クロスレビュー
一時的に特定の能力を発揮できる、フォースのブーストとブレイクを、ここぞという場面で活用し、強敵との戦闘を突破できたときは快感。前作では少々複雑だったグリモアの仕組みがわかりやすくなっているので、あまり難しく考えることなくキャラの能力を強化できるのがいい。F.O.Eを罠にはめるパズル的要素もいいアクセント。全体的に大きな変化はないが、各種の新要素もあり、安定して楽しめる。
週刊ファミ通1355号より
ストーリーモードはコミカルさとシリアスさの塩梅が絶妙。主要キャラに愛着が湧きます。バランスが極端に異なる3段階の難易度、挙動を細かく設定できるインターフェース、前作よりカジュアルかつ意図的に行えるようになった、グリモアによるキャラ強化など、自分好みの快適さ(適度な手間)で探索できるのがいいですね。新規音源バージョンのB G Mも叙情豊かで、パーソナルな旅路を盛り上げます。
週刊ファミ通1355号より
ダンジョンを潜りながらチマチマと地図を埋めていくのは、安定のおもしろさ。新システムの“グリモア”と“グリモアトレード&リサイクル”により、キャラのスキルを大きく変化させられるので、お気に入りのキャラをとことんカスタマイズできるのがうれしい。新規要素ではないが、マッピングは、たとえオートでも補足する余地がプレイヤーに残されており、そのバランスはいつもながら絶妙ですばらしい。
週刊ファミ通1355号より
ダンジョンでのマッピングの楽しみを、わずらわしさゼロで提供してくれるシステムがナイス。タッチで一気に階段まで移動できたり、アイコンを置いた場所の状況が色でわかったりする、自分だけの地図の作成に熱中できます。戦闘を始めとした玄人好みの部分と、料理などの万人受けしそうな新要素が両立しているところもいいです。ゲームブックを思わせる語り口など、レトロな表現や雰囲気も健在。
週刊ファミ通1355号より
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