クロスレビュー

平均

9.3
古代文明の復興を巡る壮大なシナリオと、ドラゴンなどの影を操る爽快な戦闘が特徴的なRPG。プレイヤーの育てかたにより、影の能力は大きく変化していく。
発売日
2006年12月07日
価格
6800円 [税抜]
対応機種
Xbox 360
ジャンル
RPG
メーカー
日本マイクロソフト
関連サイト
http://bluedragon.tv/
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ブルードラゴン(Xbox 360)のレビュー・評価・感想情報

カミカゼ長田
ファミ通公式 Xbox 360
9

丁寧に綴られる物語を始め、わかりやすいバトル、緩やかなバランスなど、初心者でもすんなり遊べるくらい間口が広い。それでいて戦闘はやり込む余地がかなりあり、調べられるオブジュクトも膨大とゲーマー心をくすぐる要素もある。正当進化したRPGと呼ぶにふさわしい作品。

週刊ファミ通939号より

吉池マリア
ファミ通公式 Xbox 360
9

バランスよく、王道を突き進んだRPG。かげのカテゴリーやスキル、敵どうしに戦わせるなどのシステムのおかげで、戦闘はかなりやり甲斐アリ。また物語は感動的で、各イベントが心にじんわりと染み渡ります。ただ、それだけに、敵のウンチを調べるなどの行為には若干違和感が。

週刊ファミ通939号より

山本ペンキ
ファミ通公式 Xbox 360
10

戦闘や随所のコマンドまわりなど、とにかく快適で丁寧な作り。長時間プレイしていても、これだけストレスなく遊べるRPGはなかなかないかと。鳥山氏の絵も生き生き表現され、ムービーでも戦闘でもその魅力が味わえます。あと、イアン・ギランが歌っているボス戦の曲がイイ!

週刊ファミ通939号より

キッシー嵐山
ファミ通公式 Xbox 360
9

最新の技術で古きよき名作RPGを再生した……といった仕上がりの作品。やわらかく暖かみのある画像と、自由度が高くプレイヤーのいじり甲斐のある成長システムが特徴的。演出やムービーなどは、ことさらに派手ではありませんが、ストーリーを進めていくバランス感覚は絶妙。

週刊ファミ通939号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。

リュウ
Xbox 360 2018-09-28 21:33:17投稿
9

良かった点
・コマンド式バトルは戦略性があるし、RPGの面白さの一つだし、昔ながらのRPGが好きなら絶対に面白いと思えるシステム。今の時代でもやっていけると感じた。
・好きな人は沢山いるであろう、FFでいうジョブシステム。本作ではかげ(影)のカテゴリーがそれにあたり、9種類は少ないと思う人がいるであろうが、それでもかげを成長させて様々なスキルを覚えていくのが楽しく、レベルやかげのカテゴリーランクを上げていく事でステータスの上がり具合もバトルで実感しやすい。
・さすがFFシリーズ等の坂口さん。シンプルながらも面白いストーリーで、今時で言うところの胸アツ展開が文字通りアツい。

悪かった点
・胸アツ展開はアツくて良いんだけど、それ故にちょっと長いイベントやどうせ負けバトルも用意してあり、それからラスボス戦前のとあるバトルは戦っても意味がないバトルでそれこそデモムービーだけでよさそうな感じでいらないと思った。
・複数グループの敵とまとめて戦うぜんぶとバトルを行った場合、1グループ倒す毎にスロット形式で選択出来るトランスというもの。HPやMPの回復、防御力や魔法防御力上昇、5,6グループ目ぐらいになると戦闘不能キャラクターを全員復活させる事が出来る超便利トランスもある中、選んでしまうとがっかりしてしまう忌々しいリセット。次はこのキャラ、その次はこのキャラと順番が画面上部で分かる中、自分の考えている戦略を全て一気に崩してくれるリセットは、パーティーメンバー順にターンが回って来るようにされてしまうというもの。本当に人の予定を一気に崩すなー!

