティバルが国内外の3都市で秋に開催決定

 吉田氏と高井氏による一問一答はここまで。続いて放送は、プロデューサーレター恒例のお知らせコーナーへと突入。

 2014年の10月から11月にかけて、『FFXIV』のファンフェスティバルがラスベガス、ロンドン、東京の各都市で開催されることが発表された。現在、その準備に向けて動いているところで、吉田氏は「プレイヤーの皆さんと喜びを分かち合える大規模なフェスティバルにしたい」と語っていた。またこのイベントを通じて、何らかの大きなニュースが発表される予定とのことだ。

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▲10月にラスベガスとロンドンで開催。その後、11月に東京で実施される予定。

 最後に高井氏から「今日は動画がご用意できなくてすいません。いろいろ準備を進めているので、今後の情報にご期待ください」との言葉が、吉田氏からは「たくさんの方々に会場にお集まりいただき、また生中継をご視聴いただきありがとうございます。本日はまだまだイベントが続くので、引き続きお楽しみいただければと思います」との言葉があり、出張版プロデューサーレターLIVEのPart2は終了した。

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