敵の視界が視覚化されている見下ろし視点のステルスアクションがとっつきやすい。チェックポイントまでの間隔がそこそこあるのでプレイが慎重になり、緊張感が生まれます。3人の主人公ごとのスキルによって攻略に変化が出るのもいいね。3人の物語が交錯する構成も興味をそそられるだけに、翻訳がもっと自然だったらより世界観に浸れたのにと思うのと、ちらほら作りの粗さを感じるのが惜しい。
週刊ファミ通1688号より
「これぞサイバーパンク!」と膝を打つ退廃的なBGMが、やや凡庸なピクセルアートで描かれる物語世界のイメージを補います。敵の異変察知能力が低いぶん、スニークアクションとしての攻略の幅は広め。攻略ルートを吟味しつつ、意地でもスキルを使わないプレイに挑めるのもいいですね。3人のプレイヤーキャラの選択が互いに影響をおよぼしあうストーリー面でのパズル要素は、周回プレイのモチベーションに。
週刊ファミ通1688号より
レトロフューチャーの香りが漂う作品世界と、ピクセルアートとのマッチングが雰囲気満点。サイバネティクスを連想させる特徴的なスキルを駆使して、敵陣を突破していくゲームプレイがスリリングです。物語自体にも、分岐の要素にも興味をそそられます。チェックポイントが少なく、せっかく難関を切り抜けても「またやり直しか〜」となる場面も多くて、アクション下手としてはもどかしく思うことも。
週刊ファミ通1688号より
主人公のスキルや敵の視界が、ボタンひとつで発動&確認でき、操作が複雑になりがちなステルスアクションがシンプルに楽しめるのがイイね。ステージ構造や敵のバリエーションこそ多くないが、ステージごとに変化する操作キャラと、三者三様のスキルがスニーキングのアプローチに変化をもたらす。チェックポイントでのリスタート時に体力が回復しないため、展開次第で難度が跳ね上がることも。
週刊ファミ通1688号より