千葉県・幕張メッセで開催されている、“ニコニコ超会議3”。2014年4月26日、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(以下、SCEJA)のプレイステーションブースで開催された、『フリーダムウォーズ』のステージイベントをリポート。

●中村繪里子さんと原由実さんはゲストではなく、重犯罪者!?

 2014年4月26日、27日に千葉県・幕張メッセで開催されている、“ニコニコ超会議3”。2014年4月26日のソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(以下、SCEJA)のプレイステーションブースでは、プレイステーション Vita用ソフト『フリーダムウォーズ』のイベントが行われた。イベントには、プロデューサーを務めるSCEの吉澤純一氏、ゲームデザインを担当するシフトの保井俊之氏、そしてゲストとして、ベアトリーチェを演じる中村繪里子さんと、アリエスを演じる原由実さんが出演。生アテレコあり、実機プレイありの盛りだくさんのステージを展開した。

▲本作の高機能汎用窓口係プロパくんも、「高いところから失礼します」と登場。
▲ハイテンションかつ興奮しまくりでしゃべる吉澤純一氏(写真左)と、落ち着いてしっかり解説する保井俊之氏(写真右)。
▲右が中村繪里子さん、左が原由実さん。
▲本作の5つの特徴。その1“懲役100万年”。
▲その2“自由を希求し、戦うキャラクターたち”。
▲その3“奪還マルチプレイアクション”。
▲その4“立体高速戦闘 荊(イバラ)”。
▲その5“全国47都市国家対戦”。

 中村繪里子さんと原由実さんからは、まず自分たちが演じるキャラクターの話題に。中村繪里子さんが演じる、本作のヒロイン、ベアトリーチェ・“リリィ”・アナスターシについて、中村繪里子さんは「謎が多いキャラクターですね。おしとやかな部分と、胸の内に秘めた強さの出し具合が、物語が進むに連れて混ざり合う部分が人間らしいなと感じました。収録では、セリフのテンポに気をつけましたね」と語る。一方、原由実さんが演じる、主人公たちを導くアリエス・Mは、原由実さんいわく「すごく変わっていて、しゃべりかたも語尾がカタカナになっていたりと、ちょっと不思議な女の子です。シーンによってかわいらしくしゃべるところもあるんですが、基本的に謎めいたキャラクターなので、ちょっと怪しい雰囲気を出したりと、場所によって雰囲気を変えて演じました」とのこと。

 と、ここでプロパくんから、衝撃の発表が行われる。今回、中村繪里子さんと原由実さんは、ステージのゲストという扱いではなく、PT法(ゲームに登場する、牢国都市パノプティコンの法律)に照らし、重犯罪者の咎人(トガビト)として、懲役100万年の刑が課されることに……! 「長生きできそうでよかった」(中村繪里子さん)という感想もあったりしたが、そういうことではなく、ここで懲役を減らすために、おふたりはさまざまなことにチャレンジすることに! 

 最初に行ったのは、“レッツ貢献! 画像で生アテレコ”。これは、ふたりが演じるキャラクターの静止画に合わせて、セリフをアテレコするというもの。詳しいセリフは、ここでは割愛するが、ゲーム情報的に気になったポイントをピックアップ。

■アリエス・Mのセリフで判明したこと
・主人公がやられたときに出会うらしい
・アリエスは、“ボクっ娘”らしい
・生と死の狭間“ユウカイ”にいるらしい
・“彼女”のことを気にしているが、関係性は不明
・“彼女”とはベアトリーチェの模様

■ベアトリーチェ・“リリィ”・アナスターシのセリフで判明したこと
・主人公がベアトリーチェを助けに来るらしい
・ウィルオーエンジン(本作の世界の技術)の駆動音で、天罰が来ることがわかるらしい
・少し前までエンジニアとして働いていて、ウィルオー技術に詳しい
・いわゆるテクノロジーマニア

 この生アテレコでプロパくんに貢献が認められたものの、減刑されたのはたったの1年分。そこで、残りの懲役99万9999年を減刑するべく、ゲスト咎人のふたりにゲームをプレイしてもらうことに。ゲームの目的は、“10分以内に4名で協力して市民(シヴィリアン)を奪還せよ”というもの。しかし、中村繪里子さんも原由実さんも、ゲームの腕前は“皆無”(本人談)。そこで、プロデューサーの吉澤氏と、司会を務めていた白河優菜さんも参加して、みんなで目的達成を目指すことになる。

 というわけで、吉澤氏のゲームの説明を受けながら、敵である人工アブダクターから市民(シヴィリアン)の奪還を目指すボランティア(=戦い)に挑戦する……のだが、まさに腕前が“皆無”という中村繪里子さん、原由実さんのプレイは、まさにフリーダム。鉄塔に攻撃をくり返しつつも、敵を視界にとらえる中村繪里子さんに対し、原由実さんはずっと裏道をウロウロ。敵を見つけられず、何度も「敵がいません〜」とくり返していた。そんなフリーダムプレイを経て、いつの間にか、市民(シヴィリアン)を確保した中村繪里子さんは、吉澤氏たちのエスコートを受けながら、無事に脱出ポッドまで市民(シヴィリアン)を護送。ボランティアは成功となった。

