評価が高い作品の続編だけに、いろんな点で賛否両論あると思うが、少なくともハズレではないかと。前作からのシステム的な変更点(マップ移動の簡略化やモンスターが仲間になるなど)は、テンポや演出、戦略性の向上に貢献。何より、前作とは異なるプレイ感覚が味わえるってのはイイ。
週刊ファミ通1020号より
イベントが豊富。前作のキャラはもちろん、街の様子や人々のセリフなども"前作から2年後の世界"というのが違和感なく表現されていて○。戦闘は難度が高めで、経験値稼ぎが必要な場面も。モンスターと契約し、収集するのはやり甲斐がありますが、育成はもうひと工夫欲しかったです。
週刊ファミ通1020号より
おなじみの戦闘はフリーランや空中コンボなど、従来のシステムを盛り込みつつ、エレメンタルグリッドなどの新要素も追加。さらにモンスターを仲間にして育成したりと、大胆な変化もあります。それでいてシリーズの基本はしっかり抑えられているので、安心して楽しめますよ。
週刊ファミ通1020号より
お手軽でスピーディーな戦闘、テンポよいシナリオ展開、快活なキャラクターたちなど、シリーズならではの魅力は健在。小難しいことを考えずに楽しめる、RPGの王道を行く作風だ。話もキャラも前作とのつながりが大きいので、前提ではないが、前作を遊んでいたほうが楽しめる。
週刊ファミ通1020号より
■Wiiになって
Wii独特の機能は一部対応くらいのもので、
あまりWiiコンでプレーする意味はない。
コントローラーの仕様上、
+と−が使いにくいので若干ストレスを感じる。
特にターゲット切り替えの−ボタンは致命的。
操作性は、他のテイルズよりも一段落ちている。
素直にクラコンやGCコンに対応して欲しかった。
■戦闘
操作キャラが実質二人のため、戦闘は飽きが早い。
多種多様な戦い方が出来るテイルズはここにはない。
前作キャラはレベル・装備固定で、ただのおまけ。
モンスターも折角たくさんいるのオート行動。
いつも以上にAIの出来が悪く、
敵の真横で詠唱を始める味方にイラつく事も多々。というかいつも。
作戦指示も少ないし、ターゲット選んでも言う事を聞かない。
また、配置は一応いじれるのだが、
一番遠くに設定しても敵に隣接する。意味が分からない。
他のテイルズシリーズと比べても、戦闘は単調になりがち。
アビスと比べると同じフリーランでも大分つまらない。
ユニゾンアタックは演出がウザくてあまり使う気にならなかった。
そしてもうのダメ要素。フィールドの属性概念。
これがボス戦で異様にウザい。
極悪過ぎる程のリジェネ効果が敵に付く。
属性を書き換えても、あっさり元に戻される。
魔法連打で書き換え→戻される→書き換え→・・という作業がダルい。
■シナリオ
こればかりは好き好きだから、良し悪しは言い辛いが、
前作ファンがシンフォニアの世界を満喫しようと思っても期待はずれかと。
二重人格の主人公とツンデレヒロインの物語が見たいならどうぞ。
■まとめ
決してつまらなくはないのだが、消化不良な感じ。
前作キャラの物語を満喫できないのが大きい要因。
あとは、戦闘。アビスの後だと、やはり、つまらない。
全体的な作りも気になる。
旧ハードのシリーズと比べても、ちょっとしょぼい。
おそらく、プレーすると、
予算少なかったのかな?という印象を受けるはず。
アニメムービーも全くと言って良いほどないし、
クエストも場所の使い回しがひどい。
ダンジョンから町までマップの使いまわしが激しい。
操作キャラが少ないのも調整の手間を省きたかったのか?
モンスターは強制オート行動。
フィールドマップすらないのも悲しい。
グラフィックもPS2レベル。
GCコンやクラコンにも対応してない。
手抜きとは違うと思うし、簡略化とも違う。
普段、他のゲームなら、そう思うのだとうけど。
そういうった全体構造を見ると、一番似合う評価は低予算なゲーム。
■希望
自分は、こんな訳わからん新キャラ主人公じゃなくて、
コレット主人公にして、
ロイドを追った方が絶対面白かったと思うのだが・・・。
そこまで行くと、FF10と似すぎですかね?(笑)
まぁ、なんか、PS2でも発売しそうな気もするので、
その時にコレットサイドみたいのが追加されて出たりして。
というか、出して欲しい(笑)