旅の視点でめぐる“二ノ国” シーラザラカン編

エバンたちが訪れることになる主要国家、さらに楽しむヒントをレポートします。【シーラザラカン編】

 『二ノ国II レヴァナントキングダム』は、セルシェーダーのアニメーションが特徴の作品である。プレイステーション4で表現される世界観の素晴らしさを筆頭に、作り込み、色彩で表現される人物や国の奥深さにも初めてプレイする人は驚くことになるだろう。“二ノ国”という世界を、まるで自分の足で歩ける魅力がある本作の見落としがちなポイントをここでは紹介していく。

海の大国“シーラザラカン”

 ‟二ノ国”の南部、オーセヴォレヤン海域に浮かぶ島々からなる海上国家‟シーラザラカン”。船で入国するしか手段のない特異な国だと言っていいだろう。

 この国いちばんの特徴は大海原に囲まれているだけあって、ロケーションの美しさが際立つ。気温は高く、カラッとしており海の透明度にも恵まれている。そして、国を構成する建物にはあちこち崩れかけた場所があり、過去の歴史にも興味が惹かれる場所だ。

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お魚パラダイスをさらに楽しむヒント

 さて、この国に来た理由だが、どうしても実際に見てみたいものがあった。みなさんは‟リーフブック”をチェックしているだろうか?

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 リーフブックは魔道電波で情報をやりとりする器械の本で、おのおのユーザーが気になったことや情報が投稿されている。ある日、シーラザラカンのリョウスルという人物の投稿が目に止まった。なんでも、全国民でも食べきれないほどの巨大な魚を引き上げたそうだ。

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 “チョーカ漁港”に足を運ぶと凄まじい光景が広がっていた。投稿では引き上げたことについて‟ひさびさ”と綴られていたが、オーセヴォレヤン海域にはこんな魚が生息しているのだろうか……、船で移動してきたがこのサイズが海中に潜んでいる思うとすこし恐怖を感じる。漁師は強いハートの持ち主なのだろう。

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 巨大な魚には圧倒されっぱなしなのだが、この魚をゴロネール王国に持ち込み、生魚が大好物のニャウ族が見たら、と考えると表情が緩んでしまう。

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 リョウスルをはじめ、シーラザラカンの国民の多くは漁で生計をたてている。我々でも船の移動中に魚を手に入れることができるが、その魚についてサカナちゃんが‟魚トリビア”をよくリーフブックに投稿しているのでチェックしてみるといい。

巨大な目は監視か否か

 この国は様々な行動が厳しい法律で制限されているため、景観がいい国だが、人の出入りは多くない。実際に市街地を歩くだけでも、‟どうにも監視の目”が気になる。

 国民はリーフィ族とジン族で構成されている。高いところに上ってはいけない、病気になってはいけない、そして恋愛をしてはいけないなど幅広く、この法律について国民に話を聞くと意外な答えが返ってきた。「数々の掟は、国民を思う女王陛下の気持ちの表れ」「そんなに高い所に行きたいわけ?って思うのよね」「おかげで、国内の治安が乱れることもありません。平穏な日常をおくれることに感謝しないと」などだ。

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 また、この国では、たぐいまれなる才能を持つ音楽家や学者と出会うことができた。外交がほとんどないため、その存在を知ることになったのは足を踏み入れてからだ。強い表現となってしまうが、これだけのエキスパートがひとつの国に閉じ込められているのも、それはそれで少々もったいない気もする。法律を変えることは非常に難しいことだが、もしその法律が緩むことがあったのなら素晴らしい影響が二ノ国全体に広がるのではないだろうか。

日差しの下で食べる絶品ジェラート

 シーラザラカンの食事は素晴らしい。‟テイハック船着場”からアクセスする‟カッテーナ市場”。‟タヴェルナ・シュモク”は路面店であるが、一流レストランといっていいほどラインナップが広く、新鮮な食材を扱うからこそできる料理が並んでいる。

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 ジェラートはオレンジ味とイチゴ味。真っ青な空、この日差しのなか食べることは贅沢なひとときだと言える。お土産のオススメはシーラザラカンでしか購入できない“すっぱいパウダー”だ。“一の国(※現実世界)”で言うレモンに近い味で、“ジンベーズショップ”ではまとめ買いを推奨する

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 む、あれがオハナミズクだろうか?
 それでは、国のルールを守りながらよい旅を。

テント暮らしの旅人 キャンコ

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