ハンガリーのインディーゲームスタジオThe Wild Gentlemenが、新作アドベンチャーゲーム『Chicken Police - Into the HIVE!』を発表。日本語にも対応し、2024年にPCで配信予定。

 本作は2020年に発売されたアドベンチャーゲーム『Chicken Police - Paint it RED!』の続編。動物や昆虫などのさまざまな種族が暮らす街“クロービル”の闇に、サニー・フェザーランドとマーティ・マクチキンのニワトリ刑事(デカ)コンビがふたたび挑む。

 ゲームの形式としてはポイント・アンド・クリック型のアドベンチャーゲーム。街のさまざまな場所に向かい、聞き込みなどを行って事件を捜査していく。

 このシリーズの特徴である、俳優による実写演技に動物などの頭部を合成して作られている最高に奇妙で渋いキャラクター描写は本作でも健在。フィルム・ノワールをイメージしたコントラストの効いたモノクロ画面で動物キャラクターたちが生々しくヌルヌル動く。

動物たちが暮らす街の暗部にニワトリ刑事コンビが再び迫る! 異色のノワールADV『Chicken Police(チキンポリス)』に続編が発表。日本語にも対応し2024年にPCで配信予定
動物たちが暮らす街の暗部にニワトリ刑事コンビが再び迫る! 異色のノワールADV『Chicken Police(チキンポリス)』に続編が発表。日本語にも対応し2024年にPCで配信予定

 今作のストーリーについては詳しくは明かされていないが、タイトルやトレイラーの内容からも、昆虫族が寄り集まって暮らすというスラム“ハイヴ”を取り巻く闇が焦点になる模様。

 なお、訪れることができるクロ-ビルのロケーションは35箇所以上あり、30キャラクター以上がセリフ音声付きで登場するとのこと。今作ではサイドクエストや横道にそれた探索なども強化されているようだ。

 また公開されたスクリーンショットなどを見る限りでは、本筋の捜索パートでも証拠品の検証や返答する内容の選択といった要素が入ってきそう。尋問パートを除くと、前作では謎解きやパズル要素はあくまでノワールドラマのための小道具という軽めの感じだったが(※)、より深い内容を目指しているのかもしれない。

※詳細は前作のレビュー記事を参照のこと。

動物たちが暮らす街の暗部にニワトリ刑事コンビが再び迫る! 異色のノワールADV『Chicken Police(チキンポリス)』に続編が発表。日本語にも対応し2024年にPCで配信予定
動物たちが暮らす街の暗部にニワトリ刑事コンビが再び迫る! 異色のノワールADV『Chicken Police(チキンポリス)』に続編が発表。日本語にも対応し2024年にPCで配信予定
動物たちが暮らす街の暗部にニワトリ刑事コンビが再び迫る! 異色のノワールADV『Chicken Police(チキンポリス)』に続編が発表。日本語にも対応し2024年にPCで配信予定