クロスレビュー
主人公が所属する“ジャッジメント7”のメンバーがいずれも超個性派で、彼らがくり広げていくドタバタ劇がおもしろく、まるでライトノベルを読んでいるような感覚で楽しめる。本作の魅力は、その部分に集約されていると思います。システム面では、通常のもののほかに、主人公の感情が高ぶったときに選択肢が画面を流れてくる“S.O.S.システム”が特徴で、それが進行の好アクセントになっています。
週刊ファミ通1509号より
“ジャッジメント7”のメンバーが、それぞれキャラが立っており、ドタバタしたやり取りは見ていて楽しい。コメディタッチをベースに進行するけど、緊張感のあるシーンとの緩急もついて、物語に引き込まれます。通常のもの以外に、選択肢が画面の右から左へ流れていき、素早い決断が求められる“S.O.S.システム”があるのも、いいメリハリに。画面上の変化が多くて、見た目の演出にも凝っているね。
週刊ファミ通1509号より
不思議な世界に迷い込む場面が何でもアリの展開で、おもしろい。チームの面々のやり取りも愉快で、どこか居心地がいい。浅草が舞台というのも、情緒があっていいね。少しずつ事の真相に迫りながらも、個々の人物が掘り下げられていて、物語の読み応えは十分。選択肢が配信動画の弾幕コメントのように流れていくシステムは、即断するか、最後まで粘るかのせめぎ合いが絶妙。CGの枚数もなかなかです。
週刊ファミ通1509号より
“変態”や“中二”といったキーワードが設定されたメインキャラたちは、クセモノ揃いで魅力的。現実と“新世界”と呼ばれる閉鎖空間が交錯するストーリーも、多くの謎が散りばめられていて引き込まれた。女の子たちとのイベントも用意され、ちょっとした恋愛気分が味わえるのもいい。選択肢が画面を流れていくシステムは、緊張感を与えてくれる反面、選択肢の数が多いとあわただしく感じることも。
週刊ファミ通1509号より
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