 ちなみに、本作はこれまで東京や大阪で開発会議という名の体験プレイ会を行っており、ユーザーの意見を聞いてさまざまな部分の改善を行うと発言してきた。今回プレイされていたバージョンは、まさにそういった修正が反映されていたようで、明確に変化したと感じる部分もいくつかあった。とくに、敵を引き倒すドラッグダウンを仕掛ける場合、これまではただ荊(イバラ)を引っ掛けてボタンを連打する仕様になっていたが、今回は丸いゲージが表示され、どれだけ連打をすれば敵を引き倒せるかが視覚的にわかりやすくなっていた。ちなみに、ドラッグダウンを仕掛けた時点で、ゲージがある程度溜まっていたこともあるため、途中でやめてもゲージが継続されるか、多人数プレイの場合は、ほかのプレイヤーとゲージの溜まり具合が共有されるようになっているのかもしれない。いずれにせよ、開発会議での意見を反映して、修正が行われているのは確実だ。

<関連記事>
『フリーダムウォーズ』体験イベント“緊急!レッツ開発会議!”で見えた、本作の現状とこれから
新情報も続々! 激アツだった『フリーダムウォーズ』開発会議 in 大阪リポート!

 ゲームをプレイした感想として、中村繪里子さんが「敵を倒す能力がプレイヤーになくても、気づけば敵の懐に入り込んで、市民を助けていたので、ああいうことも協力すればできるんだと思いました」と語ると、吉澤氏から「そうなんです。ゲームがうまい人もそうでない人も、役割を明確に分けて遊べるのが『フリーダムウォーズ』の特徴なんです」と本作の魅力をアピール。一方、原由実さんは、「いつの間にか成功になっていました。繪里子さんをずっと探して、探し続けた旅でした(苦笑)」と話していた。

 この成功で、おふたりの懲役が一気に減刑されるかと思いきや、プロパくんから提示されたのは10年の減刑。しかし、本作のグッズ“ステンレスボトル”や、ステッカー、ポスターなどにおふたりのサインが入れられ、来場者にプレゼントされることが決まると、プロパくんの態度も一変。プレゼントの貢献で、100万年の減刑が認められ、おふたりは晴れて自由の身になることに。そして最後に、おふたりから本日の感想が語られた。「私は、声優という職業をやっているんですが、まさか咎人という肩書きをいただけるとはとドキドキしていました(笑)。『フリーダムウォーズ』は、キャラクターを動かすプレイも楽しいですし、PVで出てきた世界観も物語として楽しめるんだろうなと、6月26日の発売がいまから待ち遠しいです。初心者の私ができたので、皆さんなら絶対に大丈夫だと思います! 4人組でもひとりでも楽しいゲームなので、楽しんでください」(中村繪里子さん)。「収録させていただいたときから映像がキレイだなとビックリしていました。あと、今日実際にプレイさせていただいて、私もゲームはヘタなんですが、いつの間にか“わあ、成功した!”と成功が味わえてうれしかったです(笑)。発売されたら、私がまわりの人を助けられるようにがんばりたいと思いますので、皆さんもぜひプレイしてみてください」(原由実さん)。

 驚きの新情報などはなかったが、あちこちにこれまでにはなかった情報が散りばめられていた本イベント。明日(2014年4月27日)には、天獄アブダクターのコウシンと戦うボランティアが行われるほか(コウシンの記事は→こちら)、謎の“プロパガンダ アイドル”のPVも放映されるという(“プロパガンダ アイドル”の記事は→こちら)。2014年6月26日の発売日まで、あと約2ヵ月となり、今後の情報公開もさらに加速するはず! これまでにない、新たな“奪還マルチプレイアクション”の動向を見逃すな!


 ……と、記事を締めたところで、編集後記的な余談です。いきなり口調が変わって失礼します。今回、ステージにちょっと飾っていただいたものがありまして。それがこちらです。

▲吉澤さんの前にあるのは……ミニプロパくん! スポットライトを浴びています。

 詳しい方ならおわかりかと思いますが、こちら本作の“ファミ通DXパック”についてくる“プロパくんぬいぐるみ”です。先日、見本ができあがりまして、早くいろいろな人にお見せしたくて、SCEJAの担当の方に無理を言って、さりげなくステージに置いていただきました。まったくさりげなくないけど! 気になった方は、ぜひこちらから“ファミ通DXパック”をチェックしてみてください。話題の『ニンジャスレイヤー』とのコラボなどもしていますのでー。ちなみに、この“プロパくんぬいぐるみ”の製作過程を、本作の商品企画部さんブログで公開していただいていますので、そちらも読んでくださいね(商品企画部さんのブログは→こちら)。そんな宣伝の締めですみません! でも、本作が発売され、遊んでファンになってからでは買えない可能性があるので、気になる方はぜひご予約をお願いしますね!

※ファミ通DXパックの予約は→こちら

Text by 世界三大三代川