ダウンロード版としてリリースされている作品をまとめてパッケージ化。新規タイトルとして『パワードリフト』と『ぷよぷよ通』が追加されているのはお得感がある。3D立体視への対応のみならず、作品によっては新要素も追加されるなど、単なるノスタルジーの心地よさだけではなく、新鮮さも味わえる。“セガ愛”に満ちたクレジット画面の演出は、ファンにはうれしいデキ。遊びやすさを意識した作りもいい。
週刊ファミ通1411号より
アクションにレース、シューティング、パズルと、収録タイトルがバラエティーに富んでいる。ベタな移植に留まらず、3D立体視への対応や難易度“ベリーイージー”の追加といった改良や改善がなされているところに、レトロゲームへのこだわりと愛が感じられる。セガファンにとって、満足度の高い内容だと思う。ボーナス収録のマスターシステム版『メイズウォーカー』は、マニアが喜ぶ渋いセレクトですね。
週刊ファミ通1411号より
各タイトルは、3D立体視への対応で臨場感が増しており、『パワードリフト』などはコースがより立体的に感じられて、かなりの迫力。オリジナル版にはない要素が追加されていたり、より簡単な難易度が用意されるなど、単なる移植にとどまっていない配慮がうれしい。ムービング筐体の、動きだけではなく駆動音までオンにできるというこだわりの仕様は、当時遊んでいた人には懐かしさも感じられて○。
週刊ファミ通1411号より
収録された、アーケードや据え置きゲーム機の名作は、なかなか濃いラインアップ。それを携帯機で手軽に、気分で切り換えつつ遊べるのは、なんとも贅沢。原作の再現だけでなく、下画面で便利なレーダーが見られたり、当時をしのばせる演出がある小技もいい。設定画面は細かいけれど、見やすくて好印象。作品によっては通信プレイにも対応というのがいいね。前作との連動も、所有者にはうれしい。
週刊ファミ通1411号より