本作はコーエーテクモゲームスより『信長の野望・新生』の公式ライセンスを受けて開発された、“真戦”シリーズ2作目となる戦国SLG×RPG。シリーズ第1作となる『三國志 真戦』は累計1億ダウンロードを突破し、世界中で高い評価を得た。日本国内にも多くのファンが生まれており、『信長の野望 真戦』のβテストは、開始とほぼ同タイミングでテストプレイヤー数が上限に達したという。
本稿ではそんな『信長の野望 真戦』をより深く楽しむための序盤の攻略ポイント3選をお届けする。
大規模な対人戦の臨場感がたまらないSLG×RPG
戦いに備えて内政を進めつつ、自軍を強化して領土争いにくり出していくという流れがベースの遊びかたになる。ここまではシリーズ1作目と変わらないが、新規要素として戦国時代をモチーフにしたミニゲームが加えられている。内政の一環として機能するため、ミニゲームの成否によってさまざまな恩恵が得られる。
そんな本作でプレイヤーたちが目指すのは、やはり天下統一。本作ではシーズン制が採用されており、各プレイヤーは日本の各地から好きな地域を選び、自城を構えてシーズンをスタート。シーズンが終了した際に、二条御所を治めていた一門が勝者となる。
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二条御所がある畿内には、うま味のある資源が大量に配置されている。いかに早く一門と連携して畿内に侵攻するかも、シーズンの趨勢を決める要因となるだろう。正式サービスが開始してからも、おそらく畿内をめぐる争いは激しくなるに違いない。一門同士の熱いかけ引きも、本作の魅力のひとつと言えよう。
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シーズン終了時には、プレイヤーの所持武将、戦法、装備、大小判などを除き、占領した土地や資源といったサーバー内の進行状況がすべてリセット。各プレイヤーはシーズンごとに、新たなサーバー、別のプレイヤー、追加システムを体験できるという。
なお公式サイトにはジャンルに“RPG”と記載されているが、これは戦闘をこなして成長しつつ、冒険と物語を進めていく、一般的なJRPGのようなゲームシステムが搭載されているという意味ではない。本作では城主になりきって領土争いに臨む、“ロールプレイ”が楽しめる作品ということで、こうした記載がなされていると思われる。
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そこで重要になるのは、ただの育成ではない。領土の奪い合いが主題となっている本作においては、他者よりも先行できる効率的な序盤攻略こそが最重要。効率を求めた序盤攻略を知っておけば、シーズン開始直後にはスタートダッシュが決められ、より優位に立ちやすくなる。
では、どのような点に気をつければ序盤を効率よく進められるのだろうか? そのポイントをお届けしていこう。
兵種相性を知り、汎用性の高い部隊を組もう!
部隊には3名の武将を編制するため、強い武将をとにかく詰め込みたい。だが、部隊にはコスト上限が設定されているため、序盤から強力な部隊の編制は難しくなっている。そもそも部隊も2~3しか組めない。
コスト上限はコツコツと内政を進めていけば上昇していくものの、最序盤は自軍の資源や戦力が限られているため、内政も進めにくい。そんな状況下では、専門性を持った強力な部隊よりも、とにかく汎用性の高い部隊がものを言うのだ。
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では汎用性の高い部隊というのは、何を指すのか。答えは、複数の兵種に適性を持った武将を揃えていること。
本作では、自城で待機している部隊の兵種を、騎兵、弓兵、鉄砲、足軽、兵器の5種から自由に切り換えられる。これらの兵種には相性が設定されており(兵器を除く)、騎兵は弓兵に、弓兵は鉄砲に、鉄砲は足軽に、足軽は騎兵に強い。兵器はほかの全兵種に対して弱い代わりに、敵城の耐久値を他兵種よりも多く削れるという立ち位置にある。
序盤ではこの相関を考慮し、状況に応じて部隊の兵種を切り換えつつ進めていくことになる。複数の兵種が得意な武将で部隊を組んでおけば、兵種を切り換えても武将のポテンシャルを損なうことなく運用できるのだ。小さなポイントだが武将の適性と兵種の相性を意識するだけでも序盤は楽になるので、しっかり覚えておこう。
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汎用性の高い部隊があると、序盤が楽になる理由も解説しておこう。
部隊は武将さえいれば組めるが、兵がいなければ出陣できない。兵は武将のHPのような役割となっており、攻撃されると減少する。兵は内政の徴兵というコマンドで獲得できるのだが、この徴兵がクセモノ。
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徴兵には木材、鉄鉱、兵糧の資源が必要で、それぞれの資源は現実時間の経過とともに自動で生産される。すべて無限に手に入るものの、木材と鉄鉱はほかの内政を進める際にも大量に消費する。
つまり兵の消耗が大きくなると徴兵の回数が増え、徴兵の回数が増えると内政に回せる資源が枯渇し、内政の進行速度がかなり遅くなってしまうのだ。逆を言えば、徴兵の回数さえ減らせば、木材と鉄鉱の無駄遣いが減り、内政をスムーズに進められる。
