スクウェア・エニックスよりサービス中のスマートフォン向けRPG『トワツガイ』初の舞台化となる『舞台 トワツガイ』が、2023年6月16日より東京都池袋にあるサンシャイン劇場にて上演スタート。
本舞台の原作はゲーム同様に白本奈緒氏(ILCA)が担当。演出・脚本はゲームではシナリオ監修を担当している松多壱岱で、同氏は舞台劇『ヨルハ』(『NieR:Automata』の舞台化作品)の演出(※『舞台少年ヨルハ』を除く)を務めたことでも知られている。
音楽は岡部啓一氏(MONACA)と瀬尾祥太郎氏(MONACA)。本舞台では、出演者たちがリレー形式で歌うキャラクターソング『トワノユメ』を歌うシーンが見どころのひとつ。
出演陣は、カラス役をAKB48の大西桃香さんが担当。なお、フクロウ役の小泉萌香さん、カッコウ役の堀越せなさん、ミヤマ役の梅原サエリはゲームでもそれぞれ同役を務めているのでゲームのイメージそのままだが、ほかの出演者もゲームキャラに演技を寄せているのか、まったく違和感なし。
本稿では、そんな『舞台 トワツガイ』のゲネプロの模様を写真メインでお届け。衣裳や武器も凝った作りになっているので、写真でじっくりと確認してほしい。
原作:白本奈緒(ILCA)
脚本・演出:松多壱岱
音楽:岡部啓一・瀬尾祥太郎(MONACA)
出演陣(敬称略)
<運命のツガイ>
<双子のツガイ>
<幼馴染のツガイ>
<共謀のツガイ>
<正邪のツガイ>
- ツバメ:飯窪春菜
CAGE(特殊災禍対策本部)
※CAGEは魔獣に対抗するために作られた組織
『トワツガイ』の世界
世界は“黒い海”に包まれ、“魔獣”と呼ばれる異形の存在が人々を蹂躙し始めていた。
そんな“魔獣”達と戦うことができるのは“トリ”と呼ばれる少女達だけだった――。
“黒い海”に浸食され始めた世界。
突如海から現れた異形の存在“魔獣”、
そしてその最たるもの“災禍の魔女”たち。
魔獣に対抗するべく人々が作り上げた組織
“特殊災禍対策本部 CAGE”は、
“トリ”と呼ばれる少女たちを戦線に送り込む。
強大な敵。戦い続ける組織。壊れていく心と体。
それでも彼女たちは抗う。
唯一無二の“ツガイ”だけを心の支えにして。
未プレイの人も安心のゲーム序盤を舞台化
本作の物語はゲーム序盤の第1章をメインに、サブストーリーなどを加え、舞台用にアレンジしたもの。なので、スマホアプリ『トワツガイ』をプレイした人にとっては物語のおさらいができ、未プレイの人は何の予備知識もなくイチから物語が楽しめる。
これはいわば、「スマホゲーム『トワツガイ』の舞台化というよりは、『トワツガイ』というコンテンツの舞台」(藤本プロデューサー)といったニュアンスが正しい。
物語は“魔獣”と呼ばれる異形たちとの戦いに否応なく巻き込まれた少女たちの戦いを描く。
魔獣に対抗できるのは“トリ”と呼ばれる特殊な能力を持つ少女たちだけ。トリたちはペアを組み、ツガイとなることで強くなる。
トリたちは唯一無二のツガイを心の拠りどころにして、ときに支え合って、ときに傷つけ合いながら終わりの見えない戦い、強大な敵に立ち向かっていく。
キャラクターソングを歌ったり、ダンスしたり
本舞台の見どころのひとつはキャラクターソング『トワノユメ』を出演者たちがリレー形式で歌うシーン。ツガイたちが想いを伝え合うように歌う様は何ともエモい。
また、出演者とアンサンブル(その他大勢のさまざまな役を演じる役者たち)全員が舞台上に登場してダンスするシーンも、舞台という生の迫力がダイレクトに味わえるシーンのひとつだ。
プロジェクションマッピング、紗幕に映し出す映像演出も効果的で臨場感抜群
舞台奥のセットにはプロジェクションマッピングでさまざまなロケーションを演出。
舞台手前の紗幕には魔獣や戦いの際に生じるエフェクトなどが表示され、ゲームのバトルシーンを生で再現したような、迫力と臨場感が味わえるものになっていた。
舞台奥のプロジェクションマッピング、舞台手前の映像、そして舞台の出演陣という奥行き感のある立体的な演出がとても印象的。
