初のファン向けイベントに『アトリエ』シリーズと『シェルノサージュ』プレイヤーが集合! “ガスト・ガーラ”リポート

2012年7月1日に行われた、ガストにとって初となるファン向けイベント“ガスト・ガーラ~アトリエ&シェルノサージュ~”のリポートをお届け。

●声優陣が生演技とトークを披露

 2012年7月1日、埼玉県の大宮ソニックシティ 大ホールにて、ガストにとって初となるファン向けイベント“ガスト・ガーラ~アトリエ&シェルノサージュ~”が開催された。

 このイベントは、ガストを代表するRPG『アトリエ』シリーズの中のアーランド3部作(※)、プレイステーション3用ソフト『アーシャのアトリエ~黄昏の大地の錬金術士~』と、記憶を失くした少女イオンとの交流を楽しむプレイステーション Vita用ソフト『シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~』に焦点を当てて行われたもの。
※『ロロナのアトリエ~アーランドの錬金術士~』、『トトリのアトリエ~アーランドの錬金術士2~』、『メルルのアトリエ~アーランドの錬金術士3~』の3作。いずれもプレイステーション3用ソフト


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▲あいにくの雨ながら、会場には溢れんばかりのファンが来場。

▲クリアファイルやマウスパッドなど、多数のグッズが販売されていた物販ブース。

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 ここからは、約2時間半に渡ったステージの内容を紹介していこう。
※ステージの写真は後日追加予定。

■オリジナルドラマ朗読「偶然の出会い」(『アトリエ』シリーズ)
出演:門脇舞以(ロロナ)、名塚佳織(トトリ)、田中敦子(アストリッド)、谷井あすか(パメラ)
イベントはオリジナルドラマの朗読からスタート。この「偶然の出会い」は、『トトリのアトリエ』のころ、パメラ屋さんの品物をアストリッドが卸している……という設定の物語。パメラ屋さんでアストリッドがパメラと会話しているところに、ロロナが来店する。アストリッドは「ロロナに見せたいものがある」といって、物販スペースで販売しているグッズを紹介。「たっぷりロロナグッズを作ってきたぞ」とご満悦なアストリッドに、「勝手にグッズを作らないで」とロロナが怒っていると、調合中に材料が足りなくなり、急いで買い物に来たトトリが来店。アストリッドはロロナとトトリが盛り上がっている中、ひっそり帰ろうとするが、逃すまいとするロロナとトトリが立ちはだかる。「今回はガスト・ガーラの都合で来ているだけで、本編ではトトリと会っていけないんだ!」と叫ぶアストリッド。ここでトトリが本来の目的を思い出し、「爆発しちゃう!」とアトリエに戻る。さらに「トトリちゃん、材料忘れてるよ!」ロロナも後を追い、アストリッドはようやく難を逃れた。

■山本美禰子ライブ「Pilgrimage」
ドラマの終了から間髪入れず登場したのは、アーティストの山本美禰子。『トトリのアトリエ』オープニングテーマである「Pilgrimage」を歌った。


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■オリジナルドラマ朗読「ドキドキ キノコ&パイ祭り!」(『アトリエ』シリーズ)
出演:門脇舞以(ロロナ)、名塚佳織(トトリ)、明坂聡美(メルル)、田中敦子(アストリッド)、谷井あすか(パメラ)
メルルのアトリエ』後、ロロナがもとの年齢に戻った……という設定の物語。アーランドに戻るというロロナたちのために、メルルが送別会を企画。しかしそこに出てきた料理は、明らかにアヤしいものだった。キノコを口にしたロロナは性格が再び幼児化。「ほかのものを食べれば治るかも」とつぎの料理を口にさせると、今度はツンデレ化してしまった。おもしろがったアストリッドは、今度はトトリに料理を食べさせる。結果、トトリは泣いて愚痴を言いだし、かと思えば笑い上戸になってしまう。自分も料理を口にしたメルルは急に早口になってしまい、「ああどうしよう止まらない、適当にペンデローク入れたのがよくなかったのかな」ととんでもないことをさらりと暴露。最終的にはロロナ、トトリ、メルルが幼児化してしまい、会場にはアストリッドの「制作者がそっち系だと勘違いされるだろう」という叫びがこだましたのだった。

■山本美禰子ライブ「Cadena」
ドラマの後、再び山本美禰子が登場。『メルルのアトリエ~アーランドの錬金術士3~』オープニングテーマ「Cadena」を高らかに歌い上げた。

■ガスト・ガーラ オリンピック
続いて、進行役を『アトリエ』シリーズディレクターの岡村佳人氏と、『シェルノサージュ』ディレクターの土屋暁氏が務める、ドラマ・ライブとはまったく毛色の違うコーナーがスタート。『アトリエ』声優チームと『シェルノサージュ』声優チームが2種目で競うことになった。『アトリエ』チームとしては門脇舞以(ロロナ)、名塚佳織(トトリ)、明坂聡美(メルル)、田中敦子(アストリッド)、谷井あすか(パメラ)の5人、『シェルノサージュ』チームとしては加隈亜衣(イオン)、井ノ上奈々(カノン)、水瀬いのり(キャス)の3人が参戦した。

1種目めはクイズ。『アトリエ』シリーズ、『シェルノサージュ』に関するクイズ……かと思いきや、クイズ内容は「オリンピックの五輪の色は青・黄・緑・赤と何?」、「来年の干支は?」など、一般的なものばかり。しかし声優陣は来場者の期待通り、珍回答の数々を見せてくれた。最終的には、サービス問題で正解した『シェルノサージュ』チームが6点を獲得し、2点の『アトリエ』チームに差をつけて勝利を収めた。