内政が進んでいけば得られる資源も多くなり、部隊もより強く、そして幅広く取り揃えられるようになる。部隊をよく知り効率的な運用をすることこそが、スタートダッシュでもっとも肝要なポイントなのだ。
ちなみに部隊の柱となる武将は、課金通貨を介した登用(ガチャ)がおもな入手経路となる。またレアリティが低い武将はゲーム内で手に入る通貨を使って登用することも可能。
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序盤でおすすめの武将は、チュートリアルをこなすと手に入る蜂須賀小六。蜂須賀小六は“弓砲術II”という、弓兵と鉄砲のどちらを選んでも得意兵種となる特性を持っているため、序盤の部隊にうってつけ。
またログイン日数に応じてプレゼントされる斎藤義龍もおすすめだ。高レアリティ武将なのに編制コストが5と低いので、序盤の部隊に組み込みやすい。
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編制に関するポイントをもうひとつだけお伝えしよう。それはコストの使いかたについて。
最序盤は、1部隊のコスト上限が13に設定されている。ここに6コストと7コストの武将を入れてしまうと、3人目を編制することすらできず、部隊の汎用性を確保しづらくなってしまう。ここで覚えておきたいのが“5・5・3”というキーワード。
これはシリーズ1作目『三國志 真戦』から伝わる、序盤編制の合言葉のようなもの。コスト5の武将2名に、コスト3の武将を加えた部隊編制が、序盤ではもっともバランスを取りやすいのだ。
このセオリーは本作でも変わらないため、部隊編制の際はこの“5・5・3”を意識しよう。前述した斎藤義龍、蜂須賀小六はどちらも5コストの高レアリティ武将なので、この2名を軸に3コストの武将を加え、汎用性の高い部隊を組んでみよう。
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攻める前に資源地を偵察しよう
先にも軽く触れたが、資源は現実時間の経過とともに生産される。生産量は資源地と呼ばれる土地を守る敵との戦闘に勝ち、土地を占領していくことで増していく。
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資源は多ければ多いほど内政を進めやすくなるため、プレイヤーはより多くの資源を生産できる土地を奪い合っていくことになる。
ここで重要なのが、偵察だ。偵察は、選んだ土地に潜む敵の武将や兵種を解析するシステム。前述の通り本作における兵種の相性は、間接的に内政の進行速度にも影響を与える。敵の情報をいち早くつかむことがどれほど大きな意味を持つかは、語るまでもないだろう。
なお偵察は実行に一切のリソースを消費しないが、3分に1度しか利用できないので、覚えておこう。
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最序盤から活用するのは当然として、とくにレベル3以降の資源地に初めて挑む際には、必ず偵察をしてから攻めるように。レベル3以降の資源地での戦闘では、兵種相性を無視すると、ちゃんと痛手を負うようになっている。徴兵の回数を減らすためにも、偵察は忘れずに行うようにしよう。
徴兵回数の抑止、その小まめな積み重ねを行えるかどうかで、スタートダッシュの質は変わってくる。本作の醍醐味でもある集団戦にいち早く駆けつけるためにも、偵察の重要性は覚えておいてほしい。
建築技能を育てよう!
プレイヤーのアバターとなる城主には能力値があり、この能力値はミニゲームのクリアーや、時間経過で能力を伸ばす“修習コマンド”を通して強化していける。
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用意されている能力値は、武芸、建築、茶道、鍛冶、算術、弁論という6種類の職人技能と、騎馬、弓術、鉄砲、足軽の4種の軍学技能。それぞれの技能を伸ばしていくことで、内政はもちろん、戦闘でも有利になるわけだ。
この中でとくに序盤で進めておきたいのは、建築の技能。
建築技能を伸ばすミニゲームは、序盤のストーリーチュートリアルで、パズルのようなミニゲームをクリアーすると解放。その後、ストーリーの進行に応じて数回ミニゲームをクリアーすると、修習コマンドでも伸ばせるようになる。
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建築技能を伸ばしていくと、武将の装備を作る鍛冶場や調馬場など、マップ上に建てられる設備が解放されていく。各施設のレベル、そしてその量は自軍の戦力にも直結するので、とにかく早い段階でさまざまな施設が建築できるようにしたい。
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部隊関連の仕様やシーズン制など、シリーズ第1作から要所を引き継ぎつつも、数々の新システムを盛り込み大きくパワーアップした『信長の野望 真戦』。基本的なゲームサイクルは前作と同様だが、「“真戦”は今回が初めて!」という方は、この記事を参考に序盤攻略をこなし、一門に参加して“真戦”の醍醐味である集団戦をぜひ体感してほしい。