アドリブパートで少しほっこり。ネヴィ(毒舌なインコ)も登場
緊張感のある展開のなか、唯一ホッとできるシーンが“ペア適合相性テスト”というアドリブシーン。
公演ごとにツガイが選ばれ、そのツガイに問題が出題される。ツガイは答えを同時に発表し、答えが同じなら合格。違う答えだった不合格というルール。
ゲネプロではカラス&ハクチョウのツガイに「ボールを使うスポーツと言えば?」という問題が出題され、カラスは「テニス」、ハクチョウは「野球」と答えて不合格に。
繊細な少女たちの生き様が心に刻まれる舞台
サービスが開始されたばかりの『トワツガイ』の舞台。人気原作モノのゲームなら話は別だが、完全新規の作品なら人気が出てきてから舞台化がふつうだと思うけれど、ふつうじゃないのが『トワツガイ』。
果たしてどんな舞台になるのかと思っていたけれど、物語はゲーム序盤を忠実になぞった定石通りのもの。ただ、物語⇒バトルのくり返しで進む返すゲームとは違い、100%物語に集中できるために、プレイ済みの人も改めて物語を楽しめるはず。何より、生の迫力はダイレクトに心に響く。
上演は2023年6月25日まで。まだヒナとも言える若く危ういトリたちの、それぞれの覚悟や生き様を心に刻もう。
【#舞台トワツガイ チケット情報️️】
本日6/13より当日引換券販売開始しました!
この機会にぜひお申し込みください
▽イープラス
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▽ぴあ
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▽ローソン
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□公演:6/16(金)~6/25(日)
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#トワツガイ https://t.co/FLMSHRJGGS
— 舞台トワツガイ【公式】 (@towatsugai_st)
2023-06-13 10:17:11
『舞台 トワツガイ』ゲネプロ映像「その①」(Long Ver.)
『舞台 トワツガイ』ゲネプロ映像「その②」(Long Ver.)
『舞台 トワツガイ』ゲネプロ映像「その③」
『舞台 トワツガイ』ゲネプロ映像「その④」(Long Ver.)
スマートフォン向け『トワツガイ』では舞台連動イベント“舞台 トワツガイ episode0”が開催
現在、『トワツガイ』では『舞台 トワツガイ』と連動したゲーム内イベント“舞台 トワツガイ episode0”が開催中。イベントの開催に伴い、新スタイル[劇場型プロトリサーチャー]フクロウ、[劇場型プロトリサーチャー]フラミンゴが登場する。
また、「舞台 トワツガイ episode0」の開催と『舞台 トワツガイ』の上演を記念し、公式Twitter アカウント(@towatsugai)ではフォロー&リツイートキャンペーンを実施。キャンペーンに応募した方の中から、抽選で10名にAmazonギフトコード(3,000円分)がプレゼントされる。
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W開催記念フォロー&リツイートキャンペーン✨
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6月16日より『舞台 トワツガイ』上演開始!また、本日よりゲーム内舞台連動イベント「舞台 トワツガイ episode0」を開催予定!2つの開催を記念したキャンペーンを実施!
応募規約
https://t.co/QX1S3bhk7h
#トワツガイ
#舞台トワツガイ https://t.co/TT8HtvuZ2x
— トワツガイ【公式】好評配信中 (@towatsugai)
2023-06-14 12:00:01