【Dinkum(ディンカム)プレイ日記】空を飛ぶ夢をかなえるために、命懸けのガチ金策。初の空中遊覧が、最高すぎて泣けてきた……

byカイゼルちくわ

【Dinkum(ディンカム)プレイ日記】空を飛ぶ夢をかなえるために、命懸けのガチ金策。初の空中遊覧が、最高すぎて泣けてきた……
 KRAFTONが提供する、PC(Steam)向けサバイバルライフシミュレーション『Dinkum』(『ディンカム』)。当記事は島での自由気ままな暮らしを楽しめる本作を、のんびり遊ぶ筆者の模様をお届けする日記の第7回となります。
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※この記事はKRAFTONの提供でお届けします。

空を飛びたい、その一心でがんばってみた結果

 前回はオートバイとUteという、地上を走る乗り物を制作して大満足した回となりました。乗り物ひとつでここまで楽しくなるとは、想像以上の成果でした。

 ただ、このときちょっと気になることがありまして。フランクリンが作れるもののリストの中で、興味深い乗り物が目に止まったんですよね。
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ヘリコプター。え、ヘリコプター?
 ヘリコプターは、言うまでもなく空を飛ぶ乗り物の代表格です。え、フランクリン君、これ作れるの?

 ところが、値段を見てわかるとおり、必要経費はまさかの300万ディンクという超高額。しかもこれだけではなく、もうひとつの関門があります。
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空を飛ぶには、ライセンスが必要なんです。
 空を飛ぶ乗り物に乗るには、まさかの7200許可ポイントが必要。並みのライセンスなら、これだけポイントがあればふたつくらいはレベル2から3にできる量です。

 ふだんなら諦めて、ほかのライセンスを優先するところ。しかし、オートバイで味わったあの楽しさを考えると、空を飛べたらどれだけ楽しいかと考えてしまうんですよね。
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というわけで、金策開始。燃やされつつもブッシュデビルを捕獲します。
 いままでにないくらいの、ガチの金策を開始します。許可ポイントは毎日こつこつと、デイリータスクをこなしていくことで案外溜まります。なので問題となるのは、ディンク(お金)のほうですね。

 金策と言えば、罠での野生動物の捕獲。いままではブッシュデビルの群生地ひとつで稼いでいましたが、これでは300万ディンクまで遠すぎます。別の野生動物の群生地にも、毎日通わないといけないでしょう。

 そこで役立つのが、テレパッド。
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 テレパッドは、ファストトラベル地点であるテレタワーと同じ働きをする建造物で、自分の好きな場所に建てることが可能です。いままではテレタワーから遠く、通うのは現実的ではなかった野生動物の巣にも、一瞬で移動できるようになります。

 今回テレパッドを置いたのは、大量の“イライラムー”が生息している場所。季節はちょうど春なので、イライラムーの巣では卵が手に入る可能性が高いのです。
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 イライラムーの卵は、ジョンの店で重さに応じた値段で売れます。イライラムー本体を捕獲したついでに卵も持ち持ち帰れば、いい金策になるというわけです。

 簡単そうに見えるかもですが、罠捕獲の金策はわりと命懸けです。ブッシュデビルは離れた場所から火を吹いてきますし、イライラムーも一直線に体当たりしてきたり、そこから素早く蹴りをくり出したりと、油断ならない相手でして。
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ワンミスで体力をごっそり奪われる、そんな相手が4、5体まとめて突っ込んできます。正直怖い。
 できれば体力の上限が増える食べ物を使いたいところですが、これらの食べ物は地下鉱山のダンジョンアタック用に温存したいところ。結果、バフ効果なしの裸みたいな状態で大量の野生動物をいなすことになりました。ハンティングアクションゲームを、初期装備だけでプレイするようなものです。

