クロスレビュー
ボタンを連打するだけのアクションゲームにはない、非常に高い戦略性が味わえる作品。しかし、万人にはオススメしにくく、その歯応えを楽しめないときびしい。ネットワークを使った遊びも多彩で、やり込み甲斐あり。理不尽な難しさではなく、何度も失敗をくり返して攻略する醍醐味が詰め込まれているのはいい。反撃が体力回復につながる“リゲインシステム”は、駆け引きがあっておもしろい仕掛け。
週刊ファミ通1374号より
全体的に歯応えがあり、難度は『ダークソウル』シリーズを上回っている感じ。基本的に盾が使えないため、敵の攻撃を間合いの調整や回避によってかわすことが重要で、そこを楽しめれば。武器のモードチェンジを状況によって使い分けることもでき、アクションの幅は広がった印象を受ける。ただ、レビューしたバージョンではロード時間がかなり長いので、今後のアップデートでの修正を期待したい。
週刊ファミ通1374号より
『デモンズソウル』や『ダークソウル』シリーズと骨組みは似ているが、違った世界観の極上のダークファンタジーを堪能できるのは幸せ。武器を変形させながらの攻撃やステップでの回避、そして銃を使ったアクションは、戦闘をスピーディーで緊張感のあるものにしている。攻撃を受けた直後に反撃すると回復するシステムも、激しい斬り合いを助長して○。再スタートやエリア移動時のロードは少々長め。
週刊ファミ通1374号より
生半可な気持ちで始めると痛い目に合う、高難度のゲーム。最初の誘導はもう少し丁寧だとよかったな。心が折れなければ、少しずつ敵の配置を覚え、立ち回りが上達していくので、自分の成長を実感できる。抜け道を見つけて恐る恐る進むのも楽しい。道中での、ほかのプレイヤーの手記は本当に助かるし、孤独感が和らぐ。マルチプレイに必要な“啓蒙”は、マッチング後に消費される形だとうれしかった。
週刊ファミ通1374号より
ダークファンタジーという独特の世界観や、手強くて死にまくるけれども、「つぎはもう少しいけるかも!」という気持ちにさせてくれる絶妙なゲームバランスは健在。新たに追加されたマップは、さらなる強敵が待ち受けており、挑戦と攻略のし甲斐がある。アップデートによるマルチプレイの強化やランキングモードの実装などは、うれしい改良点。日本語音声に変更できるようになったのも見逃せません。
週刊ファミ通1408号より
DLCに含まれる新たなエリアや新規装備などはじつに新鮮で、自分のような既存のプレイヤーを、『Bloodborne』の世界に復帰させるだけの魅力がある。バージョンアップなども含めて、かなり遊びやすくなった点は、本作をこれからプレイするきっかけになり得る。とはいえ、まだ遊びにくい部分もあるし、根本的なハードルの高さは変わらないので、その歯応えに魅力を感じられるかが重要かな。
週刊ファミ通1408号より
新たなストーリーが見られるのと、雰囲気が異なる追加エリアを探索できるのは、やり込み済みのプレイヤーからすると幸せ。オリジナル版の発売からさほど間を置かず、ダウンロードコンテンツを含む完全版が割安で買えるのは、新規の人にとってはうれしいね。日本語ボイスは、だいぶ印象が変わり、セリフがすんなり入ってきます。マルチプレイの強化と追加される武器も、新風を吹き込んでくれそう。
週刊ファミ通1408号より
本編+D L Cの『完全版』とD L C単体、どちらも納得いく価格設定に拍手。全編を通して、少しでも気を抜くと“YOU DIED”となる、歯応えのある難度ですが、そのぶん達成感は大きく、反撃で体力が回復するシステムなどで挑戦意欲も削がれません。追加の新エリアは、暗がりでフナムシがうごめく漁村や、おぞましい姿のボスなど、ビジュアルにゾッとさせられっぱなし。日本語吹き替えも魅力的な新要素。
週刊ファミ通1408号より
悪かった点
難易度が高く回復アイテムが自動で補充されないのは遊びにくいと感じた。
また、マップが複雑でミニマップもなく、耐久度やスタミナなど余計な要素が多いのは
駄目だと思った。
総評
もう少し遊びやすさを考えて欲しかった
良かった点
デモンズ・ダークソウルと比べ、物理と回避に特化したゲームになり
プレイスタイルに迷いなく遊べるようになった。
デモンズのように1拠点から他エリアにワープできるスタイル
PS4専売だけあってグラフィックが非常に美しい
敵のおどろおどろしさも凄いです。
鋸や仕込杖、パイク等独特な雰囲気の武器
デモンズ・ダークソウルと比べ回復アイテムが非常に手に入りやすい
死んでもHPが半分とかの設定が無い。
人形が可愛い
悪かった点
施設内のシステムや、ステータスの概念、手に入ったアイテムなど説明が無さ過ぎる
防具の恩恵が少ない
後半は1撃死が当たり前になってくる。
大型で素早く、追いつけないボスや
画面外から飛び道具で1コンボ死
ボス戦がとにかくイライラする。
物理攻撃と回避に特化したゲームになった為
周回プレイの魅力が大幅減
武器種類は多いが、
1種1武器しかなく、強化のみでしか強くできない。
後々新しい武器種が手に入っても強化アイテムが勿体無く試しに強化することが出来ない。
サブイベントの為に前のエリアに戻る必要があったり、
時期イベントがある為、サブイベントを逃してしまう。
総評
デモンズ・ダークソウル・ダークソウル2とプレイしてきましたが
エンディングまでたどり着けたのはブラッドボーンが初めてでした。
良い点に書いたように、今作は物理攻撃と回避に特化したゲームなので
どんなプレイヤーでも素早く避けて殴る以外に戦う手段が無いので
敵との相性で積むということがほぼありません。
初期武器で仕込み杖を選んだ為、序盤が一番大変でした。
防具が見た目と属性耐性特化するしかなく、どの敵がどの属性の攻撃をしているのか分からないため、防具についてはまったく楽しめませんでした。
武具に関してはダークソウルの方が観ていて楽しいですね。
良かった点
○次世代機による美麗グラフィック
PS4専用タイトルということで、グラフィックも今までのソウルシリーズに比べ格段に良くなっている。
そのためキャラクリエイトも、美男美女が(もちろんブサイクも)作りやすくなったのが個人的には嬉しい。
○ドロドロした世界観
例えるなら、映画のヴァン・ヘルシングみたいな雰囲気。
こういう雰囲気が苦手な人は疲れるだけだと思うが、自分は好きなので良い点として挙げましたw
○変形武器
ソウルシリーズは片手持ち・両手持ちの切り替え方式だったが、今作は武器の形状を変える変形方式になった。
ひとつの武器にふたつの顔があるので、バラエティに富んでいて楽しかった。
○リゲインシステムと銃によるパリィ
「リゲイン」という、受けたダメージの幾分かを敵を攻撃することで回復できるシステムが導入された。
更に、パリィも敵の攻撃にあわせて銃撃を浴びせることで発動するシステムになった。
このため、緊張感溢れる死闘(あるいは泥仕合)を繰り広げることができるので迫力が増した。
悪かった点
○マッチングしにくい
サーバーが不安定なのか、非常に他のプレイヤーとマッチングしにくい。
それは今後の改善に期待するとして、問題なのはマッチングの方法。
今までは地面にサインを書いて招待できたので、場所を待ち合わせしておくことができたが
今作は、いわゆる「招待する鐘」を鳴らして「参加する鐘」を鳴らした人を待つパターンになった。
そのため特定の相手とプレイすることが難しくなり、そこもマッチング品質の悪さに繋がっていると思う。
幸い、「合言葉」をお互いに設定していればその相手とマッチングしやすくなるので、特定の相手と一緒にプレイするときは活用したい。
○イベントが分かりづらい。
全てのイベントを回収しようとすると、色んな場所を行ったり来たりしなければならない。
攻略を見ずにプレイした場合、おそらくほとんどの人がイベントに気付かず素通りしてしまうだろう。
今までのソウルシリーズでも決して分かりやすいイベントがあったわけではないが、それ自体がシリーズの悪い点なのかもしれない・・・。
総評
悪い点に挙げた「イベントが分かりづらい」ことのせいで、自分はラスボスと合間見えることがありませんでしたorz
同じような体験をする人はおそらく不完全燃焼のままクリアすることになると思います。
しかし、ソウルシリーズが好きな方は是非ともプレイしてほしい内容でした。
クロスレビュー