総評
FFシリーズで有名な坂口博信さんが前作から数年ぶりに手掛けた作品。キャラクターデザインはドラゴンクエストシリーズやドラゴンボールシリーズでおなじみのトリッポこと鳥山明さん(ゲーム内にも例のガスマスク姿で登場)、音楽はFFシリーズ等で坂口さんと切っても切れない仲の植松伸夫さんが手掛けている。正にFFやドラクエのアナザーワールドのような作品。さすがシステムはプレイし易くて親切設計、笑えるところや切ないところ、そして胸アツ展開があるストーリー、コマンド式バトルも現代のRPGでもやっていけると思えるものだった。ややバグがあって何やねん?と思うところもあったが、昔ながらの戦略性があって冒険している事のワクワク感を感じられる楽しいRPGは今でも存在するという事を教えてくれた作品だった。

xtc2
Xbox 360 2008-08-19 02:43:14投稿
10

序盤はイマイチぱっとしてないような感じで始まるけど
段々と面白さが増していきます。
おまけ要素やダウンロードコンテンツも豊富。
 
やりこみ要素も豊富だし、ディスク3枚の大ボリューム!
ディスクが3枚なのに市場では価格は暴落していて
お買い得感は超お得です。
 
キャラデザインが鳥山明さんなので、このキャラが嫌いじゃなくて
RPGとしての作りが坂口博信さんなので
クラッシクタイプのRPGが好みの方には
たまらないRPGです。
 
ただ、ブラウン管TVの方にはちょっと辛いかも?
フォント文字が小さいので(次世代機のゲームでは、よくある事)
文字が読みづらい所があります。
ブルードラゴンは、現在TVの放映されているので
ゲーム自体は古いですが、ある意味「旬」な、ゲームです。 

