スクウェア・エニックス・ホールディングスは、2024年3月期 第2四半期の連結決算を発表した。

 第2四半期連結累計期間(4月1日~9月30日)の売上高は1720億円(前年同期比5.3%増)、営業利益が173億円(33.4%減)、経常利益が261億円(42.1%減)となった。デジタルエンタテインメント事業とアミューズメント事業は、『FINAL FANTASY XVI』や『ファイナルファンタジー ピクセルリマスター』などの発売と既存店売上高が前年を上回ったことにより増収・増益となっている。

 一方で、MMOタイトルやスマートデバイス・PCブラウザ向けタイトル、出版事業においては6月に『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』、9月に『FINAL FANTASY VII EVER CRISIS』のサービスを開始したものの、既存タイトルの弱含みなどにより減収減益となった。

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以下、リリースを引用

株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス 2024年3月期 第2四半期連結決算のお知らせ

 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桐生 隆司、以下当社)は、本日、2024年3月期 第2四半期の決算発表を行いましたのでお知らせいたします。

財務ハイライト

第2四半期連結累計期間(4月1日~9 月30日)

  • 売上高(百万円)
    2024年3月期 第2四半期:172,046
    2023年3月期 第2四半期:163,392
    前年比:5.3%
  • 営業利益(百万円)
    2024年3月期 第2四半期:17,337
    2023年3月期 第2四半期:26,044
    前年比:△33.4%
  • 経常利益(百万円)
    2024年3月期 第2四半期:26,124
    2023年3月期 第2四半期:45,133
    前年比:△42.1%
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益(百万円)
    2024年3月期 第2四半期:16,623
    2023年3月期 第2四半期:39,473
    前年比:△57.9%
  • 1株当たり四半期純利益(百万円)
    2024年3月期 第2四半期:138.70円
    2023年3月期 第2四半期:329.91円
    前年比:-

ご参考:通期(4月1日~3月31日)

  • 売上高(百万円)
    2024年3月期計画:360,000
    2023年3月期:343,267
    前年比:4.9%
  • 営業利益(百万円)
    2024年3月期計画:55,000
    2023年3月期:44,331
    前年比:24.1%
  • 経常利益(百万円)
    2024年3月期計画:55,000
    2023年3月期:54,709
    前年比:0.5%
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益(百万円)
    2024年3月期計画:38,500
    2023年3月期:49,264
    前年比:△21.9%
  • 1株当たり四半期純利益(百万円)
    2024年3月期計画:321.68円
    2023年3月期:411.62円
    前年比:-

詳細な情報は本日開示の決算短信をご参照下さい。

 2024年3月期 第2四半期の概況は次のとおりです。
 デジタルエンタテインメント事業は、HD(High-Definition)ゲームにおいて「FINAL FANTASY XVI」、「ファイナルファンタジー ピクセルリマスター」等を発売したことにより、前年同期比で増収となりました。
 MMO(多人数参加型オンラインロールプレイングゲーム)は、前年同期比で減収となりました。
 スマートデバイス・PCブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツにおいては、6月に「ドラゴンクエスト チャンピオンズ」、9月に「FINAL FANTASY VII EVER CRISIS」のサービスを開始したものの、既存タイトルの弱含み等により、前年同期比で減収となりました。
 アミューズメント事業は、既存店売上高が前年を上回ったことにより、前年同期比で増収増益となりました。
 出版事業は、前年同期比で減収減益となったものの、全体として底堅く推移しました。
 ライツ・プロパティ等事業は、有力IPにかかる新規キャラクターグッズの販売が好調だったこと等によって、前年同期比で増収増益となりました。

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