旅の視点でめぐる“二ノ国” ゴールドパウンド編

エバンたちが訪れることになる主要国家、さらに楽しむヒントをレポートします。

更新日時:2018-03-13 15:44:07

 『二ノ国II レヴァナントキングダム』は、セルシェーダーのアニメーションが特徴の作品である。プレイステーション4で表現される世界観の素晴らしさを筆頭に、作り込み、色彩で表現される人物や国の奥深さにも初めてプレイする人は驚くことになるだろう。“二ノ国”という世界を、まるで自分の足で歩ける魅力がある本作の見落としがちなポイントをここでは紹介していく。

ギャンブルの国“ゴールドパウンド”

 “二ノ国”最大の大陸である“ミド大陸”の南に位置するのは、巨大な王国“ゴールドパウンド”。カジノ産業が盛んで、国の取り決めを行うときも運にゆだねるという摩訶不思議なところだ。“一ノ国(※現実世界)”で言えば、犬の風貌に近いバウワン族が暮らしている。王の‟ロクメ・ギ”はとある犬種にそっくりなので、気になったら公式サイトなどでその風貌をチェックしてほしい。

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さて、この国は“サイコロ様”と呼ばれる巨像が深部にあるのだが、この像がサイコロを振る時は、特に重要な決め事が決断されているのだという。

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 国民は日頃からギャンブルや占いに親しんでいるが、税率までをもサイコロで決めるとは驚いた。もう1点ユニークだと感じたのは、守護神“ウルデラコン”について、縁起物として多くの人々がその存在を知っていることだ。ある人物は言った、「ギャンブル用の財布と生活の財布は分けておくと言い」と。そんな娯楽の国が“ゴールドパウンド”である。

まずは腹ごしらえ! グルメも舌鼓“マンプク通り”

 赤の大門をくぐると異国情緒あふれる街並みが広がり、すぐ出会うことになるのが“マンプク通り”にある“フクジュ飯店”だ。

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 女将が切り盛りするこの店には、食レポのファンタジスタがいる。この呼び込み店員は、口にするオススメメニューが毎回違うことに面喰うのだが、とにかくどれも美味しそうに感じるのだ。例えば、“マンプク餃子”は、「モチモチの皮をひとくち噛むと コクのある肉汁が滝のようにあふれるんだ。価格以上のボリュームと満足度に グルメなお客さんも舌鼓をうつよ!」といった具合だ。「きめ細かいサシの入った肉が ジュワァ~ッと口の中でとろけて… 自家製のピリ辛ダレが 食欲を全開にかきたてるのさ」と説明された“極上炭火焼き”はどうしても食べたくなったのだが値段に驚いた。“マンプク餃子”は400Gだというのに、4800G。今回は食べるのは諦めたが、観光客の懐具合に合わせて幅広いメニューが展開されている印象である。どれも“ゴールドパウンド”ならではのグルメ、自国のエスタバニアでも作ることはできないものか……。

裏路地散策が楽しい “ノラモノ小路”

 “ゴールドパウンド”は露店も多く、国民はゆったりと外でお茶を楽しむ姿を楽しむ光景が見られる。しかし、煌びやかに見える裏側で、幼い頃から店の手伝いをする者や大博打の果てに借金に苦しむ者もいるコントラストが“ノラモノ小路”では見えてくる。

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 “ノラモノ小路”には“リンドウ良品”という商店があり、ここを抜けても道は入り組み意外な建物に入れたり、あやしげな人物がいたりと、裏路地散策が楽しい。

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 例えば、こんなところに人が居るなんて思いもよらないだろう。

職人の技が光る 名スポット2選

 “ゴールドパウンド”の主な産業であるカジノへは、二ノ国に関する知識が詰まった“メルドラ公文書館”からの一本道で訪れることになる。

 木造の一本道は、神が祭られている場所に通ずるような神聖さをどこか感じるような場所なのだが、待っているのはネオンが主張する“カジノ・ムツボシ”。このコントラストこそが、“ゴールドパウンド”だ! と思わせてくれる名スポットである。ギャンブルをしても人を憎まず、すべては神さまの言う通りといった、運命を信じる人々のたくましさを感じる。

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 個人的に注目してほしいのは、市街地から大聖堂“サイナゲ広場”へと続く道にある、何気ないたったひとつの階段だ。ステンドグラスのようなタイルが貼られており、“ゴールドパウンド”の灯りに照らされているのだが、何度駆け抜けても美しさを感じるのである。この階段を作った職人には、拍手を贈りたい。

噂話が楽しい? 美女とイケメンを探せ

 サイコロに運命をかける国民たちは、恋愛も運命的なのだろうか。美しさや、気高さにも人々は興味を引き付けられ、次々に話がまわり、噂口を楽しんでいるようなのである。

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 美女といえばカジノのおねえさんだが、この国一番のイケメンは、エリート軍人である“シェン・ラオ”だろう。つい美しい人を見かけて「おっ!」と思ってしまうのは、旅人である自分も同じ。風貌だけでなく、意外な話をしてくれる人物を見つけることもあるので、恥ずかしがらず多くの人々と会話を楽しんでほしい。

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 あっ! そんなところに乗ってはいけませんよ!
 それでは、国のルールを守りながらよい旅を。

テント暮らしの旅人 キャンコ

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