無限軌道
Xbox 360 2007-01-09 13:38:01投稿
8

採点はブルードラゴンに対してのみです。
フィールド見下ろし型コマンド入力式RPG。
RPGを新作でプレイするのは、ドリームキャストのグランディア?以来約六年ぶり。
この間にプレイしたRPGは、唯一クリアした「俺の屍を越えてゆけ(廉価版)」、いずれ再開するつもりだけれど序盤で止まったままの「ヴァルキリープロファイル(PS廉価版)」と「ゼルダの伝説 時のオカリナGC(本体である「風のタクト」は未開封)」、途中で投げ出してしまった「テイルズ オブ ファンタジア(PS版)」のみ。
その俺から見ても、出来は良いですが、シナリオ、システムともに新鮮味はありません。
シナリオは王道。世界観も展開もよくあるパターン。
システムは
成長システムがジョブ=カテゴリー、アビリティ=スキルと言い換え
戦闘が入力をウェイトにしたアクティブタイムバトル
で、ファイナルファンタジー?っぽい。
キャラクターはカテゴリーと呼ばれるそれぞれに得手不得手のある職(?)種を自由に選択でき、切り替えも自由。選べるカテゴリーの数は成長とともに増えていきます。
カテゴリーがランクアップすると、固有の特技であるスキルを覚えます。
覚えたスキルは、どのカテゴリーを選択していても三つまで装備できるので(装備数は増やす方法があります)各カテゴリーの苦手を補ったり、長所をより強調するなどプレイヤー好みに成長させることが出来ます。
戦闘力も高い回復魔法使いや、防御向きのカテゴリーにカウンターのスキルを装備して前列一人にするなど。
ただ戦闘の難易度が低く、多少苦戦する序盤では選択できるカテゴリーやスキルが少ないし、それらを豊富に獲得した終盤では楽勝なので、自分なりのパーティ構成のありがたみを実感する場面は少なく、自己満足におちいりがちかも。
シナリオの本筋にからまない隠しボスは別次元の強さで、スキルを有効活用しなければ到底敵いませんが。
戦闘は一回のターン中に敵味方全キャラクターに一度ずつ行動順が回ってくるターン制ではなく、素早さのパラメーターや選択した行動にかかる時間によって回ってくる行動順がリアルタイムで決定される方式です。
ここに「ため」がからんできます。
ほとんどの行動は(装備しているスキルにもよりますが)ためを行うことができ、ゲージを溜めるほど入力から発動まで時間がかかるのと引き換えに攻撃力や効果範囲などを強化できます。
戦闘中はこの「ため」のみ、プレイヤーがリアルタイムでの操作を要求されます。
戦闘をプレイヤーキャラクターが直接行うのではなく、魔法によって実体化した「かげ」が行うのがこのゲームの最大の特徴のはずなのですが、システム上はキャラクターが直接戦っているのとなんら代わりないので、独自性の面で最も物足りない点になってしまっています。
演出上は異形の姿(ドラゴンなど)に実体化した「かげ」が、敵を殴ったり魔法を使ったりするのは面白いけれど。
敵はエンカウント(戦闘突入)前から見えていて、一度倒せば原則として復活しないスタイルなのは、迷子になりがちの俺にはありがたいです。
また、このエンカウント時に様々な仕掛けがあります。
複数の敵パーティと連続で戦闘に入れたり、その際の組み合わせによっては敵が同士討ちする「モンスターファイト」が発生したり、弱い敵を戦闘には入らずフィールド上で倒せる「バリバリア」など。
フィールドやダンジョンの移動時にアクセントとなっています。
プレイ時間は、150時間以上。
これは極度の方向音痴と優柔不断ゆえにダンジョンはもちろん、街中でも、装備などの選択でも、散々迷った末の数字なので普通はこんなにはかからないはずです(三分の一くらい?)が、それでもかなりのボリュームです。
やり込み要素も多いですし。
意外なものがカウントされていて、レアアイテムと交換できるのが嬉しい。
グラフィックは相当きれいですが、素人目には驚くほどではなかったです。
鳥山キャラの3Dによる再現は、かなり感じが出ています。
でもトリッポの心配は、謙遜かもしれませんが杞憂だよなあ。
難易度はシナリオの本筋を進めるだけなら、戦闘以外でもかなり控えめ。
作りは全てにおいて丁寧で、操作性にも細かいことを言い出せばきりがないですが、それほど不満はありません。
細かくない不満点としては、字がかなり小さく読みにくい。
戦闘中のキャラクターのステータス変化の表示は、さらに小さくほとんど読み取れない。
しかも全てではないけれど、英語表記が多いし。
何かを調べた際の結果などを音声で知らせてくれるのもありがたいけれど、それは全て英語です。
マップ中の表記も小さく、プレイヤーキャラクターの向きを示す矢印などもかなり見にくい。
また、夜のシーンやものかげなどは本当に暗くて何も見えなかったり。
目には優しくないゲームです。
ちなみにうちのプレイ環境は、普通の25型テレビにS端子接続でした。
結論としては、
Xbox360ユーザーで(個人的にはハードを買うほどでは)RPG初心者、あるいはオーソドックスなRPGを求めていて、ボリュームのある大作をプレイしたい人にはおすすめ。
そんな長時間は付き合えない、という人やシステムやシナリオに斬新さを求める人には不向き。
と、いったところです。
俺は六回経験した読み込み不良は、他のソフトでも発生したので多分ハードの問題。
ゆえにその分の減点はしていません。

