非常に手触り感のいい作品。日本語ローカライズはいっさいされていないが、シンプルなアクションゲームなので、ルールは遊ぶうちに覚えられる。ただ、物語の詳細な展開を知るためには英語の理解力が必要。アクションを楽しむ部分と、パズルで頭を悩ませる部分のバランスもよく、各種ギミックも凝っていて、プレイ感覚も目新しい。よくできた作品だけに、日本語化されていないのが非常にもったいない。
週刊ファミ通1344号より
地面を盛り上がらせたり、枝を生やしたりするなど、パズルを解きながら各場面を突破していくのが楽しめる。魔法のペンでできることが増えていくと、パズルも複合的なものになり、解き応えがどんどん出てくる。ただ、謎解きで詰まってしまったときに、救済措置があるとよかったな。また、日本語表記がないので、するべきことや物語などは大まかに理解できるものの、細かい部分がわからないのは難点。
週刊ファミ通1344号より
魔法のペンでできることはシンプルなのに、唸ってしまうほど謎解きが秀逸。アクション要素もあるので難度は高めだが、トントンと進める部分もあり、これが仕掛けを突破した達成感と相まって、ダブルの快感。絵の雰囲気に反して死にざまがエグいのは意外だったけど、再スタートも早くていい。ただ、やればわかる内容でも、字幕も日本語には非対応なので、大事な情報がわかりにくいのはもったいない。
週刊ファミ通1344号より
少年が主人公の、即死型のパズルアクションということで、陰惨さが漂うのでは? という心配をよそに、ワクワクドキドキの冒険譚として成立させているのはさすが。さまざまなギミックを可能にするペンのアイデアにより、パズルとアクションが絶妙なバランスで組み込まれた良作。惜しむらくは、日本語のローカライズがされていないこと。確かに言葉がなくてもプレイできるが、ストーリーはあやふや。
週刊ファミ通1344号より