PS3の体験版は3月7日配信予定

 2013年3月4日(月)、東京・品川のバンダイナムコゲームス研究所にて、バンダイナムコゲームスから2013年3月20日(水)発売予定のプレイステーション Vita、プレイステーション3用ソフト『ワンピース 海賊無双2』の完成披露発表会が開催された。本作は、集英社の人気マンガ『ONE PIECE』を主題にし、コーエーテクモゲームスの人気アクションゲーム『無双』シリーズとコラボレーションした『ワンピース 海賊無双』の最新作。ゲーム内では3つの巨大勢力が争うオリジナルストーリーが展開されるほか、多数の新キャラクター、パワーアップした新アクションなど、パワーアップしたかつてない爽快な無双アクションゲームが楽しめる。

 発表会には、バンダイナムコゲームス代表取締役社長の大下聡氏、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(以下、SCEJ) プレジデントの河野弘氏が登壇。大下社長は「前作『ワンピース 海賊無双』はおかげさまで『ワンピース』ゲーム初の100万本突破となり、本作も既に50万本以上の受注をいただいております。これも、すべてファンの皆さまに支えていただいた結果です。これからも日本に、世界に誇れるような作品を、集英社・東映アニメーションといっしょに育てていきたいと思います」と挨拶した。河野プレジデントは、「今回はPS3版とPS Vita版のふたつ用意していただいたおかげで、切れ目なくプレイできるようになりました。SCEJも、本作を全面的にバックアップして、お客様に楽しんでいただこうと思っています」とコメント。同時に、本作のPS Vita版とPS Vitaを同時に購入した人に、数量限定でPS Vita用特別保護フィルムと壁紙がプレゼントされることを発表した。

▲バンダイナムコゲームス代表取締役社長の大下聡氏
▲ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン プレジデントの河野弘氏
▲本作はクロスセーブ機能にも対応。外でも家でも自由に遊べるのだ。
▲PS Vita版『ワンピース 海賊無双2』とPS Vita本体をセットで購入した人にプレゼントされるPS Vita用オリジナルデザイン保護フィルム(数量限定)。

 その後、会場には集英社 週間少年ジャンプ編集長の瓶子吉久氏も登場。「本作は、原作の世界観を大事にしていただきながら無双シリーズの爽快感を融合させたかつてないゲームです。ゲームを遊ぶと原作が読みたくなる、原作を読むとゲームが遊びたくなる作品だと思っております。編集部おすすめのゲームです」と太鼓判を押した。ここで、本作のデモを見た原作者の尾田栄一郎氏からのコメントも登場。『ONE PIECE』担当編集者である大西氏がコメントを読み上げた。

▲集英社 週間少年ジャンプ編集長の瓶子吉久氏。
▲尾田栄一郎氏直筆のサイン色紙を掲げるのは、『ONE PIECE』担当編集者である大西氏。
▲『ワンピース 海賊無双2』の攻略本も、ソフトの翌日(2013年3月21日)に発売。
▲尾田氏のコメント

海賊無双2のデモを見た僕と担当の反応。
「スゴッ!!
強っ!!
ズルい!!!
エロッ!!!
あははははは!!
あははははは!!
あー爽快っすねコレは。」です
相変わらず作り手まで楽しんじゃってますね。
発売が楽しみです。 尾田栄一郎

 続いて、スペシャルゲストとして登場したのはアニメ『ワンピース』のサンジ役声優の平田広明と、ナミ役の岡村明美。ふたりは「ボタンひとつでわんさか倒せるのが楽しかったです」と前作の感想を語り、アニメ『ワンピース』声優陣の間でのキャッチフレーズが“田中真弓さんでもできるゲーム”であることを明かした。なんでも、ゲームがあまり得意ではない田中真弓さんでも、楽しく簡単に遊べるからだとか。会場に駆け付けたコーエーテクモゲームス 開発チーム「ω-Force」プロデューサーの鯉沼久史氏と、バーソロミュー・くまのコスプレに身を包んだバンダイナムコゲームス『ワンピース』ゲームプロデューサーの中島光司氏とも、前作について語り合った。

▲ロビン・ハンコック・ナミに扮したコンパニオンたち。
▲さすが女性大好きのサンジ役だけあって、平田さんがうしろのコンパニオンに大喜び。
▲コーエーテクモゲームス 開発チーム「ω-Force」プロデューサーの鯉沼久史氏。
▲バンダイナムコゲームス『ワンピース』ゲームプロデューサーの中島光司氏。

 さらに、スペシャルゲストとしてタレントの芹那が登場。前作『ワンピース 海賊無双』の発表会ではボア・ハンコックのコスプレに身を包んでいた芹那だが(記事はコチラ)、今回はスリラーバーク編に登場した“ホロホロの実”の能力者・ペローナのコスプレ(2年後ver)で登場した。好きなキャラクターについて聞かれると、「好きなのはチョッパーですが、付き合うならサンジ、生まれ変わるならナミがいいです!」と登壇した声優陣を気遣うパーフェクトな答え。発表会では、芹名が本作を少しだけプレイし、「私はストーリーがとくに気になるので、この先どんなお話があるのか楽しみです。早くつづきやりたいですね! 楽しかった!!」と大興奮していた。

▲ペローナに扮した芹那。ぬいぐるみでクマシーもばっちり再現。

 ここで、鯉沼氏から“とっておきの情報”が発表。2013年3月7日(木)から、本作のPS3版の無料体験版が配信開始され、ダウンロードした人にはもれなく本作のカスタムテーマがついてくるのだと言う。体験版ではオフラインふたり協力プレイができるほか、人気のキャラクター“死の外科医 トラファルガー・ロー”も参戦するとのこと。また、特別店頭体験会では、試遊した人に先着でB2ポスターがプレゼントされる。くわしくは公式サイトこちらをチェックほしい。

▲体験版は2013年3月7日から配信開始。
▲ダウンロードすると、もれなく本作のカスタマイズテーマがもらえる。

 最後に、芹那は「しばらくどこの現場にいっても『ワンピース 海賊無双2』めっちゃおもしろかったよ! っていいふらしちゃうとおもいます。みんなにおすすめしたいです」と早くも夢中な様子をのぞかせていた。平田は「寝る時間がなくなっちゃうから必死に手を出さないようにしてるんですけど、見せられちゃった日にはもうやるしかないですよね。まずはサンジでプレイしたいと思います」とコメント。岡村は「PS Vitaの方でも発売されるということで、それもすごく楽しみです。ぜひPS Vitaで、外に持っていってやりたいですね」と語った。鯉沼氏は「前作よりもパワーアップして帰ってきましたので、ぜひこの機会にあそんでいただければと思います」と太鼓判を押し、中島氏が「前作大好評の『海賊無双』だったんですが、さらにスタッフがワンピース愛をマックスにして開発しました。ぜひファンの方にもさわっていただきたいと思います」とコメントして、発表会をしめくくった。