画面の美しさからくる迫力と、怒号や悲鳴が飛び交うシチュエーションのおかげで、かなり臨場感がありますね。チープだが燃える展開は独特の魅力があり、やはりクセになる。PS Vita版ならではの要素は少ないものの、PSP版からのユーザーには右スティックの恩恵は大きいかと。
週刊ファミ通1242号より
無数に出現する巨大な昆虫や宇宙船を倒し、ジャマなら建物も破壊する。そんな豪快で爽快なおもしろさは健在。ペイルウイングは、使用可能になるまで時間がかかるのは残念だが、使い勝手はよく、空を飛び回りながら戦うのは気持ちいい。4人での協力&対戦プレイはアツくて笑えます。
週刊ファミ通1242号より
PS Vitaならではの解像度で敵のワラワラ感を再現し、遠方の建物もクッキリ描写。据え置き機版と比べても遜色ないグラフィック。右アナログスティックの照準操作が選べるのも、コアなユーザーにはうれしい。新要素であるペイルウイングは、もう少し気軽な条件で使えるとよかった。
週刊ファミ通1242号より
多彩な武器や搭乗兵器で、巨大な敵や建物を破壊していくのは、気持ちがいい。いい意味で大味な部分も持っており、まるでB級のSF映画を観ているような魅力があります。特定の条件を満たす必要があるけど、ペイルウイングが登場するのは、ファンにはうれしいポイントですね。
週刊ファミ通1242号より
良かった点
○移植の品質が高い
元々XBOX360のゲームだが、携帯機であるVitaに移植されてもほとんど劣化が無い。
グラフィックも、表示視野が縮んだりテクスチャも多少クオリティは下がってはいるが
処理落ちはだいぶ改善され、敵の数も減ることなくほぼ移植前同様にプレイができる。
○追加要素でやり応えが増した
オンラインでの協力・対戦が追加されたり、新武器や新フォーリナーも追加された。
ミッションもいくつか追加されており、兵科もペイルウィングが追加されたことによって
移植前よりもだいぶやり込み度が増した。
移植前にやり込んだ人も楽しめる出来になっている。
○オンラインプレイも良環境
簡易チャットが充実しており、戦闘中でも簡易チャットで細かなやり取りができる。
ユーモアにも富んでおり賑やかなプレイが期待できると思う。
また、難易度によって武器レベルや体力の制限も設けられ、同じ敷居でプレイが可能なので
誰か一人が突出して強くなりづらく、共闘感が増すので楽しい。
悪かった点
○操作性が少し悪い
Vitaの小さなアナログスティックでは、やはり視点移動などは操作しづらい。
タッチパネルでの照準操作ができればよかったのだが、あいにく視点のみを動かすだけで
照準は右スティックでしか操作できないようになっているのが残念。
総評
XBOX360版は少し物足りないと思っていたので、追加要素が加わってちょうどよくなった。
操作性はやはり難有りだが、それも慣れればマシになってくる。
武器収集やアーマー回収など、日本人好みなやり込み要素から
破壊の限りを尽くすプレイなど、洋チックな要素までバラエティに富んだゲーム。