砂糖醤油
Xbox 360 2006-12-14 02:29:10投稿
8

本体が問題なのか、ソフトが問題なのかわかんないですが、
プレイ中、フリーズしてしまいました。。。
某掲示板で、フリーズすることがある、みたいなコトを目にして、
「ああ、こりゃ最近売れてるXbox360に対するネガキャンだな」とか
「たまたまフリーズした人が騒いでるだけだな。ご愁傷様」
とか思っていたのですが。
自分の身にこういうことが起こると…いやぁ、腹立ちます(笑)
現象としては、あるシーンでマップ切り替えロードするとき、
画面がフェードアウトして(ここまでは正しい動作)、
突然ディスクドライブの音が止まったんですね。
「もしや」と思って、ドキドキしながら見守ってたら
なんとか絵がフェードインしてきて…と思いきや、
そのままフリーズ。
今思えば、これに近いことが、プロジェクトシルフィードでも
ありました。なので、ハードの問題?って気もしてます。
なので、前回レビューから点数は据え置き。
ダンジョン中はセーブができないので、切り替え直前に
オートセーブとか、そういう仕様だったら…と。。
ゲーム自体は面白いです。
とてもよく出来てると思います。
成長システムとかなかなか面白いし。
ですが、このフリーズは遊ぶ時間の少ない仕事人にとっては
結構、グっときます。。。
1時間ぐらいといえども、なかなか貴重な時間です。。
一気に冷めてしまうのです。。
せっかくあいつの影があのスキルを覚えたのに…みたいな。
ぜんぜん関係ないですが、昔、新宿の映画館で
グリーンマイル(トムハンクス)って映画を見ていました。
電気椅子でいたぶられるシーンがあるのですが、
その直後、映画館が停電になりました。
あまりにいいタイミングだったので、一瞬「演出!?」と思ったんですが、
間違いなく映画館の停電で。
滅多にあることじゃないと思うのですが、
このときもすっごい冷めちゃったんですよね。。
面白いのに。
とにかく、もったいない。。。
カルドセプトの後だっただけに、なんか、もう、ROMゲームだけに
しとこうか、みたいに思ってしまいます。
なので、メーカーさんにお願いです。
ハード特有の問題、ディスク製造時の問題、プログラムのミス、
いろんな要因が複雑に絡んでいると思うので(それこそハードが複雑に
なり、ソフトの規模が大きくなると、チェックも尋常じゃない
でしょうから)万一不具合がおきたときの保険として、怪しそうな場所の
直前にセーブポイントを用意しておくとか、レジューム用のセーブ
データをオートセーブするとか、考えてもらえないでしょうか。。
「前回不正な終了をしたので、レジューム部分からスタートします」
みたいなPCライクな仕様であれば、とてもとてもストレスが減ります。
時間のロスも最小限にできます。
車を設計するとき、ブレーキの故障とかの場合って、
ブレーキがかかりっぱなしになったりしますよね。
いわゆるフェイルセーフって考え方です。
もちろん、不具合がなければ一番良いのですが。。。

砂糖醤油
Xbox 360 2006-12-11 01:55:41投稿
8

RPGは実はそんなに好きではないのですが、
正統派(DQ・FF)のいいとこ取りみたいなゲームかな、って
思いました。文字サイズを変えられたり、作りがとても丁寧な印象。
マップから戦闘シーンの切り替わりもスムーズだし、最初のうちはレベルもさくさく上がっていい感じ。影のカテゴリとかスキルとかシステムも面白いです。
同時に複数種類のモンスターとエンカウントするとちょっと変わったことが起こる(モンスターズバトル)はなかなか新しくてイイですね。
不満点
・主人公の声がちょっと合わない気がする(ほかのキャラはOKなんだけど)
・序盤は話が急展開で、なんか置いてきぼりな気分
・文字サイズを大きくしてもHPとかのフォントには影響せず見づらい
・非フィールド時のマップで、新たに通れるようになった場所が反映されない場所がある
んでも、全体的な遊び心地が悪くないので、この先が楽しみです。

クロスレビュー

平均

9.3
古代文明の復興を巡る壮大なシナリオと、ドラゴンなどの影を操る爽快な戦闘が特徴的なRPG。プレイヤーの育てかたにより、影の能力は大きく変化していく。
発売日
2006年12月07日
価格
6800円 [税抜]
対応機種
Xbox 360
ジャンル
RPG
メーカー
日本マイクロソフト
関連サイト
http://bluedragon.tv/
詳細を見る
  1. 1
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