【紀元前49年】『アサシン クリード オリジンズ』物語が始まる“紀元前49年”を予習! カエサルがローマに反旗を翻した時代の転換点

紀元前49年のエジプトは“プトレマイオス朝”の時代

 シリーズの起源が描かれる『アサシンクリード オリジンズ』。本作は、紀元前49年のエジプトから始まる。この時代におけるエジプトの状況とは、いったいどのようなものだったのだろうか?

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 ちなみに、紀元前3000年ごろから、紀元前30年ごろまでの期間は、エジプトの歴史では、“古代エジプト”と呼ばれている。紀元前49年は、その古代エジプト最後の王朝となった“プトレマイオス朝”時代(紀元前305年~紀元前30年)末期にあたる。

 プトレマイオス朝は、アレキサンダー大王ことアレクサンドロス3世の死後に、部下のマケドニア人プトレマイオスが、エジプトを占領して建国した王朝。首都は、紀元前332年にアレクサンダー大王が建設した、“地中海の真珠”と称される、かのアレクサンドリアである。

 ギリシャの系譜を持つプトレマイオス朝は、ギリシャ文化と中東古来の文化が融合した“ヘレニズム”時代のエジプトを200年以上にわたり統治した。だが、最後の王権をふるったクレオパトラの死で王朝は滅亡。古代エジプトの歴史は幕を閉じることとなった。本作は、そんなプトレマイオス朝と古代エジプトの黄昏の時代を背景としているのだ。

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カエサル激おこ、紀元前49年に“賽は投げられた”!

 紀元前49年から幕を開ける 『アサシンクリード オリジンズ』は、まさにプトレマイオス朝末期――世界を席巻するローマ帝国の影響で揺れ動きながら、終焉へと向かう古代エジプトを舞台とした物語が展開していくことになるようだ。

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 ローマのとある軍人が“賽は投げられた”と語り、ルビコン川を渡って国家に反旗を翻したのが、ちょうど紀元前49年1月10日。反乱軍を指揮した人物こそが、本作のメインキャラクターのひとりガイウス・ユリウス・カエサルその人である。

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 カエサルが内戦を決意するまでの流れは以下の通り。

 帝政に移行する間際の共和制ローマの末期には、これまで政治の主導権を握っていた元老院と並び立つ形で、オリエントを平定して凱旋したポンペイウス、民衆から支持を集めたカエサル、そして経済力のあったクラッススの3人が利害を一致させて台頭。俗にいう三頭政治が執られることとなった。

 しかし、この三頭政治の均衡は紀元前53年にクラッススの戦死したことで、ほころびを見せ、権力を二分していたポンペイウスとカエサルの対立が顕著なものとなる。ポンペイウスは元老院との距離を縮めてカエサルをけん制した。

 当時カエサルは、ガリア地域(現在のフランスやベルギー、スイス)を制圧した武功により、民衆から絶大な人気を集めていたうえ、第10軍団を保有していたからだ。

 元老院とポンペイウスはカエサルに対して紀元前49年に共和制を脅かす者に対する警告である“元老院最終勧告(セナトゥス・コンストゥルム・ウルティムム)”を発令する。カエサルを無力化すべく、武装してローマへ帰還することを禁じたのだ。つまり、「賽は投げられた」と語ってローマへ侵攻したカエサルは、元老院に背いてローマ内戦の開戦を決意したのだ。それがまさに、紀元前49年の出来事だった。

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 ちなみに、ローマ内戦でポンペイウスは劣勢となる。カエサルは会談を申し込むが、ポンペイウスは拒否し、艦隊はギリシャまで敗走した。紀元前49年10月に、カエサルはついにローマで独裁官に任命されることとなる。

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『アサシン クリード オリジンズ』特設サイト-the Newest Origins-

UBI SOFT 公式サイト

『アサシン クリード オリジンズ』公式サイト

●GAME SPEC

タイトル:『アサシン クリード オリジンズ』
ハード:プレイステーション4、Xbox One、PC
メーカー:ユービーアイソフト
発売日:2017年10月27日(金)発売予定
価格:8400円[税抜](9072円[税込])
ジャンル:アクション・RPG
CERO:18歳以上のみ対象

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