1980年代や1990年代を思わせる作風で、個性的な登場キャラ、仲間や物をつかんでくり出す各種アクション、攻略し甲斐のあるステージなど、よくできています。“つかむ”と、“調べる”的な便利ボタンが同じで、つかみが優先されることがしばしばで思った行動が取れない、マップ表示がなくて迷いやすいなどの気になる点も。しかし、先が見たくてつい遊び続けてしまう、良質なアクションゲームです。
週刊ファミ通1525号より
キャラのアニメーションや背景などがすばらしく、昔の名作ゲームを思わせるような雰囲気もいい。物をつかんで飛び、運び、投げるなどして仕掛けを解くのが楽しく、つかんでいる仲間の能力が使える仕組みもナイス。複数の動作が絡む忙しい場面では、操作がけっこうたいへんに。物語は、意外にシリアスさがあるけれど、オータスの仕草や表情がかわいくてほっこりもさせられ、感情移入して遊べます。
週刊ファミ通1525号より
上方へと広がる開放的なフィールドと神秘的なダンジョンとで、昔ながらの良質なアクションゲームよろしく、謎と変化に富んだ冒険を満喫できます。武器を持つ仲間を運んで攻撃したり、雨雲をつかんで絞るなど、飛翔できる主人公のユニークな動きが◎。お話もステージ構成も、先が気になる展開です。ミスの直後の無敵時間が短いのか、連続でダメージを喰らうことがある点はちょっと萎えました。
週刊ファミ通1525号より
仲間や野菜、敵、マップのオブジェクトなど、“つかむ”もので変化するアクションが、謎解きや敵との戦闘を盛り上げる。この“つかみ”に、主人公の“飛ぶ”が組み合わさり、往年のオーソドックスな2D探索アクションに独自のプレイ感をもたらしている。つかめる対象に近づくとアイコンが表示される親切機能も〇だが、それが謎解きのヒントになることも多く、難度は低め。飛行時の爽快感がもう少しあれば。
週刊ファミ通1525号より