2種目めは玉入れ。天井からつりさげられたカゴの中に玉(玉は“ぷにぷに”や“うに”の形をしており、種類によって点数が違う)を入れるという、体力勝負(?)の競技だ。結果、『シェルノサージュ』チーム170点、『アトリエ』チーム176点で、『アトリエ』チームが勝利した。

最終的な勝敗は、2種目の点数を合わせたもので決定されることに。結果、『アトリエ』チームが僅差で勝利し、優勝賞品“アップルパイ”を手に入れた。ちなみに『シェルノサージュ』チームには準優勝賞品として“こんぺいとう”が贈られた。

■プレゼント抽選会
声優サイン入りグッズがプレゼントされる抽選会コーナー。ここで、スペシャルゲストのイラストレーター・岸田メル氏が登場。岸田メル氏のファンならおなじみの、例のポーズ(のようなもの)も披露してくれた。

■トークのアトリエ&紗也ライブ
岡村氏が『アトリエ』ゆかりのゲストとマンツーマンでトークをするコーナー。

ひとり目のゲストは岸田氏。ガストのカレンダーイラスト(メルル20歳、トトリ25歳、ロロナさんじゅう……の姿が描かれている)や、『メルルのアトリエ』バスタオル用イラスト(トトリが昔の自分の服を着てみた。「学校卒業した人がセーラー服を着てみるみたいな。なんで『メルル』の服にしなかったのってみんなに言われたけど」(岸田))についてなど、岸田氏がざっくばらんなトークを披露した。

ふたり目のゲストは、『アーシャのアトリエ』アーシャ役の井上麻里奈。井上は『アーシャのアトリエ』のプレイを始めたところで、レジナとウィルベルが仲間になるところまで進めたという。アイテムを使うのを渋りがちで、このあいだ全滅してしまったとか。ふだん、あまりふわっとした女の子を演じることがないという井上は、「アーシャ役は新しい挑戦でした。これからは、そういう役どんどん待ってます!」と語っていた。

ここで、『アーシャのアトリエ』挿入歌「Stargazer」を歌うアーティストの紗也が登場。ユーリスのイベントのもっとも盛り上がるところで流れるという「Stargazer」を歌い上げた。

■『シェルノサージュ』トークショー
土屋氏と加隈、井ノ上、水瀬によるトークコーナー。それぞれが演じるキャラクターについて、加隈は「機械工作が大好きな子。仲間がいなくて寂しい感じで登場するのですが、だんだんと仲間が増えて成長していきます」、井ノ上は「イオンちゃんのライバルになるキャラクター。カノンはわりとクールで、みんなから信頼されている女性。国民に対して言うセリフは、(演じていて)気持ちいいです」、「皇帝候補ではないふつうの女の子。デレの少ないツンデレのような……。でもいちばんやさしい女の子じゃないかなと思っています」と語った。

また、2012年7月5日に配信される“セカイパック Vol.2”に関する話題も。このパックをダウンロードすることで楽しめる物語“試練編第2幕”では、新天地“夢ノ珠”を舞台に、ようやくイオンとカノンのドンパチ(!?)がスタートするようだ。天文側の区長パリ―(パラライノ)、地文側の区長クーリンなどの新キャラクターも登場する。対立関係にあるパリ―とクーリンだが、じつは幼馴染み。いまは仲が悪くなってしまっているようだが、今後の展開次第では和解もある……のか!? また、イオンの友だちになるネイ(ネィアフラスク)もこの第2幕から登場。ダウンロードは無料なので、『シェルノサージュ』プレイヤーはダウンロードをお忘れなく。

 また、『シェルノサージュ』はさまざまなメディアでスペシャルコンテンツを展開中。プレイヤーとスタッフのコアコミュニケーションサイト“ジェノミライン”、ニコニコ生放送「シェルノサージュスペシャル」、加隈、井ノ上、水瀬が出演するWeb番組「7次元通信」などだ。「7次元通信」では、今後『シェルノサージュ』の世界に登場する料理を、3人が実際に作ってみた模様を公開するとのこと。いったいどんな料理ができあがってしまったのか、ファンは楽しみにしていよう。

■オリジナルドラマ朗読「試練編幕間「信念」と「意思」と「何もない私」」(『シェルノサージュ』シリーズ)
出演:加隈亜衣(イオン)、井ノ上奈々(カノン)、水瀬いのり(キャス)、阿久津加菜(テレフンケン、声のみの出演)
ゲーム本編の第1幕と第2幕のあいだを描くオリジナルドラマ。万寿沙羅を離れたイオンは、ター坊たちのことを思い出して、寂しい気持ちになる。「強い信念を持ったカノンのようになりたい」とつぶやくイオン。また、「キャスだったらこんなときどうするだろう?」と、強い意思を持っているキャスのことも思い出す。ふたりのような強い信念も意思もない……そう嘆くイオンのため、テレフンケンはジェノメトリクスに入り、カノンとキャスのイオンに対する想いをイオンに伝え、励ました。

■フィナーレ
最後は出演者が全員登場し、ファンへのメッセージを述べた。途中、メッセージを言い終わらないうちに幕が下りるというハプニングもありつつ、イベントは無事に終了。会場は温かい拍手に包まれた。


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ステージイベント撮影/大山雅夫