予約前に確認しよう! PS Vita 50の疑問【その2:3G通信・内蔵ソフト編】

2011年12月17日の発売日に向けて、全国の販売店で予約受付中のPlayStation Vita。まだわからないことが多く、予約に踏み切れない人のために、多くに人が抱くであろう疑問にお答えしていこう。ここでは3G通信と内蔵ソフトについてお届け。

●いちばんややこしい? 3G通信などの疑問を解消!

 2011年12月17日の発売日に向けて、全国の販売店で予約受付中のPlayStation Vita(以下、PS Vita)。まだわからないことが多く、予約に踏み切れない人のために、多くの人が抱くであろう疑問にに、ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下、SCE)からのコメントもまじえながらお答えしていこう。ここでは3G通信と内蔵ソフトについてのまとめからお届けする。併せて、【基本仕様編】、【ゲーム&周辺機器・その他編】もご覧いただきたい。また、SCEのPS Vita公式サイトでは、基本情報と公式Q&Aも公開されている。詳細な情報が知りたい人は、そちらもチェックしておくといいだろう。
※この記事は、2011年10月27日発売の週刊ファミ通にて掲載されたものと同内容です。

●3G通信に関する疑問

■Q13 通話は可能?

そもそも3G通信とは、第3世代の携帯電話網を示す言葉。では音声通話もできるかも……? と思っている人もいるだろうが、残念ながらPS Vitaには通話機能は搭載されていない。3G回線は、データ通信のみに使用できる。

A データ通信のみ。通話は不可


■Q14 3G回線の料金プランは?

携帯電話などで3G通信を利用する際は、月額料金が発生する。PS Vitaでは、NTTドコモが新たに提供する”データ通信専用プリペイドプラン”に対応。詳細は以下の通りで、どちらも一定時間利用できるプリベイド方式のデータプランとなっている。また、ドコモが現在提供中の月額課金制で、データ通信使い放題の”定額データプラン”も利用可能。時間を気にせず使いたい人はこちらがオススメ。

【プリペイドデータプラン 20h】
利用料金:980円[税込]
通信利用可能時間:20時間
通信利用期間:30日間

【プリペイドデータプラン100h】
利用料金:4980円[税込]
通信利用可能時間:103時間
※3時間はFOMAハイスピードが使用可能
通信利用期間:180日間


■Q15 3G回線、最初の開通方法は?

“回線の開通”と聞くと難しそうな印象を抱くかもしれないが、PS Vitaでは箱を開けてからたった3つのステップを踏んで3G通信が利用できる。電源を入れ、言語・エリア・日付/時刻を選択したら、3Gネットワークの検索を実行。無事ネットワークが見つかれば開通だ(※)。店頭での手続きは必要ない。
※SIMカードが同梱されている3G/WiFiモデル“初回限定版”、“限定版”が対象。

A 3ステップで、簡単に接続!


■Q 16 Wi-Fiと3Gの切り替えは?

3G/Wi-Fiモデルは名前の通り、3G通信とWi-Fi通信の両方に対応している。当然、後者のほうが通信速度が速いので、利用環境が整っている場合はWi-Fi通信を使ったほうが、ストレスなくネットワークが楽しめるのだ。そして、3GとWi-Fiの切り替えは基本的に自動で行われる仕様となっている。

【SCEに直撃!】
――回線切り換えの仕様を詳しく教えてください。
PS Vitaでは、Wi-Fiへの接続を自動で試み、それができないときに3G接続を行います。ただし、3G接続中にWi-Fi接続な環境に移動しても自動では切り換えません。(SCE・プロモーション担当)

A Wi-Fiを優先的に接続


■Q17 勝手に3G通信してしまうこともある?

前述した通り、定額データプラン以外では、3G通信の利用時間に制限が設けられている。しかし、アプリの中には3G通信を自動で利用するものもあるため、意図せず使用してしまう可能性もあるのだ。それを避けたいという人は、PS Vitaの本体設定でモバイルネットワークをOFFにしよう。そうすることで、自動的に接続するのを防ぐことが可能だ。

A 設定でOFFにすることが可能


■Q18 3G回線の利用状況の確認は可能?

プリペイドプランを利用する人は、3G回線の利用状況が気になるところ。PS Vitaでは、アプリから利用状況が確認可能だ。ホーム画面上にあるアプリ”ネットワークオペレータ”を起動し、”ご契約の確認・変更サイトへの接続”というボタンを選択することで、現在の通信状況をチェックすることができる。

A アプリから確認可能


■Q19 プリペイドの利用期間は?

プリペイドデータプランでは、定められた時間分の通信を行えるが、ひとつだけ注意したい点がある。このプランには利用可能時間のほかに、利用期間も設定されており、20hでは30日間、100hでは180日間を過ぎると、たとえ利用可能時間が残っていても、通信は使えなくなってしまうのだ。

【プラン終了後の選択肢】
◆1 100時間/180日間の“プリペイドデータプラン100h”を購入(4980円[税込])
◆2 20時間/30日間の“プリペイドデータプラン20h”を購入(980円[税込])
◆3 ドコモから提供中の定額データプランに移行
いずれもPS Vita本体(“ネットワークオペレーター”)からの申し込み・購入・契約が可能。プランを更新または移行しないことも可能。

A 利用時間と期間は別なので注意


■Q20 契約が切れたらGPSは使えない?

