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石田彰さんのインタビューを掲載!

スマートフォン用アプリとして『チェインクロニクル ~絆の新大陸~』が、プレイステーション Vita用ソフトとして『チェインクロニクルV』が好評配信中のセガ。本シリーズで、複数の主要キャラクターを演じている声優の石田彰さんのインタビューをお届けする。

公開日時:2014-07-22 21:45:00

チェインクロニクル』と言えばこの人! 多くの役に挑んだ石田彰さんを直撃!

 皆さんこんにちは! しんのすけです!! 今回は、『チェンクロ』の主人公役などで、深くゲームに関わっている石田彰さんのインタビューをお届けします。『チェンクロ』プレイヤーなら、石田さんの演じるキャラクターのお世話にならなかった人はいないはず! その多彩な役作りの秘訣やご苦労などをうかがいましたので、要チェックですよー。

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▲今回のインタビューは、『チェインクロニクル ~絆の新大陸~』の配信前に実施したもの。新たにキャラクターの収録を行っていた現場を直撃しましたヨ♪

――石田さんは『チェンクロ』で非常にたくさんのキャラクターを演じられていますが、いちばん最初にオファーを受けたときの率直な感想をお聞かせください。

石田彰さん(以下、石田) 「無茶をするなぁ」と言うのが第一印象でした(笑)。ほかの作品でも、複数のキャラクターを演じた経験はあったのですが、これだけ多くの役を演じたことはありませんでしたからね。

――多くのキャラクターを演じることは、当初から決まっていたのですか?

石田 そうですね。でも台本をいただくまでは、具体的にどんな年齢や性格のキャラクターを演じることになるかは知らなかったです。

――なるほど。『チェンクロ』で多くの役を演じられて、ご苦労された点やふだんと違った工夫などはあったのでしょうか?

石田 “ふだんやれていること”しか、やっぱりできないんです。ただ、たくさんの役を演じてきたことと、いっぺんに演じることはイコールではないので、そこは苦労しました。通常のゲームならキャラクターのビジュアルや口調、ほかのキャラクターとのやり取りなど、私が演じるキャラクターを形成するすべてを含めて“こういうキャラクターなんだな”と、皆さん受け止めてくれていると思うのですが、『チェンクロ』ではそういったキャラクターの背景が見えない中でたくさん演じたので、どうしても難しいなと感じる部分は多かったですね。『チェンクロ』を遊んでくださっている皆さんは、いっぺんに大勢のキャラクターの声を聞くことはないと思うので、そこまで気にならないのかもしれませんが、収録中はどうしても難しさを感じてしまいました(苦笑)。

――複数の役を収録することになった石田さんならではの悩みですね(笑)。では、石田さんが演じられて、印象に残っているキャラクターは?

石田 主人公です。彼は、“主人公”というポジションなので、ヘンにほかのキャラクターとの差別化を考えて演技に色付けするよりも、素直に主人公らしさを前面に出すことを意識して演じました。『チェンクロ』の中で、私の演技の軸になっているのは主人公なんです。

――まさに今回は『絆の新大陸』の主人公の音声収録もありましたよね。

石田 『絆の新大陸』では、「ちょっと年齢が上がって成長した感じ」というオーダーがありました。じつはこれもかなり悩んだところで、ひとつの役しか演じていない作品ならキャラクターに落ち着きが出ていたり、ちょっと老けたりといった雰囲気を表現します。でも『チェンクロ』でそういうことをしてしまうと、私が演じている別のキャラクターに聞こえかねない。私はどうしても自分の役を客観的に聞くことはできないので、ほかの方よりも自分の役にきびしめのジャッジをしているせいかもしれないのですが、別のキャラクターが主人公のふりをしてしゃべっているように捉えられることだけは避けたかったんです。実際にどんな声にしたかは、ゲームで聞いてほしいですね(笑)。

――ありがとうございます。では最後に『チェンクロ』ファンのユーザーさんたちにひと言お願いします。

石田 ユーザーの皆さんに愛され、『チェンクロ』は1周年を迎えます。それだけ愛されている作品に関われていることは私にとっても幸せなことです。スマホ版『チェンクロ』だけでなくPS Vita版『チェンクロV』も配信され、今後はより多くのユーザーさんに遊んでもらえればうれしいです。

――ありがとうございました!

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