 ほかには掲示板で受けられるアルファ級生物の討伐も、お金と貴重な素材が手に入るチャンス。こちらはさすがに、食べ物バフをつけた状態で積極的に挑戦していきます。
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かなりのディンクがもらえるうえに、ここでしか手に入らない素材もあるとなれば、行くしかないでしょう。
 ただ、アルファ級生物は規格外な相手ばかりです。今回初めて戦うことになった“アルファブッシュデビル”は、体力が体感でアルファジャッカルーの倍くらいあるうえに、広範囲に炎をまき散らしてきました。強力な武器である鉄の槍を手に入れているのに、ここまで長時間の戦いになるとは。
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間違いなく、いままでのアルファ級生物の中で最強格。回復アイテムを使いまくって、なんとか勝てました。
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広範囲攻撃を持つアルファワニ。アルファブッシュデビルのあとに戦ったら、まったく強く感じませんでした。
 こうして金策に金策を重ね、ナイトマーケットでの散財も我慢。ひたすらゲーム内で14日間ほど、金策と許可ポイント集めを続けた結果……。
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ついに、目標達成! わかりやすいゴールラインだったので、達成感がハンパないですね。
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ヘリコプターもひと晩で作れるフランクリン。おまえ、本当に何者だよ……。
 目標を達成し、フランクリンに依頼したその翌日、ついに夢をかなえるときが来ました。ヘリコプター、いったいどんな乗り物なんでしょうか。
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これが、本作のヘリコプター!
 思ったよりも小さい、いわゆるひとり用ヘリコプターですね。現実世界でも似たようなものがかつて販売されていたことがあり、ギネス世界記録に“世界一小さいヘリコプター”として登録されています。

 見た目はかなり気に入りました。ただ、問題は性能でしょう。操縦がやたら難しかったり、速度が遅すぎたりしては苦労が水の泡になってしまいます。
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いざ搭乗。さて、乗り心地は……。
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おお、ほどよい上昇速度。
 ジャンプボタンを押し続けるだけで、いい感じの速度で上昇していきますね、あとはオートバイやUteと同じく、ゲームパッドの場合はR2ボタンで全身、L2ボタンで後退。左スティックで左右に方向転換し、キャンセルボタンで降下。操縦はまったく難しくありません。

 そしてこの速度感、じつにいい。遅すぎず速すぎず、気持ちよく動かせるけど操縦が難しくない、絶妙な速度です。筆者の個人的な体感ではありますが、めちゃくちゃしっくりきます。
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前進速度も、いい塩梅。眼下の風景を楽しみながら飛べる、ギリギリの速さです。
 本作ではよりゆっくり空中遊覧できる“熱気球”や、より高速で飛行できる“飛行機”も製作できるようです。オートバイとUteのときもそうでしたが、人それぞれでしっくりくる速度の乗り物を選べるというわけですね。

 筆者としては、下のほうに広がる風景を確認しやすく、なにか見つけたらすぐに降下できるこのヘリコプターの操作感がかなり気に入りました。
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荒野を元気に駆け回る野生動物も、ばっちり観察できます。
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そう言えば、この地点のテレタワーは辺境すぎてまだ修理していませんでしたなぁ。
 ちなみに、いままでは行くことすら考えていなかった、島周辺の海域にだって飛んでいけます。とはいえ、本当に何もないみたいですけどね。
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マップにも何も描かれていない海域。実際に行ってみると、本当に海しかないんですな。
 いままでは船すら作っていませんでしたので、島の周辺、沖に出ること自体が初めて。外海の小さい島々の上空を飛んでいるだけで、かなりの冒険気分が味わえます。

 ぶっちゃけ、あてもなく飛んでいるだけでもめちゃくちゃ楽しいんですよこれ。いままでの活動圏内を空から見下ろしたときにも、ものすごく新鮮な気分が味わえました。
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見たこともない島々を、好きな高度で観察。移動速度が速すぎないので、観光に最適です。
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ちなみに低空飛行しすぎて木にぶつかっても、ダメージを受けたりはしません、やさしい仕様ですね。
 とくに今回の初飛行で心に響いたのは、さっきまで命懸けで金策を重ねていた罠捕獲のポイントの上空に差し掛かったときでした。

 上空から見るとちっぽけな場所なんですが、野生動物が元気に動き回っているのもちゃんと観察できて、「ああ、あそこで自分も必死に生きていたんだなぁ」としみじみとした気分になりました。
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あそこでさっきまで、火だるまにされてたんですよなぁ。
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上空からだと、新たに見つかるものも多かったです。こんなところにもイライラムーの群生地が。
 こうして島周辺をひととおり飛行してから、自宅前へと着陸。ひとまずの試験飛行でしたが、非常に充実した体験になりました。300万ディンクと7200許可ポイント、がんばって溜めた甲斐がありましたね。
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こうして上空から見てみると、自宅の周辺もまだまだ未開拓に見えますな。
 こうしてちょっと気になったところから始まった程度にも関わらず、思った以上にすごい夢をかなえることができました。『ディンカム』ではこんな感じで、気になったこと、やってみたくなったことに着手してみると、毎回思った以上の体験が味わえるんですよね。

 島を上空から見渡してみて、さらにやってみたいことがいくつか見つかりました。次回以降からも、そういった小さなことからコツコツと大きな夢につなげていき、本作を楽しみ尽くしていきたいと思っております。
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