3G/Wi-Fiモデルにのみ搭載されている位置情報取得機能”GPS”。3G回線の契約が切れた後、GPSはどうなってしまうのか? 答えは……利用可能。一部のタイトルではGPSが必須となっているので、ユーザーにとってこれは非常にありがたい仕様だろう。なので、3G回線は現状必要ない、と思っている人でも、念のため3G/Wi-Fiモデルを買っておくという選択肢はありかも。

【SCEに直撃!】
――GPSの仕様について教えてください
3G通信契約が切れた状態でも、本体内蔵のGPSによって位置情報の取得が可能です。ただし、3G回線を使用してインターネットに接続した方が、より速く取得できます。(SCE・プロモーション担当)

A GPSだけでも利用可能


■Q21 再契約の方法は?

3G回線は利用期間終了後、14日間の更新猶予期間内に更新をしなければ自動で解約となる。新たに利用するには、専用Webサイトを通じて新規の契約が必要。その後、ドコモから新たなUIMカードが郵送されてくるのだ。

A 解約後の利用には新規契約が必要


■Q22 PS Storeは利用できる?

3G回線でもPlayStation Storeへのアクセスは可能で、もちろんコンテンツの購入も行うことができる。ただし、容量に関しては制限が。3G回線では発売当初は20メガバイト以下のコンテツしか、ダウンロードはできない。

A 容量制限はあるが使用可能


■Q23 ハイスピードモードの使いかたは?

プリペイドデータプラン 100hに含まれる、3時間分のFOMAハイスピード通信では、下り14Mbps/上り5.7Mbpsと快適な通信環境を実現する。こちらに関しては、ユーザーが任意に切り換えることが可能となっている。ちなみに定額データプランではデフォルトでFOMAハイスピードが利用可能だ。

A 任意で切り換えて使用可能


■Q24 プリペイドフィルタとは?

プリペイドプランでは、有害サイトへのアクセスを防ぐためNTTドコモのフィルタリングサービス”プリペイドフィルタ”があらかじめ設定されている。もし解除したい場合は、UIMカードおよび本人確認書類を持参のうえ、ドコモショップで手続きをしよう。なお、20歳未満は親権者の同意が必要。

A 有害サイトへのアクセスを制限


■Q25 ゲームではどこまで3G通信を利用可能?

肝心のゲームプレイにおいて、3G通信はどの程度まで使用可能なのか? これについては、タイトル個々の仕様によって異なるようだ。たとえば、プレイ結果を送りあったり、助けを求める友人にエールを送ったりなど。ちなみに、現時点ではリアルタイム対戦を3G回線で実現するタイトルはないようだ。

【SCEに直撃!】
――具体的にゲームではどんな利用方法が?
みんなのGOLF 6』に搭載予定の通信対戦モードは、フレンドどうしでショット情報をメールのように送受信し合う、ターン制の通信対戦モードとなっており、回線速度に左右されることなく楽しめます。(SCE・プロモーション担当)

A タイトル個々の仕様で異なる

●内蔵ソフトに関する疑問

■Q26 PS Vitaに内蔵されるソフトは?

SCEが”次世代携帯型エンタテインメントシステム”と謳っている通り、PS Vitaには出荷時点で数多くの機能が内蔵されている。詳細は下の通りで、合計で14種。後述するnearやウェルカムパークなど、ゲーム要素が高い物も含まれており、仮にゲームソフトがなくても、しばらくはPS Vita本体を触っているだけで退屈することはなさそうだ。なおこれら以外の標準アプリは、PS Storeからダウンロードすることができる。

【出荷段階での内蔵ソフト】
ウェルカムパーク、パーティー、フォト&カメラ、ミュージック、ビデオ、near、ブラウザー、グループメッセージング、フレンド、トロフィー、PS Store、リモートプレイ、コンテンツ管理、設定


■Q27 Webブラウザーの仕様は?

PS Vitaに搭載されているWebブラウザーはCookie、JavaScript(Ver1.7)、HTML5(一部)に対応。Flashはサポートしていない。なので、Flashを使用したページや一部の動画サイトは閲覧することができないようだ。ただし、これはあくまで初期段階の性能。システムソフトウェアのアップデートに合わせて対応領域は拡大していく可能性が大きい。

A  HTML5に対応、Flashは非対応


■Q29 nearとは?

”near”は、位置情報をもとに、周囲のフレンドやほかのPS Vitaユーザーの情報を収集する機能。友だちになったり、マルチプレイを楽しむなど、交流を広げることもできる。

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■Q29ウェルカムパークとは?

タッチパネルを始めとするPS Vitaの基本操作、多彩な機能を楽しみながら体験できる” ウェルカムパーク”。クイックタッチ、スライダーなど5種類のアプリを収録している。

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■Q30 パーティーとは?

PS Vitaのユーザーどうしで、ボイスまたはテキストチャットを楽しめる機能が”パーティー”だ。同じゲームをプレイ中の仲間だけでなく、別のゲームを遊んでいる人とも利用できるので、マルチプレイの待ち時間に活躍しそう。

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■Q31  foursquareとは?

内蔵ソフトではないが、PS Vita対応のアプリとして大きく発表されている”foursquare”。 位置情報を利用して、実際に訪れた場所に”チェックイン”して、その場所に関するコメントをほかのユーザーと共有することができる。