「ガンダム　トライエイジ」特設サイト

●ライバルに打ち勝つために必要なことは？†

　『ガンダムトライエイジ』の全国大会、“第5回精鋭小隊選抜計画　最強小隊決定戦”が2016年3月21日に開催されたのは既報の通り。大会では、ヤング&ミドルエイジ（中学生以下）、オールエイジ（年齢制限なし）に分かれて、全国8カ所で行なわれたエリア代表決定戦を勝ち抜いたプレイヤーたちが集結。熾烈な戦いが展開されたわけだが、ここでは、オールエイジ部門にて見事優勝を飾ったコウタ選手にメールにてインタビューを刊行。大会のことや『ガンダムトライエイジ』に関することなどを、うかがってみた。

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――優勝されての率直なご感想を教えてください。

コウタ選手　まさか優勝できるとは思っていなかったので、とてもうれしいです。ひとりの力では全国優勝はできなかったので、エリア予選から全国大会まで対戦練習に付き合ってくれた仲間にはたいへん感謝しています。
　また、会場やライブ配信で応援してくれた方々や当日運営された大会事務局の方々に、この場を借りてお礼が言いたいです。

――勝因は何だと思われますか？

コウタ選手　私なりに戦いやすく、自身の弱点を補えるデッキを構築しました。そのデッキに試行錯誤の上、最善のパーツを付けたのが勝因だと思います。また、公式ホームページで公開された各エリア代表のデッキの分析やネットワークマッチングモードで各エリアの特徴を研究した成果だと思います。

――『ガンダムトライエイジ』を始めたきっかけは何ですか？

コウタ選手　私自身が『ファーストガンダム』世代で、『ガンダム』ゲームに興味があったことと、息子の“コウタ”が遊んでみたいというところから始まりました。夜な夜な私がレベル上げを行っているうちに、私自身がドップリとハマってしまいました（笑）。

――『ガンダムトライエイジ』の魅力は？

コウタ選手　好きなモビルスーツやパイロットを使ってミッションをクリアーしたり、対人戦での読み合いが魅力だと思います。

――日々どれくらいプレイしていますか？　また、どのモードをどれくらいの比率でプレイしています？

コウタ選手　週4～5日くらいはプレイしています。その日のプレイ回数はさまざまなですね。“目的”を持ってプレイしているので、ミッションモードやネットワークマッチングモードの比率はその都度変わります。

――『ガンダムトライエイジ』内で好きなモビルスーツ＆カードを教えてください。また、ゲームとは関係なしに好きな『ガンダム』作品は何ですか？

コウタ選手　宇宙世紀（『ファーストガンダム』～『機動戦士ガンダムユニコーン』）の作品や、『機動戦士ガンダムSEED』が好きです。ちなみに、一時期『ガンダム』の放送を見ていない時期もあり、作品のタイトルは知っていても、詳しい内容を知らないものもあります。

――メインのモビルスーツとパイロットの組み合わせは、どれくらいまで育てているかを教えてください。

コウタ選手　メインで使用している系統は、アビリティが豊富なビルドモビルスーツ、ビルドファイターズなどを使用し、好きな作品の系統などを組み合わせています。そこに各モードに合わせたパイロットを組み合わせてプレイしています。“鉄血の4弾”時点で6系統がカンストしていますが、上には上がいます（笑）。また、ほかの系統についても最低限界突破（101レベル）しています。

――対戦相手やステージの地形によってモビルスーツ＆パイロットを変えたりはしましたか？　変えようと決断するとき、また変える場合に使うモビルスーツ＆パイロットの組み合わせを教えてください。

コウタ選手　全国大会の話になりますが、公式ホームページで公開された各エリア代表のデッキの分析やネットワークマッチングモードで各エリアの特徴を研究した上で、デッキ構築を変更しました。対戦相手の傾向が高速・追加ダメージ系のデッキの場合は、先行獲得可能なアビリティを使用し、それに合わせたパイロットを組み合わせました。地形については、宇宙ステージはとくに慎重に組み合わせをしましたね。

――決勝大会にたどり着くまでの予選（スコアアタック）を勝ち抜くために考えた戦略やプレイングを教えてください。

コウタ選手　予選（スコアアタック）については、毎回苦労しています。組んだデッキのほぼすべての加点要素が出て、そのスコアアタックが正解かどうかわかるため、それまでひたすらスコアアタックをしました。また、仲間内での情報交換をして、何とかエリア予選の枠に入ることができました。エリア予選にはアビリティ“強襲”を使うこと前提に、デッキを構築し、北陸・甲信越エリアの猛者たちと競り合って、何とか優勝することができました。
　仲間のアドバイスもあり、戦いかたの方針をブレないようにして、全国大会用のデッキもほぼ同様としました。ただし、私自身のデッキも各エリア代表に分析されていると想定されたので、より完成度を高めるために、 “強襲”対策デッキと模擬対戦をくり返しました。

――決勝で行われる対人戦に関しては特別な対策（仲間に特定のモビルスーツを使ってもらって対戦など）は行いましたか？

コウタ選手　仲間に各エリア代表の仮想デッキを組んでもらい、何度も模擬対戦を行いました。相性が悪い仮想デッキについては、大幅に使用モビルスーツ・パイロットを入れ替える対応をしました。

――攻撃フェイズでの狙いや防御フェイスで心掛けていること（基本的な方針）を教えてください。

コウタ選手　対人戦においては撃破されないことが重要となることから、“相手が当てにくい”、“撃破されにくい”デッキの構築を基本としています。
　また、自身の弱点をうまく補うようなデッキ構成も重要と考えています。ビルドアクション、MSアビリティ、パイロットスキル、Gオーダー、バトルパートナーを組み合わせ、攻撃・防御フェイズをうまく立ち回れるように心掛けています。

――これから『ガンダムトライエイジ』を始めようと考えているプレイヤーに向けてアドバイスをお願いします。

コウタ選手　まずは、ご自身の好きな作品のモビルスーツやパイロットで遊んで見てください。好きなモビルスーツやパイロットが自身の手で活躍すると楽しいですよ。ミッションやネットワークマッチングモードで苦戦すれば、「何をしたら勝てるのか？」と考えることで、『ガンダムトライエイジ』の奥深さも感じられるようになってきます。
　『ガンダムトライエイジ』の遊びかたはさまざまです。対人戦、スコアアタック、難度の高いミッションをみずからの縛りでクリアーしていくなど、遊びかたは幾通りもあります。ひとつのことにこだわらずに、さまざまな遊びかたで楽しんでもらえたらと思います。