格闘、ステルス、謎解き、カーアクションと、さまざまな要素がたっぷりと詰め込まれているのに煩雑さはなく、それぞれがバランスよく楽しめる構成が秀逸。ゲーム序盤からプレイヤーをグイグイ引き込むジェットコースタームービー的な演出もよく、臨場感溢れるグラフィックや軽快な操作性と相まって、心地よさが感じられる作りに。アクションの戦略性や自由度も高く、やり込み甲斐も十分なデキ。
週刊ファミ通1388号より
もともと高品質で評価の高いシリーズだが、PS4になったことで、さらなる高みに到達! 徹底的に作り込まれたオープンワールドのゴッサム・シティ、より快適になって爽快感もアップしたフリーフローコンバット、移動や戦闘に加えて謎解きにまで活躍するバットモービルと、すばらしさは枚挙にいとまがない。ダウンロードコンテンツは英語ボイスのままだが、本編の音声が日本語化されている点も◎。
週刊ファミ通1388号より
バットモービルでの戦闘が新たに追加され、戦車のような形態で豪快に戦うのは派手で気持ちいい。グラフィックが美麗で、緻密に描かれた広大なオープンワールドを飛び回るのは楽しく、各種ガジェットやバットモービルの細かな動きなども雰囲気がよく出ていて、世界観に入り込める。ミッションを任意で選んで進行させる仕組みもいいね。戦闘やステルスは、バットマンの強さを堪能できておもしろい。
週刊ファミ通1388号より
衝撃的な幕開け、そしてゴッサム・シティの作り込みの綿密さに目を見張る。足を地に着けず、どこまでも飛び移っていけるのも楽しい。また、バットマンのアクションやガジェットのカッコイイこと! とくにバットモービルが最高。速くて頑丈、戦車のようになるバトルモードにも即変形できるし、ギミックの動きもクール。ウインチなどを使った謎解きもいい。探偵や救出など、サブミッションも豊富で◎。
週刊ファミ通1388号より
良かった点
○シリーズ最終作にふさわしいストーリー
アサイラム、シティと続きビギンズを挟んでのナイト。
約5年前にシリーズが発足してから遂に完結となりました。
おっさんになったバットマンは自分の存在意義や人生観に苦悩し、ジョーカー病とも戦いながらゴッサムを守る姿はかっこいいです。
ラストもしっかりと締めくくってくれて、少し寂しいですが良い終わり方でした。
今までのシリーズをプレイしている方ならば楽しめるはずです。
○グラフィック綺麗すぎる
もうずっと映画を観ているかのような綺麗さです。
バットスーツの細かいディティールから、肌の質感まで美麗に再現されています。
初めてプレイする方はまず、ゴッサムシティを駆け回ってその綺麗さを実感してほしいですね!
○バットモービルのアクション
シリーズ最終作でようやくバットモービルを操作できるようになりましたが、これがまたカッコイイ。
バトルモードでは戦車のようになり敵ドローン戦車と戦うのですが、爽快なバトルが体験できます。
様々なアタッチメントも装備していて、よりバットマンになりきることができて楽しかったです!
悪かった点
○ファストトラベルが無くなった
アーカムビギンズでは広大な街中を移動する手段として、バットウィングを利用してのファストトラベルがありました。
今作も広大なマップではありますが、ファストトラベルがありません。
バットモービルを活かすための仕様だと思いますが、ファストトラベルに期待している方は念頭に置いておくべきかと。
しかし、おそらくビギンズに比べると今作のマップの規模は小さくなった気がするので、モービルとグライドでの移動でもそこまで苦じゃなかったです。
総評
アサイラムとシティをプレイしていない方はとっつきにくいストーリーかと思います。
逆に過去2作をプレイした方は是非ともプレイしてほしい内容でした。
サブミッションも全て完遂すると良いことがあるので、プレイする方はそちらも是非達成